もふもふ農園の雑草|【雑草解説】ブルーベリーやブドウのような雑草って何?

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もふもふ農園

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「雑草解説」です。過去の記事で柑橘記事を投稿していますが、その時に大規模な草むしりを行いました。草むしりの中で印象的だった雑草がありますのでいくつか紹介していきます。

最初に記事名にもある「ブルーベリー」のような「ブドウ」のような雑草の正体を伝えておきます。

「イヌホオズキ」です。この雑草の内容がすぐに知りたい場合は目次から「イヌホオズキ」にジャンプしてください。

サブローCEO
サブローCEO

雑草の話、聞かせてもらおうか。

サブローCEO
サブローCEO

寝ながらだけどな(笑)

これはサブローCEOが警備を担当するキンカンハウスの写真です。ビニールハウス内は適切な温度調整がされているため、雑草にとっても快適な環境となっています。

雑草ではなく柑橘栽培の記事が見たい場合はこちらの記事を見てみてください。

もふもふ農園の草むしり

最初に今回の草むしりの規模と目的をかるく説明しておきます。

草むしりの規模

もふもふ農園では鉢で管理している柑橘類が3種類あります。この3種類がそれぞれ50鉢あり、ビニールハウス3棟に分かれています。つまり全体としてビニールハウス3棟で計150鉢の規模です。

写真右下を見ると雑草の勢いがすごいです。雑草にとっても快適な環境ですのでぐんぐん成長して大きくなっています。定期的な草むしりをしてビニールハウス内の管理をする必要があります。

草むしりの目的

柑橘類は全て「鉢」で管理しています。鉢栽培には「場所」「管理」にメリットがあり、この詳細は先ほど伝えた「柑橘栽培」記事にて詳しく説明しています。

「鉢」で栽培すると栄養のつまった土からどんどん雑草が生えてきます。草むしりをする目的は雑草に栄養分を取られないこと。雑草によって光合成を遮られないようにすることです。

この場合、雑草の勢いがすごすぎて柑橘類が完全に隠れています。定期的に草むしりをしてビニールハウス内の管理をする必要があります。

余談ですが今回の雑草除去には約4時間半かかっています。途中でつーさんが応援にきてくれましたが、毎回重労働です。150鉢の管理は大変です。鉢と鉢周辺の雑草を一掃しました。

つーさん
つーさん

草むしりは農家の基本!

では本題の「雑草解説」に進みましょう。私が草むしりをしていて印象的だった雑草を紹介していきます。

印象的だった雑草解説

最初はもちろんタイトルにもあった「ブドウ」のような「ブルーベリー」のような雑草からです。

私は「ブルーベリー」つーさんは「ブドウ」と呼んでいます。結論から言うと「イヌホオズキ」です。

イヌホオズキ

イヌホオズキはナス科ナス属の植物です。ナスに似ていますが、役立たないことから「バカナス」と呼ばれています。

高さは70㎝ほどで横に長く広がっています。茎が多く枝分かれして放置していると生息域が拡大、除去にかなりの手間を要します。

イヌホオズキの根は地中深くに張り巡らせており、なかなか抜けません。茎も太く、素手では太刀打ちできないレベルの雑草です…もはや雑草よりも木に近いです。

サブローCEO
サブローCEO

そんな時は。

もちろん「大五郎」ですね。アスパラ農家の研修日報でおなじみのアスパラ鎌「大五郎」。私の愛用鎌です。ちなみに「大五郎」がアスパラ収穫に使われたことは未だにありません(笑)

そんな切れ味の良い鎌ですらイヌホオズキの根を切るのは大変でした。

イヌホオズキは花を咲かせ、実をつけます。最初は未熟な青い実で、熟すと1㎝ほどの黒い実になります。

このイヌホオズキは日本全土の畑や道端にも生えるため、知っている人も多いと思います。少し怖い話ですが、この実は有毒です…「ソラニン」「サポニン」を含んでいるため注意が必要です。

何だかんだで、この雑草が一番手ごわかったです。

ツユクサ

次はほっこりする雑草「ツユクサ」です。

ツユクサは「露草」と書きます。朝に咲いた花が昼にしぼむことが朝露を連想することからこの漢字になったという説があります。

雑草として扱われるツユクサですが、キレイな花です。この花言葉は「尊敬」です。

知ってる人も多いかもしれませんが、ツユクサは食べられる雑草です。私は食べたことはありませんが、味としてはクセがなく「サラダ」にも良いそうです。

トゲチシャ

名前が怖いですね。

「ノゲシ」や「ミズナ」に近いですが、太い茎と特徴的な葉「トゲチシャ」です。ビニールハウスの快適環境やこぼれ肥料により、道端でみるよりも巨大化した雑草です。

写真では見えませんが、かなり太い茎でした。キク科の植物でレタスの仲間です。荒地や道端、畑など多くの場所に生息しています。この雑草もよく見ます。

イノコヅチ

こいつも厄介です。かなり大きくなります。

めちゃくちゃ伸びます(笑)キンカンの木を超えているので1mほどの高さです。

ちなみにイノコヅチを除去すると…

こうなります。キンカンの周りを囲っていました。放置するとキンカンの成長が妨げられるので厄介な雑草です。

特徴としては葉っぱには毛が多くふさふさしています。節の分岐点はやや赤みがかった紫色をしています。ちなみにイノコヅチの若葉や蕾は食べられます。もちろん私は食べたことないです。

ノゲシ

これもよく見る雑草ですね。キク科ノゲシ属の植物です。

この綿毛が厄介で、雑草除去をしていると「ふわふわ」「ふわふわ」飛んできます。服についたり帽子についたり汗についたりしてイライラします。

日本各地に自生しておりタンポポのような花が咲きます。タンポポのさらに成長した姿と思っている人もいそうですね。花が咲く時期は4月~7月でちょうど花と綿毛のシーズンです…

ヤエムグラ

ヤエムグラの種子は「ひっつきむし」の特性があります。枯れて茶色くなったヤエムグラをむしっていると白い軍手が茶色になるほど小さいコロコロした種がひっつきます…

ビニールハウス内で快適に成長したヤエムグラは1㎡ほどの超巨大な塊でまとまっています。草むしりは楽ですが、種が嫌です(笑)

ヤエムグラも道端や畑など幅広くみられる雑草です。

オオアレチノギク

家庭菜園の敵です。ホームセンターでは「オオアレチノギク」に効く!除草剤のようなポップを見たことがあります。道端や畑など育てているのか?と思うほど生えている雑草です。

隙間があればどこにでも生えるため見かける機会も多い雑草で、日本の侵略的外来種ワースト100にも入っている日本が認めた厄介者です。

美味しいとは聞きませんが、オオアレチノギクも食べられる雑草です。菊特有の香りが強く、食欲がそそられませんが、アク抜きをしっかりして天ぷらにしてやっと食べられるとか…手間をかけて食べる系ですね…

サブローCEOが散歩中にかじっていたのが印象的でした。普通にごはんはあるのだが…

イヌドクサ

イヌドクサは多年生のシダ植物です。水辺を中心に生息していますが、市街地や畑などでもよく見られます。要はどこでも見る雑草ですね。

ビニールハウスの温度に耐えられなかったのか色が薄くて元気がありませんでした。

この雑草があるだけで管理されていない荒地感が出ますね。範囲が広く草むしりは手間ですが、地道にむしっていきました。

ちなみに豆知識としてイヌドクサの茎で爪を磨くとちょっとキレイになります。

まとめ

まだまだ多くの種類がありましたが、主要な雑草を紹介しました。

「雑草」と一括りにせず「種類」を見るとかなりの数があるものですね。

農家の基本は草むしり!もふもふ農園では定期的に草むしりを行っています。畦(あぜ)の雑草は草刈り機で一掃できますが、ビニールハウス内は重要なものが多く、草刈り機は使いにくいです。手作業がメインで重労働です。

これも「管理」の一つです。美味しい野菜や果物を作るため、日々努力していきます。

サブローCEO
サブローCEO

今回紹介した雑草のベスト3を教えてくれ。

すのうが選ぶ「厄介雑草ベスト3」!

1位はもちろん「イヌホオズキ」です。茎が太くて根が深くまで伸びているので素手では引き抜けません。非常に厄介です。2位は「ヤエムグラ」です。ひっつきむしがあちこちに付きます。軍手は次に使おうと思わないレベルになります。3位は「ノゲシ」です。シンプルに綿毛にイラっとします。根本を持って引き抜くと上から綿毛が降り注ぐ…厄介です。

イヌホオズキ>ヤエムグラ>ノゲシ

「雑草紹介」いかがでしたか?今後も草むしりは定期的に行いますので、印象的な雑草があれば都度、更新していきます。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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