初心者剪定のその後|バッサリ切っても大丈夫だった件

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています
もふもふ農園

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「初心者剪定のその後」です。冬に「ポンカン剪定」に挑戦してバッサリ切った内容を記事にしましたが、今回は初心者剪定の結果を記事にまとめていきます。

ちなみに初心者剪定の記事はこちらになります。多少YouTubeや書籍で勉強しましたが、剪定自体は初めてで緊張しました。ポンカンの木によっては3割程度バッサリ切ったものもあり、今年の生育への影響を心配していました。

今回の記事内容を先にまとめておくと、剪定でバッサリ切ったけれど花がたくさん咲いて良い状態でした。そんな内容です。余談として「せとか」「姫レモン」の状態も合わせて報告していきます。

初心者剪定のその後

以前の記事にて剪定の話をしていました。剪定で心がけたポイントは「全体的に光が届くように枝を切る」「混み合った枝を間引く」「枯れた枝を切る」「徒長枝や多く枝分かれした枝など不要な枝を切る」「長く伸びた枝は1/3ほど切り戻す」このあたりです。

余計なことは考えずに上記のポイントに沿って剪定を行いました。気持ちとしては剪定初心者のため不安がありましたが、もし失敗しても今年の実がつかないだけで枯れたりはしない!そう割り切ってバッサリ切っていきました。

加えて、剪定するポンカンの量が多かったので1本ずつ時間をかける訳にはいきません。スピード重視で進めました。

春に花の咲く春枝を切ってしまったり、切るべき夏枝を残したりしていましたが、結果は問題ありませんでした。たくさんの花が咲きました。

むしろ咲きすぎて困ってしまうほどです(笑)

もふもふ農園の主つーさんからは剪定に関してやり方を教えてもらえず自分で調べてやってみましたが大丈夫そうです。もしかしたら何か問題が出てくるのかもしれませんが花はたくさん咲きました。

今後は摘花・摘果により果実の質を高めていきたいと思います。

そして、新芽も多く出て見た目が綺麗になりました。

冬場は葉が薄く、黄色っぽくなっていたり、すす病により汚れた葉っぱが多い印象でしたが一気に元気なポンカンハウスになりました。

今回の記事で伝えたいことは、「初心者剪定でも大丈夫!だいたい花は咲く!」と言うことです。剪定時に木の前で悩んで時間をかけるよりも思い切って切る!もしくは残す!この決断を早くしてスピード重視で作業することをおすすめします。

最低限の知識さえあれば、うちのポンカンのようにたくさんの花が咲くと思います。今後のポンカンの成長は定期的に記事にまとめて投稿していこうと思います。

2022.12 追記

時は流れ、2022年の12月になりました。

あれからポンカンや不知火の果実はどうなったのか、そこを追記していきます。

こちらはポンカンですね。花が咲いてからはあまり様子を見に行くことができず、摘花や摘果作業は行えませんでした。

写真を見て分かるようにたくさんの果実が実りました。1個の重さは120gから180g程度で小ぶりなものが多い印象でした。果実は小ぶりですが、品質は良く、とても美味しいポンカンでした。

ポンカンや不知火などの柑橘は見た目はオレンジ色をしていても酸味が残っている場合が多いです。

写真のポンカンもまだまだ酸味が強く、このまま樹で熟すかポンカン高温予措作業が必要となります。今回のテーマが剪定後の話ですので予措については省きます。収穫した柑橘の酸味が強かったり、貯蔵期間を長くする作業について知りたい場合は別の記事にまとめていますので、そちらを参考にしてみて下さい。

ポンカンだけではなく、不知火も見ていきましょう。

こちらもたくさん実がつきました。1個の重さは300gから400gくらいで、ずっしりしたサイズで食べ応えもばっちりです。

個人的な見解ですが、摘花や摘果により果実のサイズを大きくしたりする作業は必要と言われていますが、何もしなくても今回のようにしっかり実りました。つまり、ある程度は果樹側で調整しているのだと思います。

今後は、形の悪いものを落としたり、樹勢の落ちた果樹には実を付けないような最低限の管理はしようと思いますが、そのほかは基本は放置スタイルで栽培していきます。

余談①柑橘の大トロせとか

もふもふ農園では「せとか」の栽培も行っています。「せとか」は柑橘界の大トロと呼ばれるほどの高級な果実です。

そんな大トロせとかは救出劇にて露地栽培から鉢栽培に変更となりました。その内容はこちらの記事にまとめています。

露地栽培と管理不足にてボロボロになったせとかでしたが、鉢栽培によって元気を取り戻して今ではこの通りです。

たくさんの芽が出てボリュームアップ。少しずつ汚れてボロボロになった葉っぱを落として綺麗な状態にしています。

新しい芽が出て、たくさんの花が咲きました。せとかは実にたくさんのエネルギーを送ってしまう性質があるそうで、実のつけすぎは木が弱る原因になるそうです。

たくさんの花が咲いて果実がたくさん収穫できそうですが、こちらも摘花・摘果を行って木の成長を優先させていく予定です。

今年は2つから5つほどの収穫を目指していきます。

2022年 冬のせとか

その後の話をしていきます。せとか栽培を勉強し、こちらは摘花・摘果を行った方が良いと判断し、かなりの量を落としました。最終的に付けた果実は10個でどれも綺麗な形・色になりました。

12月で半分程度は収穫しましたが、残りは樹熟せとかにしたいと思っています。収穫は1月下旬から2月下旬あたりを狙います。

葉っぱや枝に病害虫の発生はなく、良い果実が実りました。若干小ぶりなせとかでしたが今年は満足いく栽培ができました。

余談②姫レモン

レモンにも変化がありました。もふもふ農園のレモンは2021年の12月に栽培を開始しました。70本の苗木を購入して全て鉢栽培しています。

レモン栽培はオリジナルの土作りから記事を投稿しており記事はカテゴリー「レモン日記」にまとめています。レモン栽培に興味があればカテゴリーから記事を探してみてください。

レモン栽培から約4か月が経過し、レモンの苗木にも変化がありました。特に成長を感じたのが「姫レモン」でした。

新しく芽が出て小さな蕾がつきました。ここから2週間程度で花が咲きました。

葉が大きく開き、花もたくさん咲きました。姫レモンの果実は小ぶりですが、オレンジ色のレモン・香りが独特との特徴があり収穫が楽しみです。

こちらもほとんどの花や果実は落とすようにして木の成長を優先させていきます。

まとめ

「剪定」と言うと難しく聞こえてしまうので、「手入れ」くらいの認識で作業すると良いと思います。太陽の光が届くように手入れをして、長く伸びた枝を切ったり切り戻したりする。これだけでも変わってくると思います。

仮に切りすぎたり、春枝を切ってしまっても枯れることは少ないでしょう。私も切りすぎたかな…と思っていましたが結局たくさんの花が咲いて、新芽が出て木にボリュームが出ました。

最初から100点の結果を求めずに、まずはやってみる!これが大事です。失敗は翌年の作業で活かせばいいんです。

今回はたくさん花が咲きました。今後の成長具合は記事にまとめて投稿していきますので興味があれば見てやってください。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました