もふもふ農園の黒豆栽培|【過酷】終わらない草むしり

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もふもふ農園

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「草むしり」です。もふもふ農園の黒豆栽培にて大量の雑草をむしりました。黒豆の草むしりは毎年、梨の収穫が終わってひと段落したら行っているのですが、農業研修の中でも上位に入るほど過酷な作業です…今回は過酷な草むしりを知ってもらいたくて記事にしました。

サブローCEO
サブローCEO

過酷な草むしり、教えてもらおうか。

もふもふ農園の黒豆規模

もふもふ農園の黒豆栽培の規模は4町です。面積「町」について説明しておきます。

分かりやすく言うと1町はだいたい10,000㎡くらいです。10,000㎡は100m×100mですのでそれが4つ分ですね。(※1町=9917.35537㎡)

1町
約3,000坪
約9,900㎡
約10反

トータルで4町の黒豆栽培を行っており、いくつかの黒豆畑に分かれています。

ここでは農道を挟んで右と左に分かれています。

それでも1つあたりは広いです。この黒豆畑に入って、畝間を進んで雑草を除去していきます。単純な作業と思われそうですが、肉体面・精神面でもかなりキツい作業です。

肉体面/精神面に過酷な作業

草むしり…と言えば想像がつきますが、この黒豆畑の草むしりはレベルが違います。

肉体面

肉体面では「雑草量」「運搬」が過酷です。雑草が多く発生しているエリアでは作業がなかなか進みません。黒豆畑の豊富な栄養をたっぷり吸収した雑草は驚くほど巨大になります。

茎の本数を増やして、しっかりと根を張って抵抗してきます。現状の黒豆はだいたい100㎝~120㎝ほどの高さですが、雑草は高いもので200㎝くらいあります。

黒豆の葉で光が遮られたら雑草はそこまで生えてきませんが雑草が先に伸びた場合はどんどん大きくなります。

黒豆を押しのけて大きく枝や葉を伸ばしていきます。この雑草を除去することが今回の研修内容です。

ちなみに抜いた雑草は黒豆畑の端まで持っていきます。これはこぼれ種が残ったり、黒豆を覆ったり、収穫時に邪魔にならないようにするためです。

端から端までは200m以上あるため、中央で雑草を抜いたらそこから歩いて端に捨てに行きます。とにかく移動が多いです。黒豆は茎が細く、すぐに倒れてしまいますので畝間の移動も気を使います。黒豆を倒さないように雑草を除去して捨てに行きます。

精神面

肉体面が過酷だけならまだ良いのですがこの作業は「精神面」でも過酷な作業です。

精神面では「虫」「完全防備による暑さ」です。黒豆には大量の虫が潜んでいます。研修期間で確認した虫は、芋虫系・毛虫系・蝶・蛾・蜂・トンボ・カナブン・蛇などです。

特に芋虫系は黒豆の畝間を通っていくと服に付きますので背筋がぞわぞわします…私は芋虫系が苦手なのです。

尺取虫のように移動してくるものや服に張り付くものもいて精神的に病みそうです。ちなみに昨年の最初の研修ではジャージで草むしりをしましたが…想像できる通り…地獄でした。畝間を進むと次から次へと芋虫が…

今年はバイクウェアのような耐水・気密・つるつる素材の服装にしました。それでも少しは虫が付きますが、昨年に比べたら被害が軽減できました。

そして服装を変更したことにより「暑さ」が加わりました。上から帽子・首タオル・耐水グローブ・手首までしっかり止められる耐水・つるつる服・長靴。完全防備はできましたが、めちゃくちゃ暑いです。

1時間も作業をしていると中が蒸れて汗だくになってしまいます。1日研修の日は「早朝」「午前」「昼一」「夕方」の計4回着替えをします。

ちなみにつーさんは早朝や夕方は半袖で作業しています。虫を全く気にしていません。

つーさん
つーさん

気にしてたら終わらんぞ。

黒豆の雑草

黒豆畑の雑草は結構種類があります。豆系やほかの田んぼ・畑で見られる雑草が生えてきます。黒豆の成長が早い場合は黒豆の葉っぱで光が遮られて雑草が抑制されますが、雑草が先なら光を求めてどんどん伸びていきます。

今回の雑草除去で印象に残っているのはタデ系の雑草です。これは「イヌタデ」です。

イヌタデはタデ科のよくみる雑草です。田んぼや畑でなくても道端や住宅街の端にも生えてきます。このイヌタデの量がとても多く、何回も運搬していました。

他にも「アオゲイトウ系」も多く発生しています。たまに茎が紫っぽい色をした「ムラサキアオゲイトウ」も出ています。

この他にも「ヒエ類・シロザ・ヒユ類」など多くの雑草がありました。黒豆の雑草は多いですね。畝間には頻繁に入らないので気が付いたら雑草が目立っています。

研修(作業)内容

研修内容は至ってシンプルです。「草むしり」ただこれだけです。草を根から引っこ抜くか、鎌で刈り取るかの選択がありますが一般的には根を残して刈り取るのが良いそうです。

ちなみに地下茎で増えていく雑草に関しては根から抜くのが正解です。スギナやヨモギあたりは地下茎から増える雑草ですのでこれらは刈るよりも抜いたほうが良いです。

刈り取りのコツは根元の「成長点」より下を意識して刈り取ることです。成長点を残すとすぐに生えてしまいます。

ちなみに私は、基本的に根から抜きます!(笑)

刈り取る時もありますが、この黒豆研修に限っては抜きます。理由として、虫が嫌だからです!刈り取る→根本を持って鎌で刈り取る。つまりかがんで作業する=黒豆の下に潜る=虫が近い…黒豆の葉っぱの裏には芋虫系が隠れています。つまり潜ると虫が首や肩に付く可能性が高まります!理想は刈り取りと認識していますが、それでも。

すのう
すのう

嫌です。

そもそも私の考えでは根から抜いても、黒豆の葉っぱで光は遮られるのだから次の雑草は生えてきません。ならば刈っても抜いてもいいじゃないか。と思っています。

なので根から抜きます。ある程度まとまったら黒豆畑の端の端に捨てに行きます。

さて、黒豆畑にはその場所その場所によってメインの雑草が異なります。ここはタデ系が多いのにここはアオゲイトウ系が多いなどです。まれに雑草が全くないありがたい場所もありました。

だいたいは塊で雑草エリアになっており、ひたすらに突き進みます。黒豆の茎は弱いため倒さないように気を付けて作業していきます。

ちょっと指が映ってますが、ここが一番のハード場所です。奥はほぼ雑草です。ちなみにここは1日では終わらず、平日も通って草むしりをしていますが、まだ終わりません。雑草が大繁殖しており、見ただけであきらめたくなるほどです。

それでも作業をしないと始まりません。千里の道も一歩からと自分に言い聞かせてひたすらにむしっていきます。

これも序の口。むしった雑草はある程度まとまったら端まで持っていきます。この運搬も大変です。

ちなみに3時間ほどむしり続けて仮置きした雑草の山がこちらです。

横が黒豆ですので約100㎝…。はるかに高い雑草の山ができました。

これが雪の塊なら大人も入れる「かまくら」が作れるレベルです。3時間ほど作業して、ここまでむしっても全体としてみると10%から15%ほどの進捗率です。

特に今年は黒豆栽培面積が広いため例年に比べて過酷さが桁違いになっています。

まとめ

黒豆畑には多くの雑草があり、草むしりが大変です。

梨園の収穫やネットの片付けが終わってからは黒豆研修を進めていますが、まだまだ草むしりが終わりません。しばらくはこの作業がメインになりそうです。

 

サブさんもパトロールのついでに黒豆畑の確認に来てくれます。

サブローCEO
サブローCEO

働け!

肉体面でも精神面でも過酷な黒豆研修ですが、美味しい黒豆をたくさん収穫できるように草むしりを頑張っていきます。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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