キウイ日記|最近ほったらかしの黄色系キウイの話

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キウイ日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「キウイ栽培」です。前回のキウイ日記記事の投稿後くらいから、特に作業をすることもなく、ほったらかし状態となっています。春や夏は枝が旺盛に伸びて誘引や摘心などが大変でしたが、秋になると成長も穏やかになってきました。

今回は、キウイの成長具合の報告と前回の記事以降に行ったことを簡単にまとめて報告していきます。今のところは1本も枯れたものはなく順調栽培と言えそうです。うちのキウイ栽培に興味があればカテゴリー「キウイ日記」から記事を探してみてください。

キウイ日記|最近の作業報告

最近の作業の中で注目するものはやはり「収穫」作業です。

うちのキウイは2022年の3月に栽培を始めました。苗木を露地植えして栽培1年目となりますが、いきなり果実をつけてみました。本来1年目や2年目は成長を優先させて果実はつけないのが定石ですが、今年は各雌木に1個実をつけました。

収穫作業

栽培を続ける中でキウイの果実が食害にあったり、しおれてしまったりして結果的に1個だけ収穫できました。品種としては黄色系キウイの「東京ゴールド」で小ぶりなキウイを収穫しました。

収穫時期はキウイの品種によって異なりますが、黄色系キウイであれば11月上旬を目安に収穫するのがいいと思います。ただ、霜に当たると果実が傷むため露地栽培であれば霜が降りる前に収穫を終えるようにします。

収穫方法は果実を握って持ち上げながら軽くひねるとポロっと取れます。

2022年の収穫分は1個で私がおいしくいただきました。

ちなみに1年目から収穫してみて「やはり実をつけるべきではない」と感じました。

理由としては1年生の苗木を植え付けて実を付けたため低い位置でキウイができました。低い位置なので食害にあいやすい・果実が風に揺れて枝に当たる(傷が付く)ことが気になりました。

キウイ棚から実った果実ならそのようなリスクが低減する気がします。2023年はキウイ棚の位置で果実を実らせて検証してみます。

追熟作業

知っている人が多いと思いますが、収穫した果実はかたくて甘みもほとんどないため追熟が必要となります。

追熟とは一部の果物などを収穫後、一定期間置き甘さを増したり果肉をやわらかくする処理のことです。市販されているキウイも追熟前のものがありますので購入して自分で追熟処理することが一般的です。

では、どうやってキウイを追熟させるのでしょうか?

キウイはエチレンと言う成熟ホルモンの作用により甘く・柔らかくなります。エチレンと聞くと分かりにくいですが、知名度のあるところで言うと「リンゴ」や「バナナ」を追熟前のキウイと一緒に入れることでキウイが追熟し、甘くなります。

これはリンゴやバナナから出るエチレンによりキウイが追熟する仕組みです。キウイとリンゴを同じ袋に入れて一週間ほど置いておくと追熟が進みます。1個のリンゴで10個のキウイを追熟させるくらいが目安のようでキウイの量に合わせてリンゴを調整します。

キウイが柔らかくなれば追熟したと判断でき、食べごろとなります。

農園の収穫キウイ

もふもふ農園として収穫したキウイは1個です(笑)

キウイとリンゴをマンツーマンで入れて追熟処理しました。

時間の経過とともにキウイが柔らかくなってきて1週間ほどで追熟済みと判断しました。

追熟は難しい作業ではなくキウイとリンゴを一緒の袋に入れるだけです。

2023年にたくさん収穫できたら追熟キウイを直売所に出荷しようと考えています。

黄色系キウイの試食

収穫して追熟したら食べるだけです。収穫が1個だけなのですぐに食べ終わり物足りません(笑)2023年の収獲に期待します。

気になる味ですが、食べ比べる相手(緑系キウイや赤系キウイ)がいなかったこともあり、特に違いは分かりませんでした…ただ、美味しいキウイだったのでたくさん収穫できたら自信をもって直売所に出荷したいと思います。

まとめ

キウイは手のかからない果樹に感じます。栽培はもうすぐ丸1年となりますが病害虫の発生はなく、農薬散布も行っていません。ツル系植物は厄介ですがキウイはそこが強みと感じます。

雌木につけた果実は残念ながら1個しか収穫できませんでしたが来年はたくさん収穫できたら良いと思います。

うちのキウイは露地栽培ですがツルがキウイ棚にしっかりと巻き付き雨や風にも負けずにしっかり成長しています。今後の成長も楽しみです。

この記事を書いている2023年1月上旬のキウイは寒さにより葉っぱが全て落ちました。落葉果樹の特徴でもあるため休眠期に入ったようです。2月頃になれば少し剪定を行って春に備えたいと思います。

今後も何かあれば記事を更新していきます。

今回も最後まで読んで頂き感謝です。

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