キウイの剪定とリース作り|失敗!?短梢剪定はダメだと知った話

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キウイ日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「キウイの剪定」です。ついでに剪定した枝を使ってリースも作ってみました。記事内ではキウイを剪定した話、キウイの枝(ツル)でリースを作ってみた話をまとめて書いていきます。

最初に結論を伝えておくと「剪定に失敗した‼」…かもしれません。これは私の知識不足でキウイの特性を理解していなかったことによるものです。結果は翌年に分かりますが、ダメな剪定をしてしまったことにより今回剪定したキウイの樹は2024年には収穫できないのかもしれません。

失敗した理由も合わせて書いていきますのでキウイを栽培されている方は特性を理解して楽しいキウイライフを送ってください。

リース作りに関しては簡単に味のあるリースを作ることができました。自然のものを利用したリースは同じように作っても違いがでるので面白いです。リース作りは剪定したキウイの枝だけで作ることができるため、剪定枝を廃棄せずにリース作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

キウイ日記|剪定とリース作り

では、最初に2023年12月下旬のキウイを見ていきましょう。

主枝からたくさんの枝が出ています。葉がほとんど落ちたため、2023年の12月下旬から剪定を始めました。

2023年はコガネムシに葉を食い荒らされましたが、たくさんの果実を収穫することができて満足しています。コガネムシへの対処が後手に回ったことで被害が拡大してしまった反省点は2024年の栽培に活かすようにして新しい対策を行おうと思っています。

さて、今回行う剪定ですが「短梢剪定」を行いました。

※この時点ではキウイの短梢剪定は望ましくないことを知らずにバッサリ枝を切りました。

どのような結果になるかは2024年のカテゴリー「キウイ日記」に記事を投稿していきます。

キウイの短梢剪定

短梢剪定とは、枝を短く切る剪定方法で考えることが減り(枝を残す・切る・切り戻す)、剪定の経験が浅くても簡単に行えるメリットがあります。

特にブドウ栽培では短梢剪定を取り入れている農家さんも多く、今回はキウイ栽培でも取り入れようと思いました。

キウイ栽培の教科書では主枝から発生した「枝は7芽ほど残して切る」と書かれていましたが、ブドウ栽培で取り入れている短梢剪定に興味があったためバッサリ切りました。

うちのキウイは2本主枝のオールバック仕立てでキウイ棚に誘引していますが、今回の短梢剪定で全て1芽残して枝を切りました。

見た目的には主枝だけ残った形になります。そしてこの短梢剪定をしてしまうと…翌年に花芽がつかないらしいです…

キウイの特性|混合花芽

今回私がキウイの短梢剪定を行ったのはキウイやブドウは混合花芽の果樹だったから同じ剪定方法で良いと思ったからです。

混合花芽とは花芽・葉芽の区別がつかないことで柑橘類もこの混合花芽のグループに属しています。

ちなみに葉芽とは伸びた枝に葉っぱしかつきません。花芽は伸びた枝に葉っぱと花がつきます。少し難しい話になってきましたが要は混合花芽のグループはどこに葉芽があるか、花芽があるか分からないと言うことです。

逆に葉芽・花芽の区別がつくグループは純正花芽と呼ばれています。こちらには梨やイチジクが該当します。

キウイの枝からポコっとしたものが確認できますが、こちらが翌年に伸びて枝に葉や花がつきます。現段階ではこちらが葉芽なのか花芽なのか判別することができません。これが混合花芽です。

キウイの剪定|ブドウとキウイ

さて、ブドウもキウイも混合花芽の果樹ですが、なぜブドウは短梢剪定が可能でキウイはダメなのでしょうか?栽培の教科書によると…

「ブドウは巻きひげの位置に着果するのに対し、キウイフルーツは節の定芽の位置に着果します」と書かれていました。この文章では私のようなキウイ栽培初心者には理解が追い付きません(笑)

分かりやすい説明を探していると、「キウイはブドウと異なりつるの基部には花芽がついていないので、短梢剪定は適切ではない」と書かれていました。つまり基部の1芽を残しても果実がつかない?そういうことでしょうか。

ただ、個人的には混合花芽で葉芽・花芽の区別がつかず、ブドウと同じグループなので短梢剪定は可能なのでは?とも疑問が残ります。

剪定の途中で気付いた部分もありますが、雌の黄色系キウイの半分(3本)は短梢剪定をやり切りました。これで果実が付かなければ短梢剪定はダメだったと身をもって知ることができます。キウイ栽培はまだ始めたばかりで飲食店・直売所出荷分も限られていますので最悪収穫量が激減しても迷惑をかけることもありません。思い切って剪定し、様子を見ていきます。

キウイの剪定|栽培の教科書

栽培の教科書によるとキウイ剪定のコツは①主枝の調整、②枝の更新、③芽の残し方だそうです。

主枝の調整は骨格の調整です。メインとなる枝を真っすぐ誘引して10芽ほど残して切る、枝は細いものほど短く切り、太い枝ほど長く残すことを心がけます。キウイの剪定では芽と芽の中心で切り、果実が実らなくなってきた枝は次の枝に更新する。このようなことが書かれていました。

とりあえず、黄色系キウイの剪定はあと3本残っているためこちらは1月くらいに教科書通りの選定を行い、翌年の様子を見ていこうと思います。

ちなみに果実の付いた部分より後の位置にしか翌年は果実が付かないとも書かれていました。それが本当なら翌年は短梢剪定したキウイはほぼ果実がつきません…

結果は翌年に分かりますが、とても不安です。

キウイのリース作り

短梢剪定をしたことによって、キウイの枝がたくさん出ました。そのまま処分しても良かったのですがどうせなら何か活用したいと思いました。

ネットで「キウイ 枝 活用」と検索するとキウイのツルでリース作りのような記事を目にしました。自然のものを使った作品はどれも違う部分があって味が出ます。作り方も単純で簡単そうでしたのでキウイのリースを作ってみました。

剪定で落とした枝から長いものを選んで思うように円を作っていきます。この時、強い力をかけてしまうと枝が折れてしまうため枝の様子を感じながら作業を行います。

長い枝を使って巻いてみました。

これだと少し寂しいのでこのリースに2本目、3本目の枝を巻いていきます。

それっぽい見た目になったのではないでしょうか。写真のリースでキウイの枝を3本使いました。ここから枝を固定するのであれば手芸用品を使ったり、リースの飾りを取り付けたりしていきます。

ちなみに冬の剪定時の枝でリースを作ってみましたが、春の枝であればより加工しやすいそうです。キウイの雄木であれば花が咲いた後に枝を落としてリース作りができそうですね。

まとめ

キウイの剪定方法として「短梢剪定」は推奨されていないことを知りました。キウイやブドウは混合花芽のグループでどこに葉芽・花芽があるかは分かりません。同じグループのブドウは枝を短く剪定しても花芽がありますが、キウイは花芽がない…個人的にはまだ納得していないですが、栽培の教科書に書かれているならきっとそうなのでしょう。

結果は来年に分かる事ですのでひとまず様子を見ていきます。結果が分かれば記事にまとめてカテゴリー「キウイ日記」に投稿していきます。キウイ栽培はまだまだ初心者ですので今後もしっかり勉強してキウイを作りこなしていきたいです。

レモンやポンカンなどの柑橘類は剪定した枝の活用法があまりありませんがキウイは剪定した枝がリースになります。販売先が確保できれば果実だけでなくや雄キウイの花粉がお金に変わる可能性が出ています。

活用法がたくさんあるキウイ栽培、今後もいろいろなことをチャレンジしていきたいと思います。

今回も最後まで読んで頂き感謝です。

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