キウイの栽培記録|2024.5

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キウイ日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「キウイフルーツの栽培記録」です。

2022年の3月に路地植えしたキウイフルーツですが、定期的に栽培の記録を残そうと思い記事を投稿することにしました。今回は2024年5月のキウイを記事にまとめていきます。

ちなみに昨年はたくさんの果実を収穫することができ、一部は直売所に出荷して利益になりました。栽培から丸2年が経過した2024年はどれくらいの果実が収穫できるのか楽しみです(^^)

さて、順調と言えそうなキウイ栽培ですが、気になる点も出ています。

以前の記事でも書いていましたが剪定方法をブドウと同様に超短梢で剪定しているため花芽がつくかが心配です。栽培の教科書によるとキウイフルーツは7芽ほどを残して切ることで花芽がつき、安定して果実を収穫できると書かれていました。

私はキウイを主枝2本確保してオールバック仕立てにしていますが、冬の剪定で主枝から1芽残した超短梢の剪定をしています。2024年は花芽が確保できるのか、順調に栽培できるのか気になります。

キウイフルーツ栽培記録2024.5

キウイ日記の記事はあまり投稿できておらず久しぶりの投稿ですね。

レモン栽培だと色々な管理をしていたので記事数も多くなりますが、キウイは正直に言ってあまり手がかからず放置気味でもすくすく育ってます(笑)

病害虫に強く、ツルをどんどん伸ばすキウイは路地栽培でも他の雑草に負けずに育っています。

昨年の栽培で言えば「コガネムシ」の食害を受けて葉っぱがボロボロになった時は焦りましたがその他は大きな問題なく栽培できています。今年はコガネムシ対策に効果があるという秘密兵器を購入しましたので今後の記事で結果を報告したいと思っています。

さて、キウイ管理として3月には有機肥料と化成肥料と少量の牛糞堆肥を撒いて春からの栄養源としました。今のところ考えている追肥タイミングとしては3月・6月・9月・11月で、加えて定期的なミネラル散布をしたいです。今までは2Lの小型散布機でちまちまミネラルや天然防除資材(ニームオイルなど)を散布していましたがさすがに栽培面積からして道具の買い替えが必要だと思いました。

私の父ツーさんから20Lの電動散布機をもらったので今後はこちらを使っていきます。個人的には今まで使っていた散布機(マルハチ2L)はコスパ良し、使い勝手良しでお気に入りでした。栽培面積が小さい方で小型の散布機を検討している方はマルハチ2Lを試してみるのがおすすめです(^^)

では、5月のキウイの生育状況をご覧ください。

たくさんの葉っぱ・蕾が確認でき、今年も収穫が期待できそうです。

では地上部の方も見ていきましょう。

雑草まみれに思われるかもしれませんが、ほとんどがナギナタガヤです。部分的に背の低い雑草を残している場所もありますが思い描いたキウイ園に近づきつつあります。

昨年や一昨年はツル系雑草のヤブカラシやアサガオが大繁殖して路地植えの果樹を覆っていましたが今年はヤブカラシもアサガオもほとんど確認していません。ナギナタガヤやクローバーが先行して地表を覆った結果、他の雑草を抑制していると感じました。

草丈のあるナギナタガヤは今の状態では邪魔ですが夏前には自然に倒伏して地表を覆います。今の時期が一番邪魔で他の農作業している方から見ると雑草だらけのキウイ園に見えてしまうのがネックです(笑)

ちなみにナギナタガヤやクローバー以外にもせとか栽培でヘアリーベッチを使ってみました。個人的にはナギナタガヤやクローバーよりもヘアリーベッチの方が管理しやすい気がしました。どんどんツルを伸ばして生息域を拡大していきますが根っこは最初に出た部分だけですので簡単に片付けができるメリットがあります。

来シーズンはキウイ園に取り入れようか検討中です。

最近の気温は20℃を上回る日がほとんどで時おり夏を感じます。4月ごろよりキウイが一斉に芽吹き、キウイ棚が緑になってきました。

5月になるとたくさんの蕾を確認でき、気になっていた超短梢剪定問題は解決して安心しました。

久々のキウイ作業は芽かきです。たくさんの芽がついてきたので不要な部分の芽かきを行いました。意味合いとしては余計な養分を使わないようにいずれ切ると思われる位置の芽を先に落としておきます。

いずれ切る位置というのは、例えばキウイ棚より低い位置の芽はほぼ落とします。うちのキウイ棚は高さ約2mくらいですので地上から1mの位置でキウイの芽が出て成長しても使い道はありません。将来的に切るならば芽が小さいうちに落としてしまおうと言うことです。

芽かきは特に道具を使わず手でポロポロと落としていきます。

キウイの枝が少し伸びていましたのでついでに誘引も行いました。麻紐を使ってキウイの枝をキウイ棚に固定していきます。私は誘引作業では大容量の麻紐とアイアイカッターを使っています。麻紐は何かと使いますのでコスパの良い大容量サイズを、アイアイカッターは手に装着したまま作業を続けられるため愛用しています。

アイアイカッターを使ったことがない人は一度使って欲しいレベルで作業効率がアップします。以前は麻紐とハサミで誘引作業をしていましたがハサミをなくすこともあり首掛けに変更、次は首からぷらぷら揺れるハサミが鬱陶しい(笑)

値段が安いので買いやすいことに加えてシンプルな形状で使い勝手も良い。おすすめです。

過去の使用経験でいうと1年は使えますが刃が錆びてくるので定期的に交換しても良いかなと思います。私は錆びても麻紐が切れるうちは使っています。

追記5月18日

黄色系キウイは5月中旬に満開となりました。特に今年はアップルキウイの勢いが良くたくさんの花が咲きました。考えられる原因として、昨年はアップルキウイの摘蕾、摘果は念入りに行って実らせる果実量をかなり減らしました。一方で東京ゴールドは成長に勢いがあったためかなりの量をつけました。

今年は生育状態や樹の勢いを見つつ果実量を調整していきたいと思います。

昨年は雄のキウイから花粉を採取したり、人工授粉をしたりしましたが今年は一旦何もしないでおきます。人工授粉した方が品質の高いキウイが収穫できると言われていますが何もしなかった場合はどれくらいの果実量なのか、品質はどうかを確認したいためです。

雄のキウイと雌のキウイでは2mから4mほど離れていますが蜂や小さな虫も多いのでそれなりに受粉できていると思います。

まとめ

キウイ園では草と共存する栽培「草生栽培」に挑戦しています。

雑草対策として除草剤や防草シートを使うのも一つですが、個人的には有機物の補給サイクルを取り入れたいと思っています。特にナギナタガヤは夏頃には自然倒伏して枯れ、ゆっくりと分解されていきます。秋の終わりにはこぼれ種が発芽して次のサイクルが生まれます。微生物の助けも借りながら良い栽培方法を見つけていきたいと思います。

草を残すようにしてから生き物が増えたと感じます。雑草を抜いてみると土にはたくさんのミミズがいたり小さな虫からそれを食べる鳥がいたり生き物の住処になっています。

・・・この間は蛇が出てかなり驚きました。

程よく手入れをして理想のキウイ園を作り上げたいと思います。

今回は短い記事としてキウイの栽培記録をテーマに記事を書いていきました。

キウイ栽培はまだまだ初心者ですが色々と試行錯誤して良い栽培方法を見つけていきたいと思います。特に2024年はキウイのジョイントに挑戦しようと思っています。ジョイントは主枝の先端を別のキウイに継ぎ面倒な先端処理を考えなくても良い管理方法です。

梨栽培で知った管理方法ですがキウイでもできるそうですので挑戦したいと思います。

キウイは路地栽培でもしっかり育つ初心者にぴったりの果樹だと思います。ツル系の植物ですのでほったらかしにしていると無法地帯になってしまうため適度に管理は必要ですが果実もしっかり実ります。春にはたくさんの白い花が咲きキウイで花見もできます(^^)

キウイ栽培に興味があればカテゴリー「キウイ日記」から記事を選んで読んでみてください。記事数も少しずつ増えてきています。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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