レモン栽培|レモンのトゲ切りと一括給水システムの話

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レモン日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「レモンのトゲ切りと水やり」です。レモンには鋭いトゲがありますので、それをカットした話と鉢の水やりをテーマにして記事を書いていきます。

この記事はカテゴリー「レモン日記」に含まれています。レモン日記では新規にレモン栽培をするため鉢の準備から土作り、栽培するレモンの品種選びから定植・栽培状況を定期的に記事にしています。興味があれば、カテゴリー内の記事も見てもらえると嬉しいです。

レモンのトゲ切りと水やり

余談ですが、もふもふ農園のレモンが増えました。

つーさんが璃の香(りのか)の苗木を20本追加していました。璃の香は人気があり、病気に強く、実が大きく、育てやすい品種となっています。この璃の香20本を追加してもふもふ農園のレモン栽培はビアフランカ40本・璃の香25本・姫レモン5本となりました。

この選んだ品種の特徴は別の記事で紹介しています。品種によって違いがありますので調べてみると面白いです。

レモンのトゲ切り

レモン栽培で気をつけるポイントは「トゲ」です。剪定する時もそうですが、苗木の状態からトゲがありますので定植時にも手に刺さる危険があります。

そんな危険なトゲですが、生育には関係ありませんので切っても大丈夫です。むしろトゲで葉を痛めたり、実ができたとしてもトゲで傷が付いたりすることを考えたら先に切った方がメリットがあると思います。

こちらは今回苗木で購入した「姫レモン」です。姫レモンにも鋭いトゲがあり、写真では葉を貫いています。

もふもふ農園ではビニールハウス内でレモン栽培を行うため風の影響は受けにくいですが、露地や屋外で栽培する場合には風でトゲや葉が動くためダメージも大きくなります。

トゲで傷付けたところから葉が枯れたり、病気になったり、実がついても傷だらけになったりします。考えられるメリットは少なく、デメリットが大きいため最初の段階からトゲ切りをしていきます。

トゲは葉の近くから出ているため、間違って葉を切り落とさないように注意します。切りにくいようならトゲの先を少し落としておくだけでも全然違いますので、できる限り切っておきます。

今は苗木の状態でトゲの位置を把握しやすいのでマシですが、今後生長した時を考えるとゾッとします(笑)トゲの先は鋭利ですので作業していたら普通に刺さります。軍手では簡単に貫通するため、革手袋などで保護すると良さそうです。ちなみに私は素手で作業してました。

だいたいレモンの苗木1本から10本程度のトゲを切りました。途中にしっかりトゲが手に刺さり叫びましたが、なんとか璃の香と姫レモンのトゲ切りを終えることができました。

ちなみに残ったビアフランカは別名「トゲなしレモン」です。苗木の状態ではチラホラトゲがありますが生長していけばトゲは小さくなるレモンの品種です。トゲが無いと栽培が楽になりますのでおすすめな品種の1つです。

レモンの水やり

もふもふ農園のレモン栽培は「ビニールハウス」「鉢」で行います。ビニールハウス内で鉢栽培と言うことは、水やりを行う必要があります。

レモンの鉢が1つや2つ程度なら毎日の水やりも苦ではありませんが、70鉢あると話は違います。はっきり言って水やりの時間が無駄です。

例えば、毎日1鉢あたり20秒の水やりを行うとして、70鉢に水やりすると1,400秒…約23分の時間が必要となります。ちなみにもふもふ農園の柑橘栽培ではキンカン・ポンカン・デコポンも鉢栽培で行っており、トータル150鉢ほどあります。これにレモンの鉢を足すと計220鉢となり、先ほどの時間も4,400秒…約73分になります。

毎日、水やりに1時間以上費やすのは現実的ではありません。その時間があるならもっと別の作業ができます。

そんな問題を解決するのが一括給水です。他の柑橘栽培は全て一括給水を採用しており、水のレバーをひねれば全ての鉢に水やりできます。タイマーを予約しておけば、決められた時間に決めた時間分の水が給水されるため使い勝手も良いです。

仕組みとしては大きなホースに水が巡り、そこから枝分かれした細いホースを通って各鉢に水が流れます。最初に大掛かりな準備が必要ですが一度仕組みさえ作ってしまえば毎日の管理が非常に楽になります。

準備としてはホースに穴をあけて専用の治具を取り付けて細いホースを繋ぎ、先端をプラスチックの拡散機に刺します。全体の水レバーをひねると、それぞれの鉢に広範囲に拡散した水が出ます。

今回はデコポンハウスに姫レモン5鉢を移動させて、一括給水のホースを繋ぎました。残ったビアフランカと璃の香は近々移動させる予定です。現状苗木を置いているビニールハウスは育苗ハウスで今後、使用する予定がありますので移動させる必要があります。その時に一括給水を導入しようと思います。

ちなみにメリット大の一括給水ですが、いくつか注意点もあります。まずは自分自身が足を引っかけないように注意する必要があります。大きな太いホースと枝分かれした細いホースが足元にあるため、足元注意です。例えば大きなホースに引っかかったらそこから伸びる細いホースが取れたり破損したりするため注意して歩くようにしています。

他には動物被害も考えられます。もふもふ農園では過去にタヌキやイタチあたりに細いホースをかじられたことがあります。破損したホースからは水がうまく流れずに鉢の水やりができず枯れてしまったことがあります。1鉢1鉢を水やりしないため、水やりができているかの確認はなかなかできていません。

水やりができているかたまには見回る必要がありそうです。

サブさん友情出演

今回も璃の香の定植はサブさんと一緒に作業していました。トゲ切りやホースを繋ぐ作業はサブさんも危ないため遠くに繋いでいました。

そんなサブさんとの作業の様子を少しだけ紹介しておきます。

苗木を植えようとしたら、サブさんは邪魔してきます(笑)

この鉢は俺のものだと言わんばかりに陣取ってきます。

なかなか動かないので最終的にはおやつをあげてどいてもらいました。

途中からはこの状態です。冬の寒さ対策にサブさんの寝床に毛布を追加しました。

ハウス内とは言え、夜は冷えますので寒さ対策をしていきます。あったかくなってご機嫌なサブさんでした。

もふもふ農園サブさんのわがままな日常は「インスタグラム」で定期的に発信していますので興味があれば見てやってください。

まとめ

もふもふ農園のレモン栽培は「璃の香」を20本追加して計70本となりました。この70本を鉢で栽培し、数年後に収穫できるように管理していきます。

もふもふ農園のレモンの品種3種類のうち「璃の香」「姫レモン」のトゲ切りを行いました。レモンのトゲは生長に関係しないためカットしても問題ありません。トゲを残すことにより葉や実を傷付ける原因にもなりますので先に切り落としました。

レモン3種のうち「ビアフランカ」はトゲなしレモンと呼ばれ、生長するにつれてトゲが目立たなくなります。トゲが無いと栽培・管理しやすいため重宝する品種です。もふもふ農園では栽培するレモンの半分以上をビアフランカが占めています。

レモンを鉢栽培すると水やりが必要となります。1鉢1鉢は短い時間の水やりだとしても70鉢もあると多くの時間を必要とします。水やりは一括でできるように設備投資を行い、一括給水による時短が良いと思います。大本のレバーをひねると全ての鉢に水やりできるため時短効果が高いです。

レモン栽培も順調に進んできました。今後は様子を定期的に確認して、まずは新芽が出ることを楽しみにしていきます。全ての苗木を定植しましたが、おそらく枯れるものも出てくると思います。その中でも多くのレモンが生き残り、実を付けられるようしっかりと管理していきます。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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