アスパラ農家の研修日報 アスパラ冬準備-毎年恒例過酷な追肥-

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アスパラ栽培

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「追肥」です。アスパラガス栽培では春の萌芽に向けて追肥を行います。もふもふ農園でもこの季節になると追肥を行っていますが、この作業がとても過酷です。今回はそんな過酷な作業をテーマにして記事を書いていきます。

ちなみに今回紹介する肥料はもふもふ農園が使っているものであって、必ずしも最良の肥料であるとは限りません。参考程度にしておいてください。

今回の記事を簡単にまとめると、1ハウスあたり約380㎏の肥料を撒いて塊が残らないように混ぜました。今後は牛糞も撒きますが、そちらはまた別の記事で作業内容を伝えていきます。

この追肥の作業を行う前には焼却処理による病害虫防除を行う必要があります。こちらは別に記事を投稿していますので、興味があれば見てみてください。

アスパラ冬作業【追肥】

使用する肥料は有機肥料が中心です。仕方なく一部化成肥料もありますが、できる限り有機肥料にこだわってアスパラ栽培をしています。

肥料が値上がりを続け、農家は大打撃ですね…もふもふ農園でもアスパラハウス1棟にこれだけの肥料を使っています。これが計15棟ありますので、準備する肥料も多いです。

アスパラガスは多年生の植物ですので一度定植すれば10年ほどは収穫を続けられます。しっかりと収穫を続けるには土壌管理が重要で、私はこの冬の追肥で左右されるとも考えています。

肥料代がかかれば、その分利益も減少してしまいますがここはできる限り減らさないようにしていきたいです。毎年の追肥をしっかり行っているためかもふもふ農園の一番古いアスパラ株は30年以上収穫できています。(平成元年定植)

※アスパラ栽培では改植の目安ラインがあります。この目安にもふもふ農園のアスパラ株は該当していますが、改植せず収穫を続けています。30年以上収穫は続けていますが、収量は減少傾向にあります。

改植の目安:①欠株が圃場全体の2割ほど発生したとき。②前年までの数年間の平均収量から2割~3割ほど減収し、収益性が低下したとき。③土壌改良を行っても草勢の回復が見込めなくなったとき。

追肥の作業様子

肥料を撒く順番は特に気にしなくても良いと思いますが、今回であれば鶏糞→菜種ミール→コフナ1号→腐植酸→ダルマ有機肥料→野菜の栄養の順番にしました。

撒き方はできるだけ広げるイメージで右に左にゆすりながら撒きました。

鶏糞はサラサラしていて肥料散布機で撒きにくかったため、肥料袋から直接撒きました。

コフナも鶏糞同様にサラサラした粉状ですので、こちらは容器に入れて撒きました。コフナも鶏糞も匂いが強いため、気分が悪くならないように長時間の作業は避けて小休憩を挟みました。

残りの肥料は「肥料散布機」で撒きました。いわゆるサンパーですね。

それぞれ肥料の形状が違いますのでサンパーの開閉式シャッターを調整して散布しました。

「腐植酸」や「野菜の栄養」は小さく丸い形をしているため散布しやすいですが、「ダルマ」は少し大きく細長い形状をしています。たまに詰まりましたが、大きな問題なく散布できました。

余談ですが、うちも使っている背負い式のサンパーは筒についている開閉式のシャッターを調節することで肥料散布の量を変えられます。ただ、ネジによる調節のため使用しているうちに散布量が狂うことがあります。

この対策として農家さんの中にはサンパーの筒先をペットボトルと交換して使用している人もいるそうです。ペットボトルの底を切り抜き、サンパーの筒と固定。ペットボトルキャップに好みの穴を開けて散布量を均一に固定するそうです。肥料詰まりもなくなり、期待効果も高いそうです。

毎年もふもふ農園では肥料を直接撒いたり、肥料散布機で散布したりしていますが、もっと楽な方法があるはずです。自走式で撒いてくれるものを今後は探していきたいです。

肥料散布後の作業

肥料を全て撒いたらレーキ等を使って混ぜていきます。完璧を求めずにだいたい混ざれば問題ないとの認識で作業していきます。

特に化成肥料は塊として残らないように注意しました。特に難しい作業ではありませんが、肩や腰が悲鳴をあげてきます(笑)急ぐ作業でもありませんので数日に分けてゆっくり作業を進めようと思っています。

サブさん友情出演

人間よりはるかに嗅覚が優れると言われる犬。鶏糞やコフナはとても匂いが強く、長時間その場にいると気分が悪くなりそうですが…

サブさんはそんな場所で寛いでいました。しかも混ぜている畝の上で(笑)

レーキでつついてもどきません。リードを引っ張ってもどきません。結局おやつを与えてどいてもらいました。作業を見守っていてくれると捉えておきます。

ちなみにサンパーで散布中は何度もおやつアピールしてきました。肥料を撒いて戻ってくるとサブさんが待機している…おやつをあげて肥料をまく、戻ってきたらサブさんが待機している。これの繰り返しでした。

まとめ

アスパラ栽培の冬作業も終わりが見えてきました。夏アスパラの収穫を終えてから完全立茎を行い、冬に養分転流を終えて8割ほど黄化したら全刈りを行いました。刈り取った茎葉は圃場から出して焼却処分、ハウス内もバーナーで焼却防除を行います。

それが済めば、今回の追肥です。1ハウスごとに栄養をチャージして春からの収穫に備えます。それぞれの肥料を撒いて、最後は畝の上で混ぜていきます。

次回はアスパラ冬作業のラスボス「牛糞」です。牛糞堆肥を畝に入れていきます。ちなみにやり方は超アナログで一輪車に牛糞を入れ、手作業で運搬していきます。

次回のアスパラ栽培記事も過酷な作業を伝えられると思います(笑)

ちなみにこの日の作業は終日歩いていました。スマホの歩数計を確認すると…

28,000歩ほど歩いていました。1歩を60㎝とすると10,000歩で6㎞、70㎝とすると10,000歩で7㎞です。このあたりで計算すると、この日は17㎞ほど歩いた計算になりました。

もちろん次の日は「肩」「腰」「足」全てが筋肉痛でバキバキになっていました(笑)

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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