ラナンキュラスの鉢栽培|寄せ植え成長記録

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もふもふ農園

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「ラナンキュラス栽培」です。ラナンキュラスはたくさんの花弁が重なったボリュームのある見た目をしており、とても人気のあるお花です。栽培難易度も高くなさそうだったため、農園お花部門として栽培することを決め、最初の品種に選定しました。

今回はラナンキュラスの球根を鉢植えして花が咲くまでの過程と途中に行った管理方法などを記事にまとめて投稿していきます。ラナンキュラスはうまく栽培すれば翌年も花を咲かせる球根を残せるため次の年は球根代がかかりません。

私はラナンキュラスを栽培するのは初めてで不安もありましたが無事に花を咲かせることができました。この記事を書いている3月下旬もたくさんの蕾と花ができています。球根の掘り上げはまだ先ですが来年も同じ球根から花を咲かせられるように管理をしていきたいと思います。

ラナンキュラスの花はボリュームがあるので、咲いた花は切花にして自宅で飾れば優雅な気持ちになりますね。

ここからはラナンキュラスを鉢植えした時期、使った土、栽培途中の管理について写真を入れながら説明していきます。

ラナン栽培に興味があれば挑戦してみてはいかがでしょうか(^^)

ラナンキュラス日記

こちらが今回栽培したラナンキュラスです。花を咲かせたままにすると球根に養分を蓄えにくくなると書かれていたため花が咲いたらすぐにカットして切花にしました。

切花にしたラナンキュラスは小さな花瓶に水を入れてキッチンに飾りました。この記事を書いているのは切花にしてから1週間後ですが今も綺麗に咲いています。重なった花弁が少しずつ開いていくのを感じられて日々楽しんでいます。

今回選んだラナンキュラスの品種は花がたくさん咲くタイプですのでもうじきラナンキュラスのミニ花束が作れるかもしれません。

ラナンキュラスの品種選定

ネットで調べて驚きましたが、ラナンキュラスは品種改良によって色や形が様々で種類としては500種類以上あるそうです。これだけの種類があればきっと好みのラナンキュラスを見つけられますね。探すのが大変でしょうけど(笑)

ラナンキュラスは背丈が30~50cmほど、3~5月に開花する花で基本的に秋に球根を植えます。今回はビニールハウスで栽培したため若干生育が早かったかもしれませんが3月中旬に花が咲きました。

咲いた花は商品パッケージの通りの色で満足しています(^^)

・・・見た目は商品パッケージの方が綺麗ですが(笑)

ちなみにラナンキュラスと並行してチューリップも植えました。こちらもチューリップ日記として記事にまとめて投稿していこうと思います。

さて、今回選んだ品種は「ワンダーランドiQ オレンジシェード」です。好きな見た目や色合いは人それぞれですので選んだ理由もなんとなくです。種苗屋さんで販売されていた中で一番良いと思ったからこの品種にしました。

ラナンキュラスの土作り

ラナンキュラスやチューリップを栽培するのあたり、重要となってくるのが土作りです。私は果樹や野菜作りをそこそこに行っていますので土作りの重要性は認識しています。

例えばろくに管理していない雑草だらけの荒地に果樹の苗木を植えてもほとんど成長しませんし、栄養分のない土では実をつけにくかったり実が小さかったり病気になりやすかったりします。「耕さない農業」が話題になり雑草だらけの場所でも野菜や果樹が育つと思われている方もいると思いますがあれはしっかりと管理された上に成り立っています。

雑草を刈り取ってマルチにしたり微生物の多い圃場で豊富な栄養分、益虫が多く病害虫の発生が少ない圃場など様々な条件が重なって耕さない・適当に種を蒔いても育つ(感覚的に育つ場所が分かるみたいです)そんな栽培ができています。

話が逸れましたが、栽培するにあたって土作りは重要でその辺の土を使ってもうまく育たないことが多いです。土にお金をかけるのに抵抗があるかもしれませんが中級者、上級者になるまでは市販の土を買う方がいいと思います。

ちなみに、今回のラナンキュラス栽培では私も土を購入しました。

基本的に植物は水捌けの良い土壌を好みますので水捌けの良い赤玉土、栄養分の豊富な腐葉土は鉄板です。

ある程度の栽培は赤玉土2:腐葉土1をブレンドした土でいけるのではないかと思うほどです。余裕があればピートモス・有機肥料・化成肥料をブレンドした方がいいですが最初は赤玉土2:腐葉土1をベースに有機肥料を少し混ぜた土くらいがちょうど良いと思います。

先ほどの土(赤玉土、腐葉土)は14L袋を買いましたが3袋購入しても1,000円ほどです。14+14+14で42Lの土ができました。

ちなみに草花用の土がブレンドされた「花と野菜の培養土」と言うものも販売されていました。裏面の配合原料名を見てみると赤玉土・鹿沼土・堆肥・ココユーキと書かれていました。ココユーキとはヤシを由来とする繊維質の用土ですね。

体感的に最初から配合された培養土は価格が少し高い気がしますが、混ぜたりする手間がないため手軽さを求めている場合はアリだと思います。

こちらは今回のラナンキュラス栽培では使いませんがチューリップ栽培の方では試してみようと思います。

ラナンキュラスの鉢植え

さて、今回ラナンキュラス栽培をする環境を説明しておきます。使用する土は赤玉土と腐葉土を混ぜたものに有機肥料を配合しました。使用する鉢は果樹栽培で使っていた大型鉢(60L)が余っていたためそちらを使用しました。鉢の管理場所はビニールハウスです。

最初はラナンキュラスだけを鉢植えしようと思いましたが購入した球根が5球で物足りなさそうだったため急遽、チューリップの球根も購入して寄せ植えすることにしました。(この時点でラナンキュラスとチューリップの寄せ植えを思いつきました)

球根の間隔は写真の通りかなり密集しています。これくらいの間隔でもうまく成長するのか不安でしたがうまく花が咲けばとてもボリュームのある見た目になると思います。

少し肌寒くなってきた頃、11月4日にラナンキュラスとチューリップを植えました。

この後、球根が隠れるくらい土を被せてたっぷりと水を与えました。今後の水やりのタイミングとしては土が乾いてきたらたっぷりと水を与えることを意識しました。

ラナンキュラスの成長日記

ラナンキュラスやチューリップはしっかりと寒さに当てなければ花が咲かないそうです。ビニールハウス栽培では比較的温度が高くなってしまうためどうしようか悩みましたが、ハウスの端で栽培することで寒さを体感できると思いました。

ここからは成長の過程を写真付きで紹介していきます。

最初に変化があったのは球根を植えてから21日後でした。小さな芽が出て嬉しかったのを覚えています。

12月は気温も低くなってきてラナンキュラスの成長速度は緩やかになっていました。ただ、写真でみるとしっかりと変化がありますね(^^)

12月下旬になると全てのラナンキュラスが芽を出しました。一方チューリップはようやくチラホラと芽を出し始めました。

1月、2月はビニールハウス内でも冷え込む日が続き、吹雪の日もありました。

雨や風の影響を受けにくいハウス栽培では葉っぱも綺麗でしっかり成長しました。

2月下旬になるとラナンキュラスの蕾が確認できました。11月に鉢植えしてから1度も肥料を与えていませんでしたがこのタイミングで化成肥料の追肥・液体肥料の散布を実施しました。

ラナンキュラスの肥料

追肥をする目安はラナンキュラスの蕾が確認できた時です。今回の場合は2月下旬になりました。

最初の土作りでは有機肥料を混ぜ込んで栽培をスタートしましたが、今回の追肥では化成肥料を与えました。理由としてはゆっくりと効果の出る有機肥料よりも、これから花を咲かせるために栄養が欲しい🟰即効性のある化成肥料が望ましいからです。

鉢の上から一握りの化成肥料をパラパラと撒いて追肥は完了です。特に土に混ぜ込んだりもせずパラパラ撒いただけです。

化成肥料の散布と同時に液体肥料の散布も行いました。これは果樹栽培で液肥が余ったためラナンキュラスにも散布しました。

根っこから即効性のある化成肥料を、葉っぱから液体肥料を吸収させてたくさんの花を咲かせる栄養分を蓄えてもらいます!

3月下旬のラナンキュラス

この記事を書いている現在もラナンキュラス栽培は続いています。

3月14日に初めて咲いたラナンキュラスは当日中に切花にして飾りました。花を咲かせたままにすると養分をたくさん使ってしまうため咲いたものから切花にして自宅を華やかにしていきます。

個人的な感想ですが花を飾ると心が穏やかになる気がします。切花にした後も花が開く様子を楽しめます。

3月下旬現在はラナンキュラスの蕾が5つ以上確認できており花が咲く楽しみが待っています。化成肥料と液肥の効果が出ているのか葉っぱも綺麗な状態を維持しています。

ラナンキュラスの開花時期は3月から4月と言われていますのでもうしばらくは花を楽しめそうです(^^)

まとめ

花屋さんで切花を購入する機会はあると思いますが、自分で育てた花を切花にして飾る方は少ないのではないでしょうか。私は果樹や野菜の栽培経験はそこそこにありますが花の栽培は初心者です。

今回は栽培難易度が低いと言われているラナンキュラスを栽培し、無事に花が咲きました。球根を植える時期や栽培する土、水やりと追肥、特に難しい管理はなく花栽培のおすすめ品種としてラナンキュラスはアリだと思います。

ボリュームのあるラナンキュラスは1本でも存在感があります。ラナンキュラスの品種にもよりますがたくさん花をつけるものなら花束を作れるかもしれません。

ラナンキュラスの開花時期が終われば次は球根の掘り起こしに向けた管理を行っていきます。掘り上げた球根がしっかり芽を出すのか?花は咲くのかを検証していきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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