アスパラ農家の研修日報 【アスパラ栽培冬準備】全刈り

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アスパラ栽培

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「全刈り」です。最近は新規レモン栽培に力を入れ、鉢の準備やオリジナルの土作りを行っていましたが、12月も中旬となりアスパラの全刈りシーズンとなりました。

ちなみに「全刈り」とは文字通り地上部に見えているアスパラの親茎を全て刈り取ることです。

夏アスパラ(夏芽)の収穫後は完全立茎して翌年の春アスパラ(春芽)の収穫に備えて株養成を行っていましたが、ほとんどの株が役目を終えて茎や葉が黄化してきましたので全刈りを行いました。

今回はそんな全刈りの様子や作業のポイントなどを記事にしていきます。

アスパラ農家の研修日報:全刈り

今回の研修内容は「全刈り」です。作業内容としては地上部を全て刈り取り、倒伏防止ネットを片付けました。今後は刈り取った親茎をハウスから出して焼却したり、バーナーで地上部を焼却したりしていきます。

ちなみにもふもふ農園では全刈りの前に親茎の上部刈り取りを行っています。作業効率をアップするために前もってやっておくとよさそうです。

上部刈り取りは以前に記事を投稿していますのでこちらも参考にしてみてください。

全刈り

アスパラ栽培の本や記事を読んでいると全刈りを行う月は特に決まっていないように思います。

基本的には茎や葉が黄化した頃と言われており、もふもふ農園のアスパラは12月中旬に8割~9割ほど黄化したため全刈りすることにしました。

ちなみに昨年は11月中旬には全刈り・地上部の焼却を行っています。全刈りの時期やタイミングは毎年異なっています。(昨年は冬になばな栽培を行ったため全刈りを早めに行いました)

目安としてはハウス内の8割~9割が枯れた時に全刈りを行っています。(うちの場合です)

刈り取りには草刈り機を使用しています。アスパラハウスが何棟もあると草刈り機が早くておすすめですが小規模なアスパラ栽培なら鎌で大丈夫です。

草刈り機を使うときは周囲の安全確保をしっかりと行いましょう。特にビニールハウス内は狭く、倒伏防止ネットの支柱もあるため注意が必要です。又、立茎ハウスは視界も悪いためギリギリまで攻めずに余裕を持って作業を行います。

地上部は全て刈り取り、後日ビニールハウスから持ち出して焼却していきます。意味合いとしては茎や葉に茎枯れ病の菌などが付着している可能性があり、翌年に持ち越さないためです。

刈り取った後に残った切り口などもバーナーで焼却する必要があり、冬の全刈りはやることが多くなっています。

倒伏防止ネットの支柱付近は鎌で刈り取りを行い、刈り残しのないようにしました。

倒伏防止ネットの片付け

草刈り機などで地上部を全て刈り取ったら、通路にまとめていきます。その際、倒伏防止ネットから枝や葉を出していきますが、無理に引っ張るとネットが破れる原因となります。

丁寧に作業するよう心がけ、翌年以降も問題なく使えるようにしていきます。又、この時にネットやハウスベルト、支柱の摩耗具合を確認しておき、補修が必要なら材料を準備するようにしていきます。

古くからあるアスパラハウスではネットの破れが多くなってきたり、ハウスベルトの継ぎ足し部分が多くなったり、支柱に錆が出ていたりしています。春までに気になる部分は補修して万全の状態にしていきます。

ネットから茎や葉を外したら、ネットを片付けます。倒伏防止ネットを次に使うタイミングは立茎時期(夏アスパラ前)ですのでだいぶ先になります。

加えて今後の作業に追肥(肥料や堆肥)がありますので、倒伏防止ネットを広げていると作業効率が悪く、時間もかかってしまいます。

うちのアスパラ栽培はビニールハウス内に畝が3本ありますので倒伏防止ネットも3列あります。左右のネットは端にまとめて、中央のネットは上に引っ張りあげます。

中央はだいたい2mの高さで固定し、左右のネットはビニールハウスの支柱にくくります。簡易的に固定して、翌年の立茎時期に簡単に戻せるようにしておきます。

全刈りとネットの片付けを15棟のハウス全て行います。12月中に全ての全刈りと持ち出し・バーナーでの焼却作業ができればよいと思っています。

農家にとって冬場は閑散期ですので、無理せずゆっくりと作業を進めていきます。

黒柴サブさん友情出演

アスパラハウスで作業をしていると何やら視線を感じました。

もふもふ農園のCEO「サブさん」が変な体勢で覗いています(笑)

ビニールハウス内は外に比べて暖かいためサブさんを入れて作業を続けることにしました。

ちなみにサブさんは雪の日でも元気モリモリです。雪の中でも1時間みっちり散歩するほどです。

アスパラハウスの中央にサブさんを配置して作業を続けます。

作業に集中したいところですが、サブさんにおやつをあげたり遊んだりして思ったように進みません(笑)

すっかり冬毛になったサブさん。冬の過酷な寒さにも耐えられそうですね。

すのう
すのう

防寒グッズを貢がねば。

サブさんの寝床に追加で毛布を買うか悩んでます。

まとめ

アスパラ栽培の冬は「全刈り」を行います。しっかりと根(貯蔵根)に養分を送り、役目を終えた親茎を地上部から全て刈り取ります。

立茎時に親茎が倒れないように倒伏防止ネットをしていましたが、こちらは翌年の立茎時期まで片付けておきます。注意点としては茎や葉が絡んでいるため丁寧に外します。無理に引っ張るとネットが破れて効果が薄れてしまいます。

刈り取った親茎には菌が付着している場合がありますのでビニールハウスから全て出して焼却していきます。刈り取った後のハウス内も同様にバーナーなどで焼却殺菌していきます。

今後の作業としては翌年に向けた追肥があり、この作業も過酷で毎年体がガタガタになります(笑)また作業をしたら記事にして投稿していきます。

アスパラガスは1年や1回で収穫が終わらず、長期的に収穫を続けられる多年生の野菜です。管理をしっかりしていたら安定して収量が確保できます。言い換えれば、適当な管理をしていたら収量が落ちたり枯れたりして損失が出てしまいます。

もふもふ農園では一番古いアスパラ株は平成元年に植え付けを行いました。30年以上も収穫できているのは毎年の管理をしっかり行えているからだと思います。

今年度もしっかりと管理を行い、美味しい春アスパラが収穫できるよう努力していきます。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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