こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「せとか日記」です。2024年の1月に鉢植えせとかを譲り受け、それを冬の間に植え替えしていますが、今回は2025年10月の現状を書いていこうと思います。
譲り受けた時から生育状態が悪く、鉢植えで約2年間栽培されていたそうですが見た目は苗木のままでした。植え替えからもうすぐ2年となり、苗木を植えられてから計4年の栽培期間となります。
本来であれば収穫できるようになる栽培年数ですが今年も果実はつきませんでした。植え替え時に果樹の栽培用土を混ぜ込んだり追肥もしっかりしていたつもりですがうまく生育していません。
今回は現状のせとかハウスの紹介と個人的に栽培で意識していたことを書いていこうと思います。果実の収穫は来年も厳しそうで心も折れかかっていますがもう少し頑張ってみます。
正直なところ、ビニールハウスの半分を果樹ゾーンにしていますが葉物野菜でも作ればすぐに利益につながるため今の現状を勿体無いと感じる部分もあります。
せとかの生育が今後も悪いようであれば露地に移動させたり鉢植えに戻してビニールハウスを有効活用することも考えています。弱った状態からの果樹栽培は難しいと学びました。
こちらが現状のせとかハウスです。
枯れたヘアリーベッチと隙間から雑草が生えているのがわかります。大部分はヘアリーベッチでカバーされていますがやはり少しの隙間からでも雑草が出てくるもので、定期的な手入れは必要ですね。
隙間から出てきた雑草は抜いて雑草マルチにしています。賛否ある雑草マルチですが私は積極的に使っていきたいと思っている派です。
このエリアがあまりにも収入に繋がらないため農機具置き場としても活用しています。
ちなみに今はせとかの他にブドウとへベスが植えられています。ブドウは生育が早く、あっという間にハウスの天井まで伸びました。
このビニールハウスでは9本のせとかを植え替えしましたが徐々に脱落者が出て、残っているのは6本になりました。
生き残ったせとかたちはどれも似たような状態でお世辞にも生育が良いとは言えません。
他の柑橘類同様にせとかもアゲハ蝶の襲来を受け、葉っぱが食害されました。定期的な見回りは行っていましたが次から次へと幼虫が出てきて駆除に苦労しました。
個人的には植え替える時期や土壌改良は適切に行ったつもりで、定期的な追肥もしていましたが思ったような成長は見られませんでした。AIに原因を問いかけてみましたが特にこれだという原因はありませんでした。
多少は新しい枝や葉っぱも出てきているため時間をかけて成長していく気もしますが現状は栽培していくための費用がかかっていくばかりです。早く利益を出さないとビニールハウスの張り替え分ですら回収できないです(笑)
短い内容でしたが、現状のせとかハウスを紹介しました。私が栽培しているせとかは今回のハウスに植え替えた分、鉢植えでビニールハウス管理している分、露地栽培している分に分かれています。
今のところ一番生育が良いのは露地栽培のせとかで果実もたくさんついています。こちらは今年の冬に収穫を見込んでおり直売所販売による利益につなげたいと思っています。
柑橘栽培は利益を上げにくい冬場の収入源となるためもう少し規模を増やしたいところです。ただ、せとかやみかん系は甘くしてから販売しないとダメなので一苦労とも感じます。
一方でレモンは甘くする必要がなく早ければ10月ごろからグリーンレモンの販売ができるため魅力的です。うちのレモン栽培も少しずつ軌道に乗り、ハウス栽培・露地栽培ともに果実を収穫して利益につながっています。
栽培品目を試行錯誤しながらうちの農園に合った形を作り上げていきたいと思います。
今回はせとか栽培の内容を記事にまとめました。こちらはカテゴリー「せとか日記」に記事をまとめていますので今までの経緯が気になる方はカテゴリーから記事を選んで読んでみてください。
個人事業主の強みはフットワークの軽さです。うちのような小さな農園では方向転換も容易ですので気になったことは次々に試していきます(^^)
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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