こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「こだわり農産物」です。もふもふ農園のこだわり野菜や果物紹介をしていきます。
よく農家さんのアピールポイントで「完全無農薬栽培」や「有機肥料のみで栽培しました」と聞きます。無農薬だから美味しい・有機肥料だから美味しいと言う訳ではありませんが、こだわって作った農産物は美味しいです。
今回はお米と柑橘類の話をしていきます。どちらもこだわって栽培しています。
もふもふ農園こだわり農産物
先ほど「有機肥料」と言う名前が出ましたので説明しておきます。
有機肥料
有機肥料:植物に必要な「窒素」や「リン」などの栄養分を動植物といった「有機物」から生成した肥料です。
有機肥料とは違う「化成肥料」もあります。
化成肥料
化成肥料:無機質原料から生成された化学的肥料です。化成肥料の中には有機化合物から化学的に作られたものも化成肥料として区別されています。
一概に化成肥料を使っているからダメとか有機肥料だから良いとは限りません。それぞれに違いや特性があります。
簡単に言うと、有機肥料は微生物によって分解されゆっくりと効果が出る傾向にあります。化成肥料は必要成分の調整がしやすく効果も早い傾向にあります。価格は有機肥料の方が高い傾向にあります。
化成肥料は化学的工程で大量製造が可能ですのでコストを安くできるため、有機肥料の方が高い傾向にあります。
環境こだわり農産物〈お米〉
サブさんともふもふ農園内をパトロールしていると田んぼの中で何かが動きました。
黒い大きな塊で最初は亀や蛇かなと思いました。
田んぼの中に大きな魚がいました。環境に配慮した栽培をしているため、魚が棲める環境となっています。大きな魚だけではなく、小さい魚や昆虫・鳥も集まっており自然豊かな土壌だと感じました。
環境こだわり農産物栽培には一定の基準があります。収穫したお米はとても美味しいです。
環境こだわり農産物〈柑橘〉
もふもふ農園では柑橘栽培に力を入れています。こだわりポイントは「鉢」と「ビニールハウス」と「無農薬」です。柑橘類を鉢植えして栽培し、場所はビニールハウス内です。ハウス内で栽培すると露地栽培に比べて病気の発生が少なくなったり果実に傷がつくことを減らせたりします。
ポンカンやデコポンやキンカンを無農薬で栽培しています。無農薬栽培のデメリットもありますが、できる限りは無農薬にこだわりたいと思っています。
ちなみにデメリットは食害です。農薬を使わない選択をすると言うことは虫による食害が増えてしまいます。
柑橘を収穫していると小さな穴が開いていることがあります。皮をむいてみると中まで被害が出ています。他の部分は問題なくても穴があるだけで商品にはなりません。将来的には加工品を作りたいと思っており、悪い部分を取り除いた後でジャムだったりジュースだったりドライフルーツなどを作りたいと考えています。
現状、食害果実はおやつに食べていますが量が多く、10個収穫したら1個くらいの割合で出ています。農薬を使わず果実を守る方法を探しておりいい対策が見つかれば記事にしていきます。
ちなみに柑橘栽培に新しく「レモン」が加わりました。2021年の12月に苗木を購入して鉢植えしました。私が任されたレモンプロジェクトです。
こちらも無農薬栽培を行い、皮ごと食べられるレモンを収穫できるよう頑張ります。
このレモン栽培は「レモン日記」カテゴリーで詳しく記事を投稿していますので興味があれば見てもらえると嬉しいです。オリジナルの土作りから始めて鉢植えしたため成功するか失敗するかはまだ分かりません。剪定や追肥などもこれから勉強していきます。
規格外柑橘の活用法
規格外品の活用方法として思いつくのは「加工」することです。加工により付加価値をつけて販売できないか考えています。
販売にあたっては加工場所や許可や資格など必要なものがありますのですぐには始められませんが、試作品として作り始めています。
最近では「ドライフルーツメーカー」を購入して柑橘のドライフルーツを作ってみました。
無農薬ならではのアピールポイントを活かして「皮ごとデコポンドライフルーツ」を作りました。実際に食べると皮の苦みが出てしまうので、紅茶に浮かべたりして楽しむのがよさそうでした。
ポンカンもいろいろとパターンを変えてドライフルーツにしました。パリパリしてしっかりとドライになりました。ちなみに私が購入したドライフルーツメーカーは1万円ほどで手が出しやすく、タイマーも24時間までセットできるので使いやすかったです。
ドライフルーツ作りの記事も投稿しています。
まとめ
もふもふ農園ではこだわり農産物の栽培に力を入れています。特に柑橘栽培では農薬を使わない選択をして付加価値を高めています。
余談ですが、もふもふ農園のメイン作物はアスパラガスですが、アスパラガスは性質上病原菌や病害虫に対して防除が必要になるためなかなか無農薬栽培はできません。農薬の代用品も紹介されていたりするため取り入れられるところは展開していきたいと思います。
ちなみに先ほどのドライフルーツを袋に入れるとこの通り。商品っぽくなりました。加工技術も勉強して数年先を見据えた行動をしていきます。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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