レモンプロジェクト|レモンの生長と今後の樹形の検討

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レモン日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「レモンの生長と樹形の検討」です。もふもふ農園ではレモンプロジェクトとして新規レモン栽培に取り組んでいます。新規で「ビアフランカ・璃の香・姫レモン」の苗木を購入し、全てビニールハウス鉢栽培を行っています。

レモンの苗木が届いたのが2021年12月上旬で、あれから2ヵ月半ほど経過しました。それぞれの品種を観察するとビアフランカに変化がありましたので、変化の報告と今後の仕立てあげる樹形の話をしていきます。

レモンの生長と樹形の検討

先ほども書きましたが、もふもふ農園では2021年12月にレモンの苗木を鉢に定植しました。栽培を開始してから2ヵ月半ほどで、最近変化がありました。

12月からのレモン栽培では作業や変化に応じて記事を投稿しています。レモン栽培に興味があれば、このブログ内のカテゴリー「レモン日記」から記事を読んでみて下さい。

レモンの生長

変化があったのはトゲなしレモン:ビアフランカです。写真を見ても一目瞭然!葉っぱが1枚だけデカい(笑)

鉢植えして何本か枯れるかもしれないと思っていましたが、今のところ枯れた苗木は0本で順調に生育しています。

璃の香は今のところ変化がなく、姫レモンは大きくなっているような気がする程度です。

ビアフランカは葉っぱ以外にも大きな変化がありました。

茎を破って新しい芽が出てきました!新しい芽が出てきたのは苗木の中でも5本程度で、今後の生長がますます楽しみです。

個人的にはビアフランカ・姫レモンは力強く葉っぱもしっかり開いているので心配はしていませんが、璃の香は全体的に弱々しく感じます。苗木の時からあまり元気がなかったので早く新しい芽を出して安心したいものです。

今後も生長を楽しみにしつつ、そろそろ将来的な樹形を考えていこうと思います。

レモンの樹形

レモンの苗木をそのまま生長させたら出た枝が全て主枝になろうとしてゴチャゴチャな木になってしまいます。収穫や管理もしにくくて枝や葉が繁茂することによって病害虫のリスクも高まります。

そのため管理しやすい樹形を目指して枝の間引きや誘引などを行う必要があります。もふもふ農園では基本的に主枝3本で仕立てたり、主枝4本で仕立てることが多いですが、今回は気になった樹形も取り入れて栽培していきたいと思います。

私が取り入れたいと思う樹形はこの3つです。

全てイメージのため、実際の写真はありませんがねん枝・双幹形・主枝3本の3パターンです。それぞれに魅力があり、挑戦してみようと思います。

樹形:ねん枝

 

こちらはほとんど情報がなかったため、この仕立ては少なくしようと考えていますが、収量が多くなる樹形なのだそう。

特徴としては真っすぐ伸びる立枝や徒長枝などをぐーんと伸ばして下方向にねじ曲げる(ねん枝)方法で、剪定で切り落とすような夏芽を主に使います。

仕立てですが、主枝3本をベースにして勢いのある枝が出ればしっかり伸ばして3本ほどねじ曲げます。

調べていくと、このねじ曲げた枝には多くの実を付けることが期待できるそうで、収量アップに繋がるか見極めたいと思います。もしも思ったような効果が得られなかった場合はねじ曲げた枝を切り落として主枝3本の樹形に戻したいと考えています。

少ないながらも情報を集めると、この樹形は剪定をほとんど行わないそうです。枯れた枝を切り落としたり、枝が混みあった部分があれば間引く程度だそうです。柑橘剪定では必須と思っていた切り返しも行わないそうです。

デメリットとしては剪定をほとんど行わないためモサモサした見た目になってしまいます。鉢同士の間隔を広く取る必要があるためスペース確保が課題となります。

樹形:双幹形

私が一番やりたいと思っている樹形が双幹形です。その名の通り、2本の主枝で仕立てる樹形です。この樹形は農業の情報書「現代農業」で紹介されていた樹形です。

この仕立ては苗木の状態から仕立てることが勧められており、1年目は主枝2本をひたすら伸ばし、2年目は亜主枝を水平に伸ばす、3年目は亜主枝から伸びる側枝を形成する。この樹形はエネルギーの効率が良く、主枝は樹勢維持・亜主枝は結果と役割がはっきりしているため剪定もやりやすいとのこと。

もふもふ農園のレモンは全て苗木状態ですのでこの樹形に仕立てやすいと言えます。姫レモンは苗木状態から複数の枝が出ていましたのでこの樹形はやめておきますが、ビアフランカ璃の香に関しては半分ほどの苗木を双幹形に仕立てていきたいと思います。

この樹形は知らない方も多いと思いますので、今後何かしらの作業を行えば記事にしていきたいと思います。

樹形・主枝3本

定番の樹形で主枝は3本です。もふもふ農園の柑橘栽培でも取り入れています。メリットとしては管理しやすく情報量も多いため栽培しやすいと言えます。

一方で新しいことを取り入れたいもふもふ農園では他に紹介した2種類の樹形も魅力的です。そのため全体の半分を主枝3本、もう半分を双幹形で仕立てて主枝3本の一部をねん枝して栽培していきたいと思います。

現状はこの3種類の樹形を目指して栽培を進めていきますが、他に良いものが見つかれば積極的に取り入れたいと思います。

まとめ

レモン栽培はまだまだ始まったばかりです。これから先、自動給水の設置や追肥・剪定・誘引など多くの作業が待っています。全ては美味しいレモンを収穫するため栽培を頑張っていきます。

果樹は樹形により管理のしやすさや収量が大きく変わってきます。いろいろな樹形や栽培方法に挑戦して、良いと感じたものを取り入れていきます。

そして、最近は果樹の露地栽培にも力を入れてこうと考えて、もふもふ果樹園のスペースを確保し始めました。

露地せとかの栽培環境改善を進め、以前に建てていたホワイトアスパラ用のビニールハウスの骨組みを解体し、防風ネットを補修しました。

だいたい4aほどの面積に露地レモン・露地せとか・露地キウイを栽培していこうと思います。

特にキウイ栽培に関しては新規に取り組む栽培のため、キウイ棚の設置から始めます。

苗木は発注済みで届くのを待つだけです。苗木が届いたら選んだ品種紹介やキウイ棚の設置記事も投稿していきます。キウイ栽培に関しては新しいカテゴリー「キウイ日記」を作ってそちらに記事をまとめていこうと思います。

この「レモン日記」カテゴリーも栽培に変化があれば記事を投稿していきます。

数年後にはポンカン・デコポン・キンカン・ミカン・レモン・キウイと多くの果樹を収穫・販売できていると良いと思います。ちなみに出荷はしていませんが、梅やビワやイチジクも栽培しています。それぞれの時期に収穫して食べることを楽しみにしています。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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