レモン栽培から1年|樹形を考え剪定を始めた話

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レモン日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「レモンの剪定」です。もふもふ農園では2021年の12月にレモンの苗木を購入してビニールハウスでポット栽培をしています。レモン1年生の苗木を70本栽培し、丸1年を迎えました。枯れたレモンは0本で順調な栽培ができています。

途中でアゲハ蝶の幼虫やハモグリガやカイガラムシやアブラムシの発生がありましたが、なんとか乗り切り、今に至ります。

今回は1年間の栽培をしてレモンも成長したと言うことで今後の樹形を決めて剪定作業をしていこうと思い、作業内容を記事にまとめることにしました。

記事内ではこの1年間のレモンの成長を説明したり、使用したアイテムを紹介したりしています。単純に剪定作業だけを知りたい場合は目次から必要な場所へ移動してください。

※最初に伝えておきますが、この記事内では私の考えや過去の経験、調べた情報をもとに作業を行っています。例えばレモンの樹形として開心形に仕立てていきましょうと書かれていることが多いですが、単幹形(1本主枝)や双幹形(2本主枝)の樹形を取り入れています。今回の作業手順や考えが正しいとは言いません。参考くらいにとどめておいてください。

レモン栽培1年間の振り返り

「レモン」と言う魅力的な果樹栽培を始めてから1年が経過しました。栽培する品種の選定や栽培のための土作り、ビニールハウス内のレイアウトなどたくさんの作業を行ってきました。

作業の一部は記事として投稿していますので、過去の作業や栽培の様子が知りたい方はカテゴリー「レモン日記」から記事を探して読んでみてください。もしかしたら有益な情報があるかもしれません。

2021.12(1年前)

1年前は当然ながら苗木の状態です。ポットで苗木が届き、土作りを終えるまでは不知火(しらぬい)を栽培しているビニールハウスに居候していました。

購入した品種は「ビアフランカ/姫レモン/璃の香」で、それぞれに特徴があります。過去の記事では選んだ理由も説明しています。

アスパラの冬作業やポンカン・不知火の収穫作業の合間に土作りを進め、全てをNPポットに植え付けてレモン栽培のビニールハウスへ移動しました。

※うちの果樹はNPポットで管理しています。ほとんどを60サイズで管理していますが問題なく栽培できています。不知火やポンカンは10年以上同じ鉢で栽培を続けていますが毎年たくさんの果実を収穫できています。

2022.2(栽培から2か月後)

ポット栽培を始めて2か月後、新しい芽が出てきました。ビニールハウスは無加温ですが、晴れの日はそこそこ温度が上昇するため、レモンが春を感じて芽を出したと思います。

全てのレモンから芽が出たのを確認したのは春前で、枯れたものがなかったと一安心したのをを覚えています。

2022.4(栽培から4か月後)

春になると枝が旺盛に出始めます。あちらこちらから幹を突き破って伸びました。

樹形を開心形にするなら必要な枝を見極めて芽かきを行いますが、うちはやりません。せっかく出た枝や葉を落とすのはもったいないからです。それならどんどん枝を出して光合成を行い、樹を大きくしよう!そう考えています。

ちなみに3品種のうち、ビアフランカが1番早く成長していました。現在(2022.12)では姫レモンが一番成長したと感じますが、この頃はビアフランカ→姫レモン→璃の香の順でした。

登録品種の璃の香はなかなか新しい芽が出ず、葉っぱが枯れてくるものもあり大丈夫か?と不安になることもありましたが4月の終わりまでには全ての苗木から芽が出ました。

4月には一部のレモンに花が咲き、小さな果実も見えましたが自然に落ちてしまい収穫することはできませんでした。

2022.7(栽培から7か月後)

レモンの樹形を調べていると2本主枝の「双幹形」と言う樹形があることを知りました。あまり聞かない樹形でしたが、エネルギー効率の良い隔年結果の発生が少ない樹形とのことでチャレンジすることにしました。

写真は7月のものですが、5月に主枝をバッサリ切りました。さすがに怖かったので数本にしましたがその後の生育は順調で特に問題はありません。

しいて言うならバッサリ切った分、他のレモンと比べると樹が小さいと感じました。光合成量を多くするには葉っぱが必要ですのでリカバリーするまでに時間がかかりますね。

5月から双幹形に向けたレモンは不要な枝が出るたびにプチ剪定を実施していました。個人的には1年間しっかり成長させてから剪定する方が良さそうだと感じたため、今後はこの方法での双幹形はやらないと思います。(手順を否定している訳ではなく、私の感想ですのでご注意を)

個人的な見解ですが、ビニールハウス栽培は成長が早く、雨や風の影響を受けにくいためどの時期でも剪定できそうだと感じました。5月の成長時期に半分ほどバッサリと重要な主枝を切っても大丈夫だったためそう感じました。

2022.10(栽培から10ヶ月後)

10か月も経つと、レモンはモサモサになってきました。レモンを栽培して感じたこととして、とにかくアゲハ蝶の幼虫が大量発生する!これにつきます(笑)

ビニールハウスの中はヒラリヒラリとアゲハ蝶が飛び、レモンの葉っぱはアゲハ蝶の幼虫が食害している…駆除しても駆除しても永遠に出てくるアゲハ蝶…正直病むレベルです。

特にレモンは栽培1年目で葉っぱの量も少ないため幼虫を放置しておくとあっという間に丸裸にされます。時間がないながらも定期的に駆除を行い、天然成分の防除資材「ニームオイル」を定期的に散布したりしました。

ニームオイルは農薬ではなく、害虫を天然成分で撃退する忌避効果が期待されています。うちではレモンを中心に活用しており、特にハモグリガには一定の効果があったと感じました。(農薬ではないため必ず効きますとは言えませんが個人的には効果を感じました。)

アゲハ蝶が少し落ち着いた頃、2022.10のレモンはモサモサ具合が増していました。

この頃から、さらに剪定の勉強を行い自分なりのやり方を探し始めました。

10月も下旬ごろになると秋枝が出始めてレモンの木はますます伸びました。高さは3mを越すものも出ていました。この記事を書いている12月中旬は4m近くまで伸びたものも出てきました。正直、ここまで伸びるとは思っておらず驚いています。

レモン栽培1年目の剪定作業

ネットの記事を読んでいると、苗木を植え付けて1年目はほとんど剪定しなくて良いと書かれていました。と言うのも枝が混み合っておらず不要な枝もほとんどないため、軽く枝を整理する程度で良いそうです。

苗木を植え付けて1年目は放任、2年目は混み合った枝を落とすくらい、3年目から本格的な剪定、4年目から本格的な収穫…そんなに待てません!

そもそもレモンはモサモサです(笑)このまま放置したらどんどん形が歪になって剪定でリカバリーするのが大変なのでは?とりあえずモサモサレモンはしっかりと剪定していこう!そう思い、剪定作業を行うことにしました。

(恐らく、栽培の教科書は苗木の植え付けで切り戻して植えているため成長が遅い・露地植えを想定してハウス栽培より成長が遅い。このあたりを考慮して書かれているのだと思います。切り戻さず、ハウス栽培をしているうちには当てはまらないのでしょう)

秋枝も旺盛に発生してモサモサしています。私が思うに「最初に切り戻さずに植え付け」をして「ビニールハウスで快適状態栽培」をして「ポット栽培で効率よく水・肥料の管理」ができていて「雑草が発生しにくく栄養を独占」している。快適状態で栽培することにより文字通り、伸び伸びと成長したと思われます。

枝が混み合ったり、枝分かれした部分も多いため剪定作業を行っていきます。

剪定するレモンの観察

ここからは、私の考えによる内容が多くなります。レモン栽培をされている方からは「常識外れ」や「何もわかっていない」と思われるかもしれません。

剪定したレモンは今後の記事で成長を報告するようにしますので、今回の私の考えや手順が合っていたのかは後々分かると思います。もし、間違っていた時は…皆さんは注意しましょう!としか言えません(笑)

では剪定と樹形の話です。

レモンの樹形は大きく分けて「主幹形」「双幹形」「開心形」このあたりに分かれるのではないでしょうか。

剪定がうまくいっていなかったり自然に任せるならば主枝がたくさんあったりよく分からない樹形になっているかもしれませんが、しっかり管理された樹は主枝・亜主枝がはっきりとしています。

今回はレモンの樹を観察してどの樹形が最適かを判断し、その樹形に合わせるように剪定・誘引をしました。つまり、全てを開心形に仕立てず、1本1本を観察してそれに合ったものを選択する。そのように進めました。

ではさっそく見ていきましょう。

レモンの樹形-主幹形-

レモンを観察してどれにするか決めます。

写真では分かりにくいので簡略化した図を作りました。

ポイントは最初の主枝が太く、他の枝は細めでした。いろいろな枝が発生していますがどれも主枝候補としては頼りない…

2本主枝にするにはもう1本の主枝候補が弱い、開心形にするにはあと2本(又は3本)の主枝候補が弱い、そのためこのレモンは主枝1本の主幹形にすることにしました。

不要と思われる枝をカットして上に向いている枝は樹勢を弱めるため下方向に誘引していきます。

枝が細い今なら簡単に横方向に曲げられるため麻紐を使って水平・やや上方向に引っ張っていきます。

主枝・亜主枝を決めつつ、来年は亜主枝から側枝を展開して収穫を目指していきます。

ちなみに秋枝は完全に不要だと思っているため全て切り落としていきます。(夏枝も基本的に不要ですが病害虫により葉っぱが少ない場合は夏枝を残して光合成がしっかりと行えるように調整していきます)

夏枝や秋枝はポンカン・不知火栽培で実際に果実をつけてみたことがありますが、どれも品質が悪く感じ、私は切り落とすのが良さそうだと思いました。これが正しいとも言えず、農家さんの中には徒長した夏枝を曲げて成り枝として活用する方もおられます。

夏枝・秋枝

果樹栽培では春枝・夏枝・秋枝と言うワードをよく聞きます。

これはそのまま「春に伸びる枝:3-6月」「夏に伸びる枝6-8月」「秋に伸びる枝8-10月」と考えて問題ないです。ちなみに12月のレモンはまだ秋枝が伸びています。

春枝は春に花が咲き、品質の良い果実が実るため大切な枝です。この枝はあまり切りたくないです。

夏枝は伸びやすく勢いの強い枝が多いです。ぐーんと伸びた枝はあまり花が咲かず使いにくいため不要と言えます。

秋枝は一番不要と考えています。秋から冬前に出た枝・葉っぱは弱く、寒さにやられることがほとんどで果実もつかない・ついたとしても良いものはできにくいです。個人的には切り落とす一択です。

剪定時は春芽と夏芽の境目で切るか、夏芽と秋芽の境目で切っています。全てを残すと枝が伸びすぎてしまいますのである程度の切り戻しは必要と言えます。

では次のレモンをみていきましょう。

レモンの樹形-双幹形-

レモンを観察してどれにするか決めます。

先ほどよりもシンプルな形です。根元から出た細い枝はいらないとして、その次に出た右側の枝は少し太いのでこれを主枝にしようか悩みます。もともとの主枝を1年~2年ほどかけて左側に誘引したら2本主枝ができそうなのではないか。

今回のレモンは2本主枝の双幹形にしていきます。次に必要な枝、不要な枝を考えていきます。

先ほど書いた通り、左側の根元から出た枝はいらないので切り落とします。細い枝だったので主枝にするには物足りません。

主枝と右側から出た主枝(候補)は残して、間にある内向枝(内側に出た枝)は切り落とします。

それぞれの主枝から亜主枝候補を決めて水平に誘引していきます。今後も新しく出た枝が良い位置にあれば亜主枝として誘引し、来年をめどに主枝・亜主枝をある程度形成していきます。

先ほど同様に夏枝・秋枝の整理をして剪定を進めていきます。

亜主枝候補はほとんど夏芽でした。切り落とすか悩みましたが来年・再来年にどうなるか興味があったため夏芽を亜主枝にしてみます。夏芽の先に出た秋枝は全て切り落としました。

この段階から水平に誘引していますが枝が太くなるか心配です。ポンカンや不知火は10年以上栽培した状態を引き継いで管理していますが、レモンは0からの栽培です。この作業が正しいかどうかも手探りです。

一応は農業の知恵袋「現代農業」を読み漁って、大丈夫だと思って作業してます(笑)

まぁ、もともと収穫は3年目からと言われていますので来年に実がつかなくても大丈夫だと割り切っています。大切なのは樹形のおおよその形を作る事です。

レモンの樹形-開心形-

レモンを観察してどれにするか決めます。

最初からスッキリした形です。あまり枝が発生しておらずシンプルです。

下部を見てみると同じ位置から3本の枝が出ており、それぞれが太めで主枝の候補と言えそうです。

枝が少ないのであまり切りたくない、今回は同じ位置から3本の枝が出ている・枝が少ない、このことを考慮して「3本主枝の開心形」にしていきます。

それぞれを主枝にすると考えたら今の位置では近すぎる…できれば120℃ずつ間隔を空けて誘引し、中央の空間には太陽の光が当たるようにしたいと思います。

切る枝は最低限、後は3本の主枝(候補)を誘引して3方向に引っ張ります。亜主枝や側枝は何も考えていないので来年に発生した枝の様子を見ながら展開していきます。

それにしても、苗木の状態は70本ともほとんど同じ形をしていましたが、栽培していくとここまで形が変わるのは驚きです。

4mまで伸びたものがある一方で1m50㎝程度でたくさん枝を出しているものもあります。枝をたくさん出しているものがある一方で新しい枝は数本しか出していないものもある。これが個性なのですかねぇ。

先ほどのレモンは開心形で誘引して来年の様子見です。開心形は育てる主枝が多いため1本主枝の主幹形に比べると完成が遅い傾向にあります。焦らずじっくりと完成を目指すことにします。

1本主枝・2本主枝・3本主枝と3パターン紹介しましたが、うちのレモンはこのパターンのどれかに当てはまりますので他のレモンも観察してそれぞれに合わせた剪定を行っていきます。

本来は2月頃の厳寒期に剪定すべきなのですが、アスパラの冬作業・ポンカンや不知火の収穫作業・梨の剪定勉強などスケジュールが詰め込まれていますので、空いた時間に少しずつ進めています。

12月の下旬からレモンの剪定を始め、12/28時点で15本ほど剪定を終えました。中には切りすぎかなと思うものもありましたが、不要な枝を残していても仕方ないのでバッサリ切っています。

今後も気付きや変化があれば記事を更新していきます。

剪定に使った道具

今回のレモンの剪定ではいくつかの剪定道具を使いました。ここからはうちの使っているものを写真付きで紹介していきます。

余談として太い枝を切る用のノコギリも合わせて紹介しておきます。レモン栽培1年目ではそこまで太い枝が出ないため必要ないですが、後々を思うと必要になります。

剪定鋏

剪定鋏(せんていはさみ)は必須の道具です。枝を切るのに紙を切るようなハサミではダメですし切りにくいハサミを使っていると作業効率が悪くなるばかりか手も疲れます。

個人的な剪定鋏のおすすめはライオン印のレーヴェです。

力を入れなくても細い枝はササっと切れますし、写真のように徒長した枝も余裕です。

私はこの剪定鋏を3年ほど使っており、かなり気に入っています。ポンカンや不知火の剪定でも重宝しており、サクサクと徒長枝を落としています。

レモン栽培1年目程度の剪定ならこれ1本で余裕です。しいて言うならハサミ自体が少しゴツイため内側から出た枝は切りにくいかもしれません。

剪定シーズン後はヤニ落としをして刃を研いでオイルで保護しておくと切れ味を保って保管できます。剪定道具のメンテナンスは過去の記事で説明していますので興味があれば記事を読んでみてください。

私はこの剪定鋏を枝用にして、もう一種類細い鋏を使っています。位置付けとしては芽切鋏に分類されていますが、細い枝だったりレモンのトゲ切りはこちらをメインに使っています。

芽切鋏

先ほどのレーヴェよりも細く、細かい場所の整理ができるのがこの鋏です。

岡恒の芽切鋏です。主にレモンのトゲ切りで使っています。レモンにはかなり強烈なトゲが生えていますので剪定時になるべく切るようにしています。トゲは必要なのでは?と思う方もいそうですが、レモンのトゲは不要です。残していても葉っぱや果実を傷つける原因となってメリットはありません。手間ですが切ることをおすすめします。

この鋏は小柄で扱いやすいのでポンカンの収穫にも使用しています。何かと使いやすい鋏ですので1本あると便利です。

こちらは価格も安いので手の出しやすい商品ですね。

麻紐とカッター

剪定後に側枝や亜主枝を誘引することも出てくると思います。

誘引に使うものは麻紐をおすすめします。麻紐なら安く手に入り、カットや処分も楽です。毎年麻紐を更新して誘引するため安さ・使いやすさから麻紐誘引をおすすめします。

そんな麻紐ですがカットにハサミを使っていると手間です。麻紐を引っ張ってハサミを手に取り必要サイズでカットする。カットした後はハサミを置いて誘引する。この手間は1回2回ではあまり時間のロスは感じませんが何十回と誘引するとロス時間を実感してきます。

そんな時は「アイアイカッター」を使いましょう。

アイアイカッターはリングとカッター部が合わさった商品で、指にはめて麻紐を切る時は写真のように刃の部分に合わせてカットします。

剪定鋏を使っている時もアイアイカッターを指にはめておき、剪定後の誘引で麻紐切断に使う。この流れは効率が良いです。

つまり、毎回ハサミを持ち換えたりする必要がなくなり時短に繋がります。アイアイカッターは1個の単価も安いため刃が錆びたら新しいものにかえましょう。体感的に剪定シーズンに1個(毎年1個)のペースで使う消耗品的な位置付けに考えておくとよいと思います。

商品リンクは10個セットのものですが、10個あれば数年は大丈夫です。50個や100個セットもありますがそんなに在庫を持たなくてもこれぐらいがちょうど良いでしょう。

剪定鋸

剪定鋸(せんていのこぎり)は今回のレモン剪定では使いません。

しかし、いずれは使うことを考えて紹介しておきます。私はポンカンや不知火や梨の剪定でこのノコギリを使っています。

剪定のノコギリでは有名なブランドサムライシリーズです。私はチャレンジと言う種類のノコギリを使っています。

替刃タイプの商品ですので刃が折れたり、買い替えることを考えたら替刃を購入したら解決します。本体が2,000円ちょっとで購入できる安さながら、太い枝もしっかり切れます。ちなみに替刃は1,500円程度で購入できます。

鞘には写真のようなベルト通しが付いているため、腰にかけて移動できます。

このサムライシリーズは様々な種類がありますので自分の好みに合った商品がきっと見つかると思います。

まとめ

今回はレモンの剪定について記事をまとめました。

そもそも仕立て方法は管理しやすいために考えられたもので、自分に合った方法が正解と言えます。全て自然任せで大きな樹にするのも正解でしょうし、何本も主枝を作って実をつけるやり方も正解です。

大切なのはそのやり方を自分でやってみて良い部分は他の栽培で取り入れてダメな部分、合わない部分は次からやめておくことです。私は以前から勢いのある徒長枝をねん枝で曲げて成り枝にする方法をやってみたいと思っていました。ポンカンで試してみると思ったように果実がつかない、実った果実はなんだかおいしくない…そこでこの方法は私にはできないと感じました。

何年かして良い果実が実るのか、ねん枝方法が間違っていたのか、枝の選定を間違えたのかなどを検証していっても良いのですが、時間もかかるためやめました。

今回の剪定は来年には結果が出ます。成功したなら私の考えは正しかったと自信が付きますし、失敗したなら次に活かす発見ができます。百聞は一見に如かずと言う言葉があるように聞いていても始まりません。自分でやってみて判断しましょう。

皆さんも楽しいレモンライフを始めてみてはどうでしょうか?

今回も最後まで読んで頂き感謝です。

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