レモンの鉢栽培|【オリジナルブレンド】レモン用の土作り

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レモン日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「レモン栽培に向けた土作り」です。もふもふ農園では新規レモンプロジェクトとして、新しく「レモン」栽培をすることにしました。

前回は「鉢の準備」「土の準備」「堆肥の準備」を行いました。今回はいよいよ「土作り」を行っていきます。このレモンプロジェクトでは1からレモン栽培をしていきますので今後、成功するか失敗するか分かりません。栽培の様子は定期的に記事にしていきますので興味を持ってもらえたら嬉しいです。

最初のレモン記事は過酷な「土」の準備です。こちらの記事をまだ見ていない場合はぜひ最初から見ていってください。

今回の記事を簡単に説明すると「市販の完成した土を使わず、オリジナル配合した土を使う」と言うものです。バランスは感覚によるものですのでこれが吉と出るか凶と出るか…

まぁ、失敗しても良い経験(笑)市販の土を買っていたら出費がかさむので自分たちでできることはやる!そんな気持ちで頑張っていきます。

レモン鉢栽培|オリジナル土作り

前回の作業では鉢、土、堆肥の準備をしました。今回は新たに「4つの材料」を準備して土作りを行います。

土作りは超過酷な作業でした。6つの材料をシートの上に置き、できる限り均一になるように混ぜていきます。1鉢2鉢ほどであればすぐに終わりますが準備した鉢は50鉢…先が見えない作業に悪戦苦闘。後ほど書きますが計算違いで鉢を追加しました。

土作りの6つの材料

土作りには次の材料を使いました。

使用した量が多い順に説明していきます。

①ベースの土…これは前回の記事でも書いていた土ですね。他の農家さんから分けてもらった田んぼ補充用の土です。鉢に8割ほど入れて準備したため、重さは40㎏以上ありそうです。体感的には40㎏~50㎏と感じます。

写真には40㎏と記載していますが40㎏でも50㎏でも特に気にせず混ぜています。重量を量って混ぜるのではなく、体感です(笑)

②堆肥…こちらも前回の記事で書いていた超大型農家さんから分けてもらった堆肥です。ふわふわした軽い堆肥で体感的には10㎏ほどと思います。

肥料袋の7割~8割ほどまで入れて1回1袋を土作りに使いました。

③森の恵み…こちらは購入した活性堆肥です。特徴としては「樹皮を粉砕精選し、微生物と酵素の作用によって熟成されたバーク堆肥に木炭を配合したもの」です。

用途も野菜、果樹、樹木、水稲、苗畑と幅広く使いやすい堆肥です。こちらを1回で1/2袋使います。1袋が20Lですので1回あたり10L使います。

④豆かす…「豆かす」や「くず豆」や「3番」など色々な呼び名がありますが、うちでは「豆かす」と呼ぶことが多いです。土の栄養補給に豆かすを入れました。

分量は体感で1.5㎏~2㎏ほど、両手に豆をすくって8回分です。この豆かすは「もふもふ農園の白大豆/黒大豆」選別で出たものです。

選別時の様子はこんな感じです。

良品の1番(写真には写っていない)は規格「大/中/小」の3種類に分かれ、サイズ別にまとめます。写真左の3番を土作りに使いました。

⑤⑥余っていた粒状肥料…それぞれ1つかみを入れました。ようりんの方はホウ素・マンガンの入った「BMようりん」を使用。りん酸、苦土、けい酸、石灰などが効率よく吸収されます。この2種類は余っていたから追加したとのことでした。

オリジナルブレンド【混ぜる前】

上記6種類の材料を広げて混ぜていきます。

最初にも書きましたが恐らく土と堆肥は書いた量(40㎏と10㎏)よりもありそうです。

土は塊になっている部分がありますので、できる限り細かくしてから混ぜることを心がけました。

注意点としては「ムラを出さない」「腰を痛めない」くらいです。土や堆肥や肥料にムラを出さないよう混ぜていきます。土の部分は重く、かなり体に負担がかかりますが腰を痛めないよう心掛けて作業を行いました。

手順としては①鉢をひっくり返して土を広げる(ここで土の塊は細かくしておく)→②堆肥を広げる→③森の恵みを広げる→④余ってた肥料を右手・左手1つかみずつ握って撒く→⑤豆かす両手8杯撒く→⑥混ぜる→⑦完成した土を鉢に戻す。

上記の流れで進めていきます。混ぜる作業自体は3分~5分ほどですが全ての手順をしていると1鉢完成までそこそこの時間がかかります。急ぐと体を痛める原因にもなるため、自分のペースで進めました。

オリジナルブレンド【混ぜた後】

しっかり混ぜるとふんわりした土になりました。

できた土は思ったよりも量があり、鉢1.6~1.8鉢ほどの量でした。想定外ですが鉢は余っているので、追加して当初の予定(50鉢)よりも多く準備しました。

ひとまずレモンは50鉢と決めていたため、レモンの追加をするのか別の鉢栽培をするのかはつーさんと要相談です。

最初の土と完成した土を並べると一目瞭然ですね。オリジナルブレンドの土がうまくいくのか心配でもあり、楽しみでもあります。

土作り作業風景

土作りの作業風景はこんな感じです。

12月に入ってからの作業なのでとても寒いです。そのためビニールハウス内で土作りをしましたが…開始10分で暑い!(笑)

最終的にはTシャツ1枚とジャージで作業していました。ビニールハウスってやっぱりすごいですね。

鉢は結局40鉢追加してトータル90鉢となりました。当初準備していた17号鉢も全て使ってしまったため、さらに大きい鉢も準備することになりました。(手前の鉢)

とにかく今回の土作りは体力勝負でした。朝から夕方まで作業しても終わらず、まだ20鉢ほど残っています。体力も限界でその日の作業は切り上げました。もちろん次の日は筋肉痛になりました。

言ってしまえば当初の予定50鉢は完成しているのでこれ以上やる必要はありませんが、今後の事を考えてゆっくりと進めていきます。

姫レモンとビアフランカ

前回の記事執筆時には届いていなかった「姫レモン」が届きました!

もともとの予定は「ビアフランカ×40」「姫レモン×10」でしたが、届いた姫レモンの苗木は5本…

おかしいな~と思いつつ、発注したつーさんに確認すると姫レモンにあまり乗り気じゃないことが判明(笑)10本→5本に発注量を減らしていました。

姫レモン10本→5本

もともと姫レモンは私が気になっていた品種で栽培したいと伝えていました。つーさん的には姫レモンの「実が小さい」「酸味と苦みが強い」「棘がある」ところが気になり本数を減らしたようです。

見た目はオレンジで甘そうな姫レモン。実際は甘くないし種もあって小さい実です。明確な販売ビジョンが浮かべば購入してもよかったそうですが、農家として利益も大事だと言うことでしょう。微妙と感じつつ、5本購入してもらえたのはつーさんなりの優しさですかね。

姫レモンの収穫時には何かしらの販売活路を見つけていきたいと思います。

ポイントとしては生産量が少ないことですね。珍しさをアピールできますが、小さい(ゴルフボールよりちょっと大きいくらい)、種がある、苦い。このあたりを知った購入者は次回から購入をやめるかもしれません。加工品として「姫レモン果汁」のような商品を出したらどうか、「姫レモンドライフルーツ」はどうだろうか~など考えたりしますが、まずはしっかり収穫できるようになってから考えます(笑)

レモン購入予定品種

ビアフランカと姫レモンは苗木が届き、あとは定植するだけです。

現在レモンの苗木は計45本。レモンをもう1種類追加しようと話をしました。

つーさんと話をして「育てやすい」「実が大きい」このあたりをベースに品種を調べ、「璃の香(りのか)」を採用しました。

璃の香の特徴としては「果実が200g程度」「収穫が早い」「果肉の割合や搾汁率が高い」「加工適正に優れている」など理想的な品種です。無事に発注も済み、納入待ちとなっています。

余談ですが、璃の香以外に甘いレモン「ピンクレモネード」、巨大レモン「ジャンボレモン」が候補にあがりました。全て栽培したいところですが、今回は多くても3種類と決めていたため璃の香だけに決めました。

栽培品種も決まり、本格的にレモンプロジェクトが動き出しました。

次回は定植の様子やレモンの品種「ビアフランカ/姫レモン/璃の香」の違いなどを記事にできれば良いと思います。

まとめ

レモンプロジェクトは順調に進んでおり、栽培品種が決定し、オリジナルブレンド土も完成し、定植するだけとなりました。

そんな中、1つだけ抜けていたことが発覚しました。

すのう
すのう

鉢に砂利入れ忘れた(笑)

レモンの買い付けをお願いしている種苗屋さんに栽培のコツを聞きました。

「鉢の底に砂利を敷いて水はけをよくするといい」→忘れてた(笑)

これが後ほどどう影響してくるか…

ひとまずこのまま栽培する方向になりました。枯れずに育っていけばいいんですが…

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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