こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「防草シートのメンテナンス」です。農園では雑草対策として防草シートを活用しているエリアがあります。防草シート・シートピンでそれなりに痛い出費ですが雑草抑制効果は高いです。今回は防草シート導入エリアで気になることがあったので対策を考え実施しました。
対策後は雑草抑制効果がより高まったと感じており、防草シートのメンテナンスをテーマにして記事にまとめることにしました。
こちらはレモンハウスの一部分です。見ての通り雑草が生い茂っていますが、ここは防草シートの上です。
ビニールハウス一面に防草シートを敷き詰めてシートピンで固定、その上に60Lの鉢を並べてレモン栽培をしています。
昨年もそうでしたが冬に草むしりをして綺麗な状態にリセットしても春にはこの状態になっていました。
今回は良い案を考えたので対策してみることにしました。
まずは現状把握です。
シートピンを抜いて少しシートを捲ると原因がはっきりしました。
防草シートをケチったことが裏目に出ています。少しでも節約しようとシートの重なり部分を10cm程度にした結果、雑草がシートを押し上げて隙間から出てきました。
昨年もこの点には気づいており、雑草を抜いてシートピンで補強することにしましたが結果は同じ、今年は別の対策をしていきます。
まず1つ、防草シートのピンはケチらないことです。防草シートはそれなりの金額がしますのでシートピンは使う本数を減らして少しでも安くおさえたい気持ちがありますが、ピンの間隔が広すぎると防草シートを押し上げて雑草が出てきます。
私はコスパの良いシートピンを購入して多めに使うようにしています。一応製品説明では1m間隔で1本のピンを打ち込むくらいが目安と記載されていました。
シートピンを選ぶときにはピンの長さで悩みます。15cm・20cm・30cmのように長さが異なり長くなれば基本的に値段も高くなります。
私は15cmタイプと20cmタイプのピンを使い、固定具合にそれほど違いがなかったため今は15cmタイプをメインで使っています。
ちなみにシートピンにはおまけとしてピン抜きが入っていました。
地面が固くなければピンに引っ掛けてうまく抜けました。15cmピンなのでドライバーや鎌や手でも抜けますがこのアイテムがあればもう少し楽に抜けると思います。
このシートピンを使って防草シートを補強していきます!
まずは防草シートの重なりが少しだったため光を遮断する資材を入れます。
無料の資材「肥料袋」です。肥料袋は頑丈なものが多く、袋の厚みもあるため防草シートの手助けになると思いました。
シートの重なりが甘いことから雑草が出てくるのであれば光を遮断するものを追加で入れようと考え、肥料袋にたどり着きました。
肥料袋を中に敷き、防草シートを引っ張ります。
目安として1mに1本と記載されていましたが、このエリアでは大体50cmに1本の間隔でピンを打ち込んでいます。理由として最初は1mで1本間隔でしたが雑草がシートを押し上げて出てきたため今回の肥料袋をセットと合わせてピンを追加で打ち込みました。
単管パイプを打ち込んでいる場所も肥料袋を切って地面を覆うようにシートを固定しました。
3月上旬に草むしりをして肥料袋で対策を行いそこから約2週間、今のところは雑草がほとんど出ておらず良い結果だと感じています。
ちなみに来年は防草シートが切れた場所(おそらく鎌などで穴を開けてしまった場所)からも雑草が出ていたので補修テープを使ってみたいと思います。
1本の価格も高くないのでこちらの方がコスパよく対策できるかもしれないと期待しています。
これから雑草が勢いを増してきますのでしっかりと対策してうまく果樹たちを管理していきます。
当ブログでは使えそうな農業の話を「小ネタ」カテゴリーに投稿しています。もしかしたら参考になるテーマもあるかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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