レモン1本の木からどれだけ収穫できる?栽培6年目の話

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています
レモン日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「レモンの収穫量」です。2024年はたくさんのレモンが収穫できました。そこでふと疑問になったのが1本の木からどれくらいのレモンが収穫できるのか、こちらを把握しておくことで収入の目安をざっくり知れると思いました。

今回の記事ではレモン1本からどれだけ収穫できるのかを実際に調べ、結果を伝えていきたいと思います。

レモンは使い道の多い魅力的な果樹です。柑橘類は栽培難易度も高くないため初心者でも選びやすいと感じます。

収穫期間もグリーンレモンとして収穫できる10月下旬から黄色に色付いてくる1月ごろまで長期間あるため必要な時に必要な分を収穫できる魅力があります。特に農作業は冬場に閑散期を迎えることが多いため、冬場の収入源は貴重ですね。

ちなみに柑橘類は寒さに強くない品種が多いため冬越し対策が必要になってきますが決して難しいものではなく市販されている不織布を巻いたり敷き藁で根を守るようにするだけで十分寒さに耐えられます。

これからの冬の季節になっていきますのですでにレモンを育てておられる方は冬越しの準備をして翌年に備えていきましょう(^^)

レモンの収穫量の話

今回メインで調べたレモンは2019年に露地植えしたレモンです。最初の2年ほどはあまり管理をしておらず成長速度も遅かったように感じますが追肥や雑草管理や剪定作業を意識して行い、2024年にはたくさんの果実が実りました。

うちではレモンの露地栽培に加えてビニールハウス1棟を使ってレモン栽培にも取り組んでいます。奥行き50mのビニールハウスに鉢栽培のレモンを並べて管理しており、こちらは翌年から少しずつ果実をつけています。

根の制限により露地栽培に比べてコンパクトな木となりますが果実の早期収穫が見込めます。ビニールハウス栽培は露地栽培に比べてコストが高くなりますが栽培していても管理のしやすさや病害虫の少なさは魅力があります。今のところハウスレモンの売り上げだけではビニールハウス代を完済するのに5年以上かかりそうですが付加価値をつけてレモン販売できるように頑張っていきます。

さて、こちらが今回検証する2019年に路地植えしたレモンです。鉢栽培と違って根の制限がないためかなり大きくなります。剪定などで毎年高さ調整していますが現段階では2m以上の高さです。

収穫したレモンはゴツゴツしていたり枝などですれ傷がちらほらありますが見た目以外は一般的に販売されているレモンと遜色ありません。

この木のレモンを全て収穫して何個収穫できたのか確認していきます。

ちなみに私は収穫道具としてポテ岡恒のハサミを使っています。使いやすいのであれば買い物かごでも大丈夫ですがレモンが傷つかない入れ物が理想です。

収穫しているとポテ1つでは入り切らないほど量がありました(^^)

収穫ハサミは持ちやすい・切りやすいものを選びつつ個人的には細め長めのものがおすすめです。レモンの枝や葉、トゲを回避しながら収穫するため短い収穫ハサミや大きな収穫ハサミは作業がやりにくいです。

コスパと使いやすさを考えて私は岡恒のハサミを使っています。間違っても家庭内にあるハサミを使わないようにしてください(切りにくいので)

収穫に使うハサミは色々な種類が販売されており、私は収穫用のハサミを3種類・剪定用のハサミを2種類使い分けています。

収穫したレモンを数えて販売できるものと販売できないものに分けていきます。販売できないものはあまりにも小さすぎるレモンや許容できない傷があったり虫食い状態のものです。こちらは自家消費用として残しておきます。

ちなみにレモンに限った話ではありませんが収穫した果実はタオルなどで拭くと綺麗になります。

時間はかかりますがこの一手間をするとお客さんにも綺麗なレモンだと手にとってもらいやすくなります。

そしてこちらが仕分けで避けた訳ありレモンです。

小さなレモンや傷があっても美味しく使えます。私は自家消費分のレモンをレモン汁として活用したり綺麗な部分を削って香りをつけたりして使っています。

今回のテーマ:レモン1本からどれだけのレモンが収穫できるのか。

気になる結果は驚愕の「108個」でした。ここから避けたレモン18個を引いて販売できる分は90個です(^^)

余談ですが他のレモンの木(露地栽培レモン)を調べてみると1本の木から50個から60個くらいで100個はなかなかの結果でした。

たくさん収穫できた一方で懸念点もあります。これだけの果実をつけるにはたくさんの養分を使ったと思います。本来であれば適度に花を落としたり摘果したりして養分を使いすぎないように調整が必要でしたが全て自然に任せたため翌年は果実量が極端に少ないかもしれません。

追肥や冬越し対策をしっかりして木を弱らせないように管理し、翌年に備えていきます!

まとめ

今回はふとした疑問「レモンの木1本から何個のレモンが収穫できる?」こちらを調査して記事にまとめました。

結果は驚愕の108個で大台を突破しました。今後も管理をしっかりと行い記録更新を狙っていきます(^^)

レモンには様々な品種があり小さなレモンの品種から大きなレモンの品種・熟すと黄色ではなく橙色になる珍しい品種もあります。

余談ですが、個人的なお気に入りは橙色のレモン「姫レモン」です。小さなみかんのような見た目ですが当然ながらレモンなので酸味がありとても酸っぱいです。さらに姫レモンは他のレモンにはない独特な香りがあり付加価値をつけて販売できます。

ただ・・・今のところ直売所での売れ行きはイマイチです(笑)レモンとして販売しても見た目がみかんなのでお客さんがなかなか手にとってくれません。

一時やっていたファーマーズマーケットでのネット販売では珍しさから購入してもらえることがそこそこあり需要はあると感じました。

姫レモンの話は別の記事で投稿していますので興味があれば記事を読んでみてください。

ちなみにビニールハウスで育てたレモンは綺麗なものが多いと感じます。雨や風の影響を受けにくいハウス栽培では果実に傷がつきにくく付加価値が高められます。

スーパーで見かけるレモンやみなさんが想像するレモンは黄色ですが10月ごろから収穫できるグリーンレモンも魅力的です。

爽やかな香りと酸味に優れたグリーンレモンを好む人も多いです。生産者側としても早めにレモンを収穫することで木への負担を減少できますのでメリットが大きいと思います。

レモン栽培に興味があればカテゴリー「レモン日記」から記事を選んで読んでみてください。レモン日記の記事は2021年にレモンの苗木を大量購入して栽培を始めた話から今までの栽培を定期的に記事にまとめて投稿しています。

土作りや病害虫や剪定の話など私なりの考えや結果を書いていますので興味があれば読んでもらえると嬉しいです。ともにレモンライフを楽しみましょう。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました