こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「1株収穫量」です。枝豆の株1本あたりの収穫量を調査していきます。地道に1莢(さや)ずつ、ひたすらむしってました。
ちなみにもふもふ農園では「黒枝豆」の収穫ピークを迎え、日々時間に追われながら収穫をしています。収穫・選別・梱包全て手作業で行っています。
収穫量、教えてもらおうか。
最初に伝えておきますが、1株あたりの収穫量は栽培する場所や土壌の状態に大きく左右されます。簡単に言うと、家庭菜園で小さな鉢栽培をしていたら収穫量も少ないでしょうし、豊富な栄養の土壌で栽培したら大きくなることでしょう。
今回の調査の前提条件としては、①もふもふ農園の露地栽培②土壌は良い③平均的なサイズを収穫して調査④黒豆の枝豆(黒枝豆)これで調査していきます。
今回収穫した平均的なものがこちらです。
家庭菜園のものに比べると大きいと思います。うちの枝豆は完全無農薬栽培にこだわっており、ものによっては虫が多いです。今回はなるべくきれいなものを選びました。
この黒枝豆の莢をむしりやすいように仕訳けていきます。枝豆は1株から枝分かれして、それぞれに莢がたくさんつきます。1株からでもたくさん収穫ができます。
8つに分解しました。それぞれに20莢ほどはついていそうです。ここから、全ての莢をむしって「出荷できるもの」「出荷できないもの」に選別していきます。出荷できるものの基準は「莢のなかに粒があるもの」です。出荷できないものの基準は「傷、食害痕、粒がないもの」です。莢の中に粒があったとしても傷や食害痕があれば出荷はできません。
この基準で全ての莢をむしって並べました。
こちらが選別後の状態です。左側が出荷できるもの、右側が出荷できないものになります。ここから1個1個数えて正確な数を数えていきます。
結果
出荷規格:167莢 規格外:59莢となりました。これがもふもふ農園では平均的なサイズでしたのでだいたい1株あたり200莢ほど収穫量がありそうです。実際に実がついているものは150莢ほどで重量に換算するとざっくり400gほどでした。一概に1莢〇gとは言えず、粒の大きさによって重さは変わってきます。今回収穫した黒枝豆はそこそこ大粒のものが多い印象でした。
それにしても…そのうち4分の1は規格外とはもったいないですね。今回の規格外品を見るとそこまで虫による食害痕はなく、ほとんど粒がないものでした。これは日が経てば粒が大きくなると思われますので実際の規格外はもっと少なそうです。
黒豆まで栽培を続けず、1部は黒枝豆で収穫する。収穫や選別にはかなりの時間を要しますが、美味しい枝豆を食べるために頑張ります。
ちなみに、この枝豆/黒枝豆栽培はつーさんの趣味で、利益は考えていません。どちらも200g100円で直売所経由で販売しています。この1袋が100円でボリュームもあるため人気商品らしいです。
黒枝豆の収穫期間は約10日。残り1週間ほどとなりますが、過酷な黒枝豆収穫を楽しんでやっていきます。
莢をむしった後の残骸です。通常の枝豆から現在の黒枝豆まで積み上げ、その高さは約160㎝となりました。全ての収穫が終わるころには200㎝を超えそうです(笑)
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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