こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「せとか栽培」です。2024年の1月にズタボロの状態で譲り受けたせとか達をビニールハウス内に植えて果実の収穫を目指しています。当初は葉っぱがほとんど無い苗木状態でしたがハウス内の土作りをして水やりをして病害虫対策をしたせとか達は元気を取り戻しつつあります。
今回はせとかハウスの現状をお伝えして、前回からどれほど成長したか記事にまとめていきます。短い内容になりますが農園のせとか栽培を知ってもらえると嬉しいです。
それでは最初にせとかハウスの現状です。
ビニールハウスのビニールが吹っ飛びました(笑)以前まではもう少しビニールがありましたが今はほとんどなくなりました。ビニールハウス栽培と言いつつこれでは露地栽培ですね。
この状態では雨も入り放題で雑草が至る所から生えてきました。定期的に草むしりをして雑草マルチを試してみました。
他に変わった所として、写真でも分かりますが大量のもみ殻を投入しました。
もみ殻は雑草抑制と保水効果を狙いました。草むしりをして綺麗にした上にもみ殻をまいています。体感的に10cmほどの厚みがあり他の場所と比べて雑草が出にくくなっていると感じます。
もみ殻は無料の優良資材ですので積極的に活用したいですね。雑草抑制以外に見た目的にも綺麗ですのでアスパラハウスの通路にまいたり、もみ殻燻炭にして使ったりしています。
もみ殻燻炭の作り方はいくつか種類がありますが、缶を使った作り方が簡単に感じました。野焼きタイプで作られる場合が多いと思いますが風で火のついたもみ殻が飛んだり、消化作業が大変なので簡単に作りたい場合は缶がおすすめです。ただ、1度に作れる量は野焼きタイプが多めです。
さて、せとかの生育状況ですがズタボロ状態から普通?の状態まで回復してきました。
害虫(アゲハ蝶の幼虫)が発生して葉っぱを食害された時もありましたがなんとか耐えることができました。
ちなみにこちらが一番最初のズタボロせとかです。
葉っぱがあるのが数本でこのまま枯れそうな状態でした。
これが全ての始まりで2024年の1月ですね。幸いにもビニールハウス内での管理だったため冬の寒さに耐えられていました。
あれから10ヶ月が経過し、枝や葉っぱが増えて幹も多少太くなったと感じます。
ちなみにせとか栽培の今後の予定ですが、11月の追肥は終わっているので次は冬越しです。(うちの追肥タイミングは3月・6月・9月・11月の年4回です)
ビニールハウス栽培なので冬越し対策は不要かと思っていましたがビニールがここまで無くなると話は別です。時間があればビニールの張り替えを行いますが間に合わなかった場合は不織布を巻いて冬越ししようと思います。
昨年は露地栽培のレモンに不織布を巻いて冬越ししましたが結果は良好で、たくさんの葉っぱを残して春を迎えられました。気温がマイナスになる地域では冬越し対策するのがいいですね。
今回は簡単にせとか栽培の近況報告を行いました。ビニールが吹っ飛んで雨ざらしになりましたが問題なく生育しています。
ちなみに過去の記事にてせとか栽培にヘアリーベッチを使った話をしていますが、ハウス内を見てみると種が発芽していました。ヘアリーベッチは広範囲に広がって地表を覆い、緑肥としての効果もある魅力的な植物です。
夏には広範囲に広がっていたため多くの場所から発芽が期待できそうです。
今後もせとか栽培に変化があれば記事を書いていきます。
このせとか日記の記事はビニールハウス栽培をメインに投稿していますが、農園では露地栽培のせとかも栽培しています。こちらは数年前から栽培をしており今年は果実も実りました。ただ、露地栽培では雨や風の影響を受けやすいため綺麗な果実を収穫するのは難しいとも感じています。
雑草対策として防草シートを敷き管理しています。個人的には今回紹介したヘアリーベッチやナギナタガヤなどの緑肥に加えて雑草抑制効果のある植物が好みですが、全てのエリアには展開できていません。理由として、雑草抑制効果はあるもののやはり隙間から雑草が生えてきますので定期的なメンテナンスをした上に成り立つと考えています。
できる範囲は緑肥を、部分的に防草シートで対策するスタイルで栽培しています。
さて、今回できた果実ですがせとか自体にトゲがあり、風の影響で果実に刺さっていたようです。
柑橘類のトゲは生育に関係ないためトゲ切り作業をすれば良かったのですが手が回っていませんでした。せっかく大きな果実ができたのに腐り始めていました・・・
無事な果実は近くのトゲを切って対策していきます。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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