こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「キウイ日記」です。久々にキウイの記事でも書こうかと思い、もふもふ農園内のキウイ園に向かいました。近況報告でもしようと思い、記事用の写真を撮っていると何やら違和感が…
あれ?葉っぱがボロボロ?
最初は露地栽培なので風や雨に打たれて葉っぱがダメージを受けているのかと思いました。しかし、よくよく葉っぱを見ると葉っぱの筋?だけが残された状態だったため、頭に奴がよぎりました。
「コガネムシ」です。
果樹栽培をしている人はコガネムシが出たと聞くとゾッとするかもしれません。コガネムシの成虫は葉を食害し、コガネムシの幼虫は根を食害します。上下のダブルパンチによって植物は弱り、最悪の場合は枯れてしまいます。
露地栽培している場合は他の植物もあるため根の食害は分散されますが鉢栽培なら被害は甚大です。コガネムシの幼虫が数匹鉢の中にいるだけで果樹が枯れる原因になりえるそうです。
今回はキウイ園にコガネムシが大量発生した話とコガネムシ対策をした話を記事にまとめて投稿していきます。
コガネムシの恐ろしさ…しっかり学んでください。
キウイ日記
時は2023年7月上旬、もふもふ農園内のキウイフルーツ園の話です。
現状のキウイの生育はこんな感じです。
キウイの果実は順調に大きくなり、特に黄色系キウイ「アップルキウイ」に関しては1つの大きさがゴルフボール以上の大粒になりました。ここまできたら何としても収穫したい気持ちがあり、コガネムシと真っ向勝負することに決めました。
まずは現状の被害を確認してみます。よく見ると葉っぱがボロボロで場所によっては被害が甚大です。葉っぱが食害され、うしろのキウイまで見えてしまっています。
キウイ園全体的に食害されておりコガネムシも相当の数がいると思われます。
続いてコガネムシの数を確認してみました。
やり方は簡単で、キウイ棚ごとキウイの枝を揺らします。するとコガネムシが落ちる落ちる…1本のキウイから10匹~20匹ほどのコガネムシがボトボト落ちてきました。
被害は甚大です。単純計算で各キウイに同じくらいコガネムシがいると考えるとざっと100匹以上となります。昨年は全く被害はありませんでしたが今年は大発生しています。
ひとまず捕獲できる限り捕まえて処理しましたが生き残りはもちろんいます。数日も経てば再び戻ってくることでしょう。
ネットでコガネムシの対策を調べつつ、いくつか実践することにしました。
コガネムシを学ぼう
さて、ここでは少しコガネムシについて勉強しておきましょう。
皆さんはコガネムシと聞いてピンときますか?似ている虫で言えば「カナブン」がいます。
カナブンとコガネムシはそれなりに似ていますが植物に与える影響は天と地ほどの差があります。簡単に言えばカナブンは益虫でコガネムシは害虫と言われています。
益虫とは植物にとって良い働きをする虫で、カナブンは幼虫・成虫ともに益虫です。幼虫は腐葉土などを食べて糞をします。ミミズやカブトムシなどの幼虫も同様ですが地中の土作りに貢献してくれます。
一方でコガネムシの幼虫は腐葉土に興味はなく、植物の根を食べて成長します。根を食べられた植物は当然ながらダメージを受け、生育が悪くなります。根を食べて成長したコガネムシの幼虫はやがて成虫になり、今度は植物の葉を食べます。葉を食べられた植物は光合成が行えず養分を作り出すことができません。幼虫は根にダメージを、成虫は葉にダメージを与え、やがて植物は枯れてしまいます。幼虫・成虫ともに厄介な害虫です。
カナブンとコガネムシの見分け方ですがネット上には分かりやすい画像比較があるのでそちらを参考にした方が分かりやすいです(笑)写真を撮って紹介しようと思いましたが、カナブンが見つかりませんでした。コガネムシばかりです(笑)
ちなみにコガネムシは様々な種類がいます。よく見かけるものはマメコガネやヒメコガネと呼ばれていますが他にもドウガネブイブイやアシナガコガネなど10種類以上のコガネムシが存在します。
コガネムシとの戦いの記録
キウイフルーツを守るため、コガネムシと戦うことを決意しネット上の情報を駆使して対策を実施しました。今回はやったことと結果を合わせて報告していきます。
今回行った内容はうちのキウイ園で行ったものになります。効果があったもの、効果が無かったものがありますが他の場所でも同様の結果になるとは限りません。
例を出すなら、この後に書きますが自作でコガネムシトラップを作って設置しましたが惨敗しました。うちの園では失敗に終わりましたがネット上では効果があった対策です。発生しているコガネムシの種類や規模などによっても変わってきますのでその点をご理解ください。
対策①粘着トラップ
何か良い対策はないかと農園内の備品を探しました。
発見したのがこちらです。
これはうちのメイン栽培「アスパラガス」に活用しているものでアザミウマやアブラムシなどの害虫を粘着トラップで捕まえるトラップです。
当然ながらコガネムシ用ではありませんが、キウイ園に大量のコガネムシが発生しているのであれば活発に動き回る時間帯には飛び回る→粘着トラップに引っかかる。そう考えました。
1袋には10枚の粘着シートが入っているのでキウイの樹を囲うように粘着シートを設置しました。
※結果については後ほど書きます。
対策②コガネムシ団子
粘着シートだけでは頼りないと思い、ネット上でコガネムシ対策を調べていたところ様々な材料を混ぜてコガネムシを引き寄せるトラップ作りに魅力を感じました。
トラップの種類はいくつかあり酒やオレンジジュースなどを混ぜた液体タイプ・きな粉や砂糖を混ぜた固形タイプなど様々です。ひとまず作りやすそうでコガネムシが寄ってきそうなものを検討し、今回はこちらの材料でコガネムシ団子を作ることにしました。
材料は料理酒・米酢・砂糖・きな粉をベースとして、必要に応じてダイアジノン(農薬)を混ぜてコガネムシ対策の団子を作ります。
分量は料理酒100ml、砂糖100g、米酢50ml、きな粉200gここにダイアジノンを50g加えてコガネムシ団子を作ります。ダイアジノンを入れる理由はコガネムシを逃がさないためです。
捕獲器を使う場合は構造的にコガネムシが逃げられないのでいいですが、自作トラップの場合はコガネムシが逃げやすいと言えます。ペットボトルを加工した捕獲器や牛乳パックを加工した捕獲器がお金をかけずに作れるものとして一般的ですがペットボトル捕獲器は構造的に雨水が入りやすく屋外は使いにくいデメリットがあり、牛乳パック捕獲器は入口が大きいためコガネムシが逃げやすいデメリットがあると言えます。
そのため団子を食べたコガネムシを駆除できるようにダイアジノンを混ぜて団子を作ります。当然ながら農薬ですので団子は取り扱いに注意してください。余ったものや設置したものの廃棄は責任をもって行うことが大切です。
先ほどのホリバーイエロー(粘着トラップ)とコガネムシ団子を入れたトラップを設置しました。トラップに使ったのは遊休品のデスク用ゴミ箱です。屋外に設置しているため雨の侵入を防げるように固定して設置しました。ゴミ箱内には先ほど作ったコガネムシ団子を入れています。
DAISO商品のデスク用ゴミ箱です。麻紐で固定してキウイ棚に固定しました。
材料費を抑えるならペットボトルを加工したトラップや牛乳パックを加工したトラップもおすすめですが、ペットボトルトラップは雨の侵入を防ぐ対策が必要・牛乳パックトラップは耐久性に欠けるため今回はこちらを使いました。
※こちらも結果は後ほど書いていきます。
対策③ニームオイル
こちらはお馴染みのニームオイルです。過去から何度も紹介している私のおすすめアイテムです。
再度、簡単に説明しておくと「ニームオイルは農薬ではありません」天然の防除資材と呼ばれています。自然界に存在しているインドセンダンから抽出したアザディラクチンの入ったニームオイルは害虫忌避効果が期待されており、うちではアブラムシやハモグリガなどに効果があったと感じています。
ニームオイルは農薬ではないため特定の害虫に効果があるとは言えません。しかし私は一定の効果があると感じているため記事内で定期的に紹介しています。ちなみにニームオイルに期待されている効果は害虫の忌避効果・食欲衰退効果・脱皮阻害効果と言われています。
害虫の嫌がる匂いで遠ざけたり、ニームオイルの散布された葉などを食べた害虫は食欲が衰退し餓死する、幼虫などはうまく脱皮ができずに死滅する。と言った効果が期待されています。
農薬を使うことに抵抗がある場合は自然の天然防除資材「ニーム」は候補に入るのではないでしょうか。
ちなみに今回は被害が大きいため180倍希釈で散布を行いました。ニームオイルの散布は180倍~500倍程度の希釈で散布を行いますが予防での散布や被害が出ている状態の散布では希釈倍率を変えていきます。
まんべんなく散布を行います。コガネムシに効果があったのかを確認するために半分のキウイに散布しました。
今回はニームオイルを簡単に説明しましたが過去の記事では詳しく説明しています。ニームに興味があればこちらの記事も読んでみて下さい。
私が使用しているニームオイルと散布機を紹介しておきます。ニームオイルはダイコーさんの商品で散布機はマルハチ2Lです。小型の散布機ですがコスパがよく、使い勝手もいいのでおすすめです。
ダイコーニームオイルは100mlタイプと250mlタイプがありますが、おすすめは250mlタイプです。今もそうだと思いますが250mlタイプには計量カップが付属されているので目的の希釈倍率を作りやすいです。
対策④捕獲器の活用
対策①~③までで一旦様子を見る予定でしたが、農業倉庫に捕獲器があったためこちらも設置することにしました。コガネムシ用ではありませんが使えそうだったため活用します。
ずいぶんと年季の入った捕獲器でしたが特に壊れている部分はなく使えると感じました。
誘引剤はないので捕獲器の中にコガネムシ団子を入れてキウイ棚に設置しました。デスクゴミ箱との違いも確認したいと思います。
効果の確認
対策を実施してから1週間が経過しました。個人的には多少なりとも効果があると感じています。
事前に予想もしており「捕獲器>デスク用ゴミ箱トラップ>ニームオイル>ホリバーイエロー」こんな感じで効果があると思っていました。
期待と不安を抱えながらキウイ園にて効果の確認を行います。
見た瞬間分かります…失敗です。キウイの葉は見るからに以前よりボロボロで食害が止まらなかったことが分かります。
キウイ棚を揺らすとたくさんのコガネムシが落ちてきました。失敗と分かっていますが念のためそれぞれの結果を確認することにしました。
ホリバーイエロー(粘着トラップ)は10枚設置して1匹もコガネムシがかかっていませんでした。
コガネムシ団子を設置したデスク用ゴミ箱トラップ・捕獲器ですら1匹もかかっていません。完全な失敗です。
唯一、ニームオイルを散布した半分のキウイは他のキウイと比べて食害やコガネムシの数が少ないと感じましたがそれでも被害は拡大していました。
正直ここまでの惨敗になることは考えていませんでした。
キウイの葉を見るとコガネムシがいました。ここでやめると言う選択をするとこのコガネムシたちはキウイの根元に卵を産むことでしょう。卵から還った幼虫は根を食害し成虫になれば葉を食害する…最終的にはキウイ園が壊滅的なダメージを受ける未来が見えました。
ここでは終われません。
キウイ園のためにも近隣の農作物のためにもお金をかけてコガネムシ対策を行うことにしました。
絶対に負けられない戦いがある。
対策の実施【お金をかけて】
コガネムシ対策として最も簡単な対策は農薬による病害虫防除だと思います。しかし、調べていてもキウイフルーツの農薬でコガネムシが対象の農薬を見つけられませんでした。
ちなみに農薬取締法上で適用植物ではないものに農薬を使用することはオススメされていません。直売所出荷などでは防除履歴の提出が必要になりますが適用されていない農薬を使用した場合は出荷することができません。今回は農薬によるコガネムシは行いません。
今回実施するのはフェロモントラップと呼ばれる種類になります。コガネムシを引き付けるフェロモンを捕獲器に設置してコガネムシを呼び込みます。捕獲器で逃げられなくなったコガネムシを一網打尽にする感じです。
と、言うことでコガネムシフェロモン買いました。届くまでには数日がかかるため先に記事を書いています。
現在進行形で効果の確認を行うため商品が到着したら内容や設置状況、効果の確認を追記していきます。
とりあえず捕獲器は農園内の遊休品を使うとしてフェロモンのみを購入しましたがうまくいかなければ専用捕獲器も合わせて購入します。
今後のキウイ栽培にも関わるためできることはしっかりと行います。
こちらが今回購入したマメコガネ用のフェロモンです。コガネムシには様々な種類がいてそれぞれに合ったフェロモンが必要となります。うちの場合はマメコガネ?ヒメコガネ?とコガネムシの種類がはっきりと分かっていませんが恐らくマメコガネだろうと決めつけてマメコガネ用フェロモンを購入しました。
ネット上のマメコガネと見比べても同じような違うような…でも似ているとなりました。ちなみにヒメコガネの画像でも同じでした(笑)今回のフェロモントラップがうまくいかなかった場合はヒメコガネフェロモンを試す予定です。
それにしても…結構痛い出費です…
捕獲器が無い場合はフェロモンと捕獲器がセットになったお得なものが販売されています。
フェロモンは20m~50m程度まで効果があるそうで、これ1個設置しておくとキウイ園全体をカバーできそうです。様子を見ながら数の調整を行っていきます。
コガネムシトラップ
あれから数日後、購入したマメコガネ用のトラップセットが届きました!
今回はルアーセットで内容としてはボトル・タブレット・ルアーそして説明書が付属しています。要は本体以外のセットですね。
捕獲器が無い場合は本体も含まれた「本体セット」が必要となります。気になる方は先ほど商品リンクを貼っていますのでそちらを確認してみてください。
このルアーセットを持ってもふもふ農園キウイ園に向かいます!
余談ですが、私は今回「ルアーセット」を購入していますが、本体は持っていません。
本体セットとルアーセットでは数千円の差があるのでそこをケチりました(笑)年季の入った捕獲器があるので今回はそちらを代用しようと思いました。
結果論ですが数千円をケチらずに本体セットを買えばよかったと少し後悔しています。なぜならボトルが思ったよりも大きくて今の捕獲器にはセットできなかったからです。今回のコガネムシ対策がうまくいけば次は本体セットを買います(笑)
本体は専用品ではないため取付方法は参考になりませんが一応書いておきます。
ルアーセット内のボトルを取り出して蓋を外します。蓋を外すとコガネムシのフェロモンが発生し、マメコガネを引き寄せる仕組みです。
ルアー部には専用のタブレットを置いて蓋を閉じてボトルの上に置きます。説明書には注意点としてタブレットの包装を破らないように書かれていました。タブレットが入っている袋を開けるとタブレットが個包装になっていて破りそうになりました。
上の写真では白いタブレットと茶色の紙のようなものが見えますが、この個包装のまま使います。
先ほども書きましたがボトルが思ったよりも大きかったため捕獲器にうまく設置できず上に乗った状態となっています。(写真の捕獲器は専用品ではないからです)
このままだと風や雨で落ちてしまうので麻紐で固定することにしました。
とりあえず完成です。今後は1週間から2週間程度様子を見て結果を記事内に更新しようと思います。現状成功するか失敗するか分かりませんが結果をありのままにお伝えしますので記事の更新までお待ちください。
コガネムシトラップ‐結果‐
いよいよ記事も終盤です。あれから時は経ち、コガネムシトラップを確認しました。
フェロモンやルアーなどは捕獲器からズレることなく最初に固定したままでした。つまり、しっかりと効果を発揮したまま約2週間ほど設置してあったと言うことです。
ドキドキしながら捕獲器の中身を確認すると…
えっ?フェロモントラップも失敗?そんなバナナ(笑)
しかし、意外な結末が待っていました…
考察
結果としてフェロモントラップを設置して約2週間、捕獲できたコガネムシは3匹でした。しかし、思わぬ効果がありました。
キウイ園からコガネムシが消えました。
私自身も理解できていませんが、キウイ棚を揺らしても地面の草をかき分けてもコガネムシがいません。
ここからは私の考察となりますが、読んでみてください。
考察①ヒメコガネとマメコガネ
今回私はマメコガネ用のフェロモントラップを仕掛けました。
なぜなら見かけたコガネムシがマメコガネだと思っていたからです。
捕獲器に入っていたコガネムシはマメコガネ用のフェロモンに誘われていたと思いましたが、はたしてそうなのでしょうか?
捕獲器の中には以前作ったコガネムシ団子を入れてあったため、その匂いでたまたま捕獲器に入ったのでは?そう考えることもできます。
ちなみにこちらが捕獲器に入っていたコガネムシです。
Googleでマメコガネ・ヒメコガネとそれぞれ検索して画像をよく見ると…このコガネムシは恐らくヒメコガネだと思います。
つまり、キウイ園に発生していたのはヒメコガネで設置したトラップはマメコガネ用フェロモントラップだったため捕獲器に入らなかった。その可能性があります。
ではなぜキウイ園からヒメコガネが消えたのか?
考えられる考察の1つとして「ヒメコガネがマメコガネのフェロモンを嫌がった」のかもしれません。
マメコガネのフェロモンが充満しているため、ヒメコガネは逃げて行った…そう考えました。
考察②濃縮ニームオイルの散布
こちらも可能性の1つとしてありそうなのがニームオイルの散布です。コガネムシの被害が止まらずにフェロモントラップの導入を決めたわけですが、購入して届くまでには期間がありました。
少しでも被害を抑えるため、180倍希釈のニームオイルをキウイ園全体に追加散布しました。
ニームオイルは農薬ではないためその場でコガネムシを駆除する力はありません。しかし、食欲衰退効果が期待されるためコガネムシの食欲が衰退し、餓死してしまったと考えることもできます。
ちなみに、地面を確認してもコガネムシの死骸はなかったため、ニームオイルによる効果説の可能性は低いのかもしれません。
しかし、最初に半分のキウイに散布した時には効果があったと感じられたためもしかしたらニームオイルも意味があったのかもしれないです。
考察③コガネムシ活動時期
別の視点からも考えてみました。
コガネムシの生態を調べてみると、活動時期は6月から9月、そして産卵の時期は夏のようです。
今回コガネムシが大量発生したのは7月で夏です。もしかしたら産卵のためキウイ園に集まって、産卵が終わったからいなくなった…そう考えることもできます。
役目を終えたのだとすると、うちのキウイ園には大量のコガネムシの卵があることに…それはゾッとします…
コガネムシの幼虫は植物の根を食べて成長するため今後も対策が必要です。
まとめ
ほとんどの対策は失敗に終わったコガネムシとの戦い、しかし最終手段として市販のフェロモントラップを使うことに決めました。1個あたりの単価は正直高いですがコガネムシをなんとかできるならば安いものです。
結果としてフェロモントラップも失敗に終わり、今回のコガネムシ対策は結果を残すことができませんでした。
しかし、よく分かりませんが、フェロモントラップを行ってからあれだけ大量発生していたコガネムシが綺麗サッパリいなくなりました。
いろいろな考察を考え、マメコガネではなくヒメコガネだったのか、ニームオイルの効果があったのではないか、実はコガネムシたちは役目を終えてどこかに消えたのではないか。どれも可能性がありそうです。
ひとまず、あれだけコガネムシがいたのだから地中にはコガネムシの卵があると思っていいでしょう…次はコガネムシの幼虫に対して何かしらの対策を取っていくこととします。
恐らく、来年もコガネムシが襲来すると思いますが、次は「ヒメコガネ」用のフェロモントラップを購入し、効果を確認していきたいと思います。皆さんもコガネムシにはご注意ください。
今回も最後まで読んで頂き感謝です。
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