フェイジョア日記|花が咲いた木と咲かなかった木の話

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下剋上日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「フェイジョア日記」です。久しぶりに下剋上果樹からフェイジョアの栽培記録を書いていきます。フェイジョアは枝物としても人気があり、花も独特で楽しめて、果実も食べることができ、病害虫に強いという魅力的な果樹です。

今回は農園で栽培しているフェイジョアに花が咲いた話と同じ時期から栽培している別のフェイジョアには花が咲かなかった話を書き、私なりの見解をまとめていきます。

栽培するからには果実を収穫したいものですが、花が咲かないと果実を収穫することもできません。フェイジョアの花を咲かせるにはどうしたらいいか。条件を調べましたので合わせて紹介していきます。

フェイジョア日記|花の開花

最初に農園で栽培しているフェイジョアの話をしていきます。

下剋上果樹として管理しているフェイジョアは合計で4本あり、全て大型のポット(60L)に植えました。管理場所は訳あってバラバラの場所にあり1本はレモンを管理しているビニールハウス、2本はポンカンを管理しているビニールハウス、残った1本は屋外に給水ホースを繋いで管理しています。

ちなみに下剋上果樹とはお世話になっている種苗屋さんの最終処分セールでも売れ残った果樹たちをまとめて買い取って栽培しているものを指します。将来的に収益になりそうな果樹は大型のポットで管理し、他の果樹たちは私の遊び場(3反ほどの面積)で色々と管理方法を試しながら栽培しています。

売れ残った果樹たちが成長し収益に繋がることを期待して栽培しています。

売れ残り果樹に含まれていたフェイジョアですが、2025年6月の現状をお伝えしていきます。

たくさんの蕾がつき、6月中旬には次々と開花してきました。

露地で管理していたフェイジョアはたくさんの花が咲きました。枝も多く展開し、勢いを感じます。屋外で管理していると雨や風の影響をモロに受けてしまいますが葉っぱが綺麗な状態を維持できており病害虫に強く、栽培しやすいと言われる理由がわかりました。

ちなみにフェイジョアはシンボルツリーとしても人気があるようです。

こちらはビニールハウスで管理しているフェイジョアです。

枝の伸びは良かったのですが蕾や花が見当たりません。

こちらも葉っぱが綺麗な状態です。病害虫の発生もなく新しい枝も出てきています。

しかし、ビニールハウスで栽培しているフェイジョア3本には不思議な共通点がありました。

花が咲かないんです。フェイジョアは4本とも同じように管理していたつもりでしたが屋外の1本は花がたくさん咲き、ビニールハウスで栽培している3本は蕾も花もありません。これはたまたまなのでしょうか。

情報収集を行いフェイジョアの花が咲く条件を調べてみました。

フェイジョア日記|開花の条件

情報収集によりフェイジョアが花を咲かせるために必要な主な条件をまとめました。

まずは十分な日当たりが必要です。フェイジョアは「一年を通して日当たりが良い場所」を好み、日照不足だと成長や花付きが悪くなるため、日光がしっかり当たる場所で育てることが大切とのことです。

うちの場合で言うと屋外もビニールハウスも日当たり良好ですので問題ないと言えます。

続いて水はけの良い土壌も大切です。フェイジョアは過湿を嫌い、水はけの良い土が適しています。鉢植えの場合は赤玉土や腐葉土などを混ぜて、根腐れしないように管理していきます。

こちらに関しても全て大型ポットで管理しており問題なさそうです。栽培用土についても果樹用にブレンドしてもらった土を使っていますので水はけバッチリです。

適度な水やりも花を咲かせるために必要です。春から秋の時期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、冬は控えめにします。乾燥しすぎにも注意して管理していきます。

こちらも問題ないですね。水やりは大型ポットまで給水ホースを引っ張っているため大元のレバーをひねると給水ホースを繋いだ全てのポットに水やりができます。土の表面が乾かないように気をつけています。

むしろ屋外で管理しているフェイジョアは天気の影響を受けてしまうため他のフェイジョアより水やりが多くなっている気がしますがたくさんの花が咲きました。特に梅雨時期は与えすぎなほど水分がありそうですね。

適切な剪定によって花芽をつけることも書いていました。2~3月ごろに剪定して風通しを良くし、長く伸びた枝は切り詰めます。ただし、強く切りすぎないように注意が必要です。特に剪定時期はしっかり守り、花芽を落とさないように注意します。

こちらに関しては今年の冬の剪定を見送っているため4本とも同条件です。栽培年数が浅かったため剪定で枝を切るよりもできる限り枝を残して春からの成長に勢いをつけたかったことが理由です。

最後は木の成熟です。フェイジョアは植え付けから年数が経ち、木が成熟してくると多くの花を咲かせるようになるとのことでした。大体栽培から5年ほどするとたくさんの花を咲かせるようになるそうです。もちろん剪定時期や日当たりなどを守って適切な管理をすることが基本です。

フェイジョアの開花時期として5月中旬~6月中旬ごろに花が咲きます。この記事を書いている6月下旬は開花時期の終わりでこの時点で蕾すらないフェイジョアは今後も花が咲かないと思われます。

まとめるとフェイジョアの花を咲かせるには、「日当たり」「水はけ」「適度な水やり」「適切な剪定」「木の成熟」がポイントになりそうです。特に日光と剪定は最も重要な条件なので、植える場所選び・適切な時期での剪定が成功のカギとなりそうです。

以上の結果を踏まえて私の栽培しているフェイジョアで屋外の1本にたくさんの花が咲いて、ビニールハウスで栽培している3本のフェイジョアには花が咲かなかった理由として・・・

特にこれといった理由は見当たりませんでした(笑)木のエネルギーが足りなかったのか水分がもっと必要だったかよくわかりませんがひとまず冬の剪定を適切に行い翌年の様子を見ていこうと思います。

ちなみにフェイジョアをビニールハウスで栽培している農家さんも存在しており花が咲かなかったのはビニールハウス栽培だからではなさそうです。

枝もそれなりに伸びてきましたので冬は剪定によって落とした枝を枝物として楽しみたいと思います。

フェイジョアに食害痕

余談ですがフェイジョアの葉っぱを観察していると不思議な食害痕を見つけました。

葉っぱの裏がジュクジュクしたような状態で黒っぽく変色していました。

何らかの病害虫被害を受けていそうですが葉っぱを観察してもよく分かりませんでした。

別の日には新たな食害痕を発見し、原因を特定することができました。

シャクトリムシが葉っぱを食べていました。被害が少ないことと食害しているシャクトリムシが1匹だけだったため薬品による駆除は行わず木の枝を使って引っ越ししてもらいました。

病害虫に強いと言われているフェイジョアですがシャクトリムシは発生するようです。

フェイジョア栽培で変化があれば今後も記事にまとめて投稿していきます。

フェイジョアをはじめ、下剋上果樹たちの栽培記録はカテゴリー「下剋上日記」にまとめています。この果樹たちはあまり頻繁に手入れしていないため記事は少ないですが定期的に投稿できるよう頑張っています。

興味があればカテゴリーから記事を選んで読んでみてください。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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