レモンの樹形|双幹形と基部優勢の話

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レモン日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「双幹形と基部優勢」です。過去のレモン記事でレモンの苗木にビーエー液剤を散布して新芽を促進させましたが、5月になり芽も伸びてきたため双幹形に向けた作業と、うちが取り入れているナナメ植えによる基部優勢栽培を紹介していきます。

ちなみに、今回の記事内容は見方によっては「邪道」栽培です(笑)この時期にバッサリ切るのはおすすめできませんし、ナナメに苗木を植えることも栽培の本には書いていません。

栽培の教科書を参照するならば「3月下旬に植え付けて30㎝の高さで切っておく」これが基本です。うちはいろいろなやり方に挑戦したいので12月に鉢植えしたり、苗木を切らずに植えたり、ナナメに植えたりしています。成功するか失敗するかはこれから先の記事で投稿していきますが、今のところはレモンの苗木70本は1本も枯れずに栽培できています。

もふもふ農園のレモン栽培はカテゴリー「レモン日記」にまとめていきますので興味があればカテゴリー内から記事を探して読んでみてください。

レモン日記

レモン日記はもふもふ農園のレモン栽培を行った記録です。

レモンの苗木70本を購入して2021年の12月に鉢植えしました。この鉢植えレモンは全てビニールハウス栽培し、これとは別に露地レモンも栽培しています。露地レモンもたまには成長記録を記事にしていきますが、基本は鉢栽培の方をメインに記事を書いていきます。

購入したレモンの品種は3種類で「ビアフランカ」「璃の香」「姫レモン」です。品種が違えば特徴も異なり、それぞれが魅力的なレモンとなっています。

ここからが今回の記事の本題で樹形「双幹形」と栽培スタイル「基部優勢」の話をしていきます。

レモンの樹形「双幹形」

以前の記事でレモンの苗木に「ビーエー液剤」を散布したことを書きました。ビーエー液剤は新芽の成長を促進するもので、苗木から主枝候補となる芽を出しました。

5月になり、候補の芽も大きくなったため双幹形の樹形に向けてバッサリと枝を切りましたので作業の内容を記事にまとめていきます。

手前の苗木は鮮やかな緑の葉っぱが出ており、成長を感じられます。逆に奥の苗木は上しか新芽が伸びていません。成長にばらつきがあるためできるものだけ双幹形に向けた作業を行います。

作業内容としては土の表面から高さ30㎝程度までのうち、同じような高さで出た2本の枝の上でカットする。そんな感じです。

ちなみに下の写真では剪定バサミの下から2本の主枝候補の枝が出ています。5月と言う剪定に不向きな時期ですがバッサリと切りました。

60㎝程度まで伸びた苗木を約半分に切ることは抵抗がありますが、これも挑戦です。枯れたり成長が遅くならないか心配ですが双幹形に仕立てていきます。

ちなみに双幹形は2本主枝を伸ばして亜主枝と側枝を展開する樹形です。柑橘類の定番樹形は「開心自然形仕立て」で主枝は3本から4本です。

うちでは基本的な3本・4本主枝の仕立てもしていきますが、一部を双幹形・基部優勢栽培を取り入れています。

今回の作業で切り落とした上の部分はほとんど捨てました…挿木や接木も考えましたが新たに鉢栽培を増やしたり露地栽培を増やすなら、別の果樹を植えようと思います。

切った部分は保護剤「トップジン」を塗り、病気のリスクを減少させました。

主枝候補は軽く麻紐で結んで上に伸びるようにしていきます。

ここまでが今回の双幹形に向けた作業となります。本当なら脇芽もカットして主枝候補のみにするようですが、これ以上枝や葉を落とすのは避けるようにしました。

今回の作業ではトップジン、剪定ハサミ、麻紐を使いましたがおすすめのものを紹介しておきます。

ライオン印のレーヴェです。この剪定ハサミは毎年の果樹剪定で大活躍しており、太めの枝でもバッサリ切れます。ホームセンターで販売されている一般的な剪定ハサミよりも高額ですが切れ味はケタ違いです。

果樹栽培が数本なら一般的なもので良いと思いますが、栽培量が多いならこの剪定ハサミをおすすめします。商品リンクから詳細を見れますので気になったら検討してみてください。

余談ですが、今回の双幹形作業より前に「姫レモン」は2本主枝に仕立てました。苗木の状態から2本主枝にして栽培を開始し、現状はこんな感じです。

枝が開き気味ですので定期的に麻紐を結びなおして上方向に伸ばしています。地上部から10㎝程度で主枝を分け、双幹形としました。良い位置で枝が出ていれば苗木の植え付け時にカットしても良さそうですね。

姫レモンはたくさんの花が咲き、今年は少しだけ収穫しようと思っています。花や実に栄養を取られすぎないように摘果が必要ですが、元気に育ってくれて安心しています。

特殊な栽培「基部優勢」

皆さんは果樹の苗木を植える際、どのように植え付けを行いますか?

基本的には30㎝から50㎝程度の穴を掘り、真っすぐ植えて苗木を30㎝の高さでカットする。これが基本だと思います。

もし、斜めに植えている光景を見たらどう思いますか?

これはレモンではなく露地栽培の「せとか」ですが、斜めに露地植えして栽培しています。

これは「現代農業」で他の柑橘農家さんが取り入れておられた栽培方法を参考にしたもので、①苗木を切って植えるのがもったいない②ひこばえを主枝にすることで最初に切らず成長が早い、そんなメリットがあるそうです。斜めに植えた部分はいずれ日陰になって枯れるそうです。

先ほどの双幹形は一時的にバッサリ切ることになり抵抗がありますが、こちらは切らないため良い栽培と思えれば今後植える果樹は全て斜めに植えたいと思います。

ちなみに「基部優勢」とは幹に近い部分から発生した枝の方が強勢となる現象で、今回の栽培方法に例えると斜めに植えた苗木の下部から芽が出る。本来なら不要で切り落としますが、幹に近いため枝の勢いがある。このまま伸ばして強い主枝にする。こんな感じです。

こちらも基部優勢チャレンジを始めてまだ1年ほどですので結果がでるのは先となります。定期的に記事にまとめて報告できれば良いと思います。

こちらは3年目の露地せとかです。基部のひこばえ2本が大きく伸びています。露地で冬場も放置していたため全体的に生育は遅れていますが今年はしっかり管理しようと思います。

このせとかはそれぞれを開かせて3本主枝で栽培するかひこばえ1本を切り落として双幹形にするか悩んでいます。やり方がたくさんある果樹栽培は本当に楽しいものです(笑)

うちの主力栽培は「アスパラガス」です。3月から10月頃まではアスパラの収穫をしています。最近はアスパラを収穫せずに木にする「立茎」作業を進め、その過程でたくさんの弱い茎を切り落とします。使い道に困っていたため、今年は果樹のマルチに使うことにしました。

雑草対策の有機物マルチとして活躍しており、今のところ問題は発生していません。半月ほど経過した頃にアスパラマルチをめくるとダンゴムシやミミズが集まり、分解が進んでいました。土が肥えているような気がしています。

もふもふ農園では思ったことは行動に移して、日々挑戦を続けています。記事を読まれた方でやってみたいことがあれば是非取り入れてみて下さい。

まとめ

今回は「双幹形」「基部優勢」をテーマにして記事を書きました。どちらも栽培の年数が浅く、成功するか失敗するかはまだ分かりません。個人的にはどちらも順調に進んでいると感じており、良い方向だと思っています。

今年はレモンの成長を優先しつつ、あわよくばレモンの果実を少しだけ収穫しようと思っています。今のうちからどうやって使おうか考えており、「レモネード」「レモンシロップ」「揚げ物にレモン汁」など楽しみにしています。

レモン栽培はまだまだ始まったばかり、まずは収穫を目指して頑張ります。栽培の記録は記事にまとめて投稿していきますので参考になれば嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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