アスパラ春の繁忙期が終わり立茎を始めた話

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アスパラ日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「アスパラの話」です。タイトルには立茎(りっけい)を始めた話と書いていますが、アスパラ栽培の記事で立茎の内容を投稿していますので今回の記事では雑談をしながら最近の作業や繁忙期について書いていきたいと思います。

この記事を書いている5月中旬はアスパラ春芽もひと段落し、16棟あるアスパラハウス全てで立茎を開始しました。ちなみに立茎とはアスパラの収穫をやめてそのまま成長させ親茎にして根っこ(貯蔵根)に養分を蓄えさせる大事な作業です。

アスパラ栽培をしたことがない方には伝わりにくいかもしれませんがアスパラは貯蔵根に蓄えた養分を使って皆さんが想像するアスパラをニョキニョキ出してきます。養分が少なくなってきたらアスパラ株がSOSを出して穂先が開きやすくなったり細いアスパラばっかりになったり以前に収穫した切り口から芽を出したりします。

SOSサインと収穫開始からの日数を考慮して立茎を開始し、再度貯蔵根に養分を蓄えさせます。養分が蓄えられてくると再度アスパラがニョキニョキ出てきてアスパラ夏芽の収穫開始となります。

これは毎年決まったタイミングで立茎するものではなく、昨年であれば確かゴールデンウィークの真ん中あたりで収穫をやめた気がします。今年は5月8日に立茎を開始し現状のアスパラ管理としては間引き収穫やひこばえの除去をしています。

収穫量は一気に落ちて今では1日に2から5キロくらいだと思います。ちなみにピーク時は100キロくらいはあると思います。

アスパラ日記|春の繁忙期の話

今年のアスパラは萌芽が遅く3月中旬ごろから収穫を開始しました。(昨年は2月下旬ごろの収穫でした)

出だしは遅かったものの遅れを取り戻すかのように日に日に収穫量が増え、4月中旬に忙しさのピークを迎えました。繁忙期の作業スケジュールはこんな感じでアスパラ以外何もできない状態でブログの記事投稿もずっとストップしていました。

アスパラを収穫して選別機で長さと規格を揃えて飲食店や仲買人や直売所出荷を作っていたらかん水の時間です。夕方の収穫をこなしつつハウス内の温度調整や雑草管理をして日が暮れ、アスパラ選別機で夕方収穫したものを通して翌日出荷分の梱包作業をする。これで1日が終わります。

農家あるあるなのか、うちだけかもしれませんが、スーパー繁忙期は不健康な生活が続きます。朝は菓子パンやスーパーの惣菜で済ませ、昼はカップラーメンや市販のお弁当で済ませ、夜は冷凍食品やお惣菜で済ませることが多かったです。普段は自炊して栄養バランスを気にしている私ですが稼ぐことに一点集中してそれ以外はほとんどやりません(笑)

余談ですが今年のアスパラシーズンでは4キロ痩せ、スマホのスクリーンタイム(使用時間)も1日1時間程度でした。忙しいとは心を亡くすこととはよく言ったもので終盤にはアスパラがお金に見えていました(笑)

アスパラ繁忙期中にもブログのネタがいくつかあったのですが、忙しすぎて写真を撮る暇もありませんでした。変な形のアスパラガスや超極太アスパラガスや圧巻の収穫量の写真や繁忙期のアスパラハウスやかん水の様子などなど、アスパラ栽培をしていない方には面白そうなネタも忙しすぎて今に至ります。

ちなみに5月中旬現在のアスパラハウスはこんな感じです。立茎開始して日が浅いため見た目的にはスカスカな状態です。

立茎の方法はアスパラ農家によって微妙に違ってきますが、うちの場合は1株4本の親を立てています。できるだけ広い位置で4本の親を伸ばしていきます。途中で元気のないものや曲がりや他に良い親茎候補が出てきた場合は先に出ていたものを切って新しいものを立てたりします。

頭の中では理解しているものの実際にたくさんのアスパラ株がある中で立茎作業を進めていくのは大変で一部ぐちゃぐちゃになっている場所もあります。

こちらは4月下旬に立茎を始めた紫アスパラのハウスです。(写真は5月中旬)

わかりにくいですが、1株4本を意識して親茎を立ててできる限り間隔を広げています。ちなみに春芽の終わりで1株4本の立茎作業を行い、夏芽の終わりでもう4本(計8本)の親茎を立てて翌年の養分を蓄えさせます。

紫アスパラのハウスは随分と親茎が仕上がってきてもさもさとしたハウスになってきました。この紫アスパラは飲食店からは大好評だったのですが直売所では微妙な反応でした。同じ量を同じ値段で販売した場合、先に売れるのは緑品種で緑品種が売り切れてから紫品種が売れ始める感じでした。

個人的には緑品種よりやわらかく栄養価も高い(AIに質問しても紫品種の方が優れている部分が多いと回答あり)ので推しているアスパラですが、紫色のアスパラが受け入れられるのはもう少し先なのかもしれないです。

ちなみにアスパラは多年生の野菜で1度植えれば何年も収穫できる魅力的な面があります。うちの一番古いアスパラ株は平成元年(1989年)に植えました。30年以上収穫を続けたアスパラ株は力を無くし、他のアスパラハウスの半分以下の収量しかありません。そのため今年で1棟は改植する予定となっており、長期間収穫できたことに感謝して秋頃には片付けを始めたいと思っています。

ここのアスパラ株は勢いがなく、春芽を半月も収穫すればすぐに穂先が開くようになりました。うちの規格(27cm)で収穫する前に穂先が開いたり細いアスパラばかりになり、いよいよ植え替えです。

このハウスでは新しいアスパラを出すエネルギーが貯蔵根に残っていないからか切り口からたくさんの芽が出てきます。これも株が弱ってきたサインですね。他のハウスであれば立茎のタイミングとなりますがこのハウスは役目を終えたサインです。

余談ですが、アスパラの収穫にはアスパラ収穫ハサミを、ひこばえの除去にはロングキャッチ鋏を使っています。農作業においては腰曲げ作業をできるだけしないようにして体を労わりたいと思っています。アスパラ収穫作業もロングキャッチ鋏でしたいところですが、作業効率がかなり悪くなったため、収穫と管理で使うハサミを分けるようにしました。

アスパラ収穫ハサミは目安棒が付属されていて、アスパラを一定以上の長さであることを確認して収穫できます。確か28cm?くらいの長さだった気がします。

ロングキャッチ鋏は腰曲げ作業をしなくてもハサミで切れる優れものです。ラベルには菊・ゆり・バラに続いてアスパラと書かれており、ここにアスパラ(笑)と、なんだか面白いと思ってこの商品にしました。

持ち手とハサミが連動しているので切りたい部分にハサミを近づけ、持ち手を握ると簡単に切れます。購入して日が浅いこともありますが今のところ切れ味は文句なしです。

この2点は私自身も愛用しておりおすすめできる商品です。アスパラ栽培をしている方は使ってみてほしいです。

まとめ

今回はアスパラ繁忙期が終わって立茎を始めた話を記事にしました。

忙しかった4月が過ぎ、ここからは夏芽に向けた準備に入ります。1日の収穫量も激減し、間引き収穫と立茎して親茎の邪魔になるアスパラを収穫するくらいになっています。

それでも1日数千円から1万円くらいの稼ぎにはなっており、購入していただいている方に感謝です。アスパラは高単価の野菜と感じており、機械化できないがゆえにある程度の価格で売れる魅力もあります。

平成元年から栽培していたアスパラハウスは予定では秋に片付けを行い、春には紫アスパラのハウスに生まれ変わる予定となっています。過去の経験から緑品種から緑品種に植え替えると連作障害を引き起こしてしまう可能性が高いため力の強い紫品種を植えようと思っています。

今回紹介した紫アスパラのハウスも緑から紫に変えてうまくいっているため、同様の手順を取っていきます。ただ、売り先は苦労すると思いますが・・・

今回の記事は以上となります。当ブログでは私の栽培している様々な野菜や果樹の記事を投稿しており品目ごとにカテゴリーで分類しています。今回はアスパラの記事を投稿し、カテゴリーアスパラ日記に分類されます。

アスパラ栽培やアスパラの雑談に興味があればカテゴリーアスパラ日記から他の記事も読んでもらえると嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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