フェイジョア日記|果実の収穫と鉢植えフェイジョア

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下剋上日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「フェイジョア日記」です。鉢植えしていたフェイジョアから果実を収穫できましたので今回はフェイジョアの果実と鉢植えしていて感じた点などを書いていこうと思います。

久々のフェイジョア記事となりますので簡単にフェイジョアの話をしておきます。フェイジョアとは熱帯性果樹の希少な品種の一つで、トロピカル風味の食感というフレーズに惹かれ、果実の収穫を目指して60サイズの大型ポット鉢に植えて管理しています。

フェイジョア栽培を始めるきっかけは種苗屋さんの売り尽くしセールで売れ残った果樹をまとめて買い取った中にあったからです。まとめて買い取った果樹達は下剋上果樹として個人的に命名し、収益に繋げられたらいいなと思っています。(果樹の苗木代より栽培の土の方が高くつきました)

フェイジョアは独特な曲がった枝が特徴的でシンボルツリーとして庭先に植えたり花屋さんで枝物として需要があったりします。又、病害虫に強くて育てやすいという点もあり人気の果樹となっています。

うちでは現在4本のフェイジョアを鉢植えで栽培しており今回が果実の初収穫となりました。

フェイジョアという果樹内にもいくつか品種がありますが、私が栽培している品種はフェイジョア「ピポット(R)デンズチョイス」という種類です。主な特徴として、果実は中〜大果で、1本でも実がなりやすい自家受粉性の豊産品種です。キウイなどの果樹は雄と雌株があったり他の果樹の花粉がないと果実ができなかったりしますがこの品種は1本でも実がなりやすいです。

果重は70〜150g程度で、糖度は12〜15度と甘く、果肉はゼリー状でマシュマロのような食感と例えられます。

果実を見てみると普通サイズの卵と同等かやや小さいイメージです。見た目的には甘そうと感じられず食欲をそそられない気がします(笑)

追熟させた果実は香りが強く、南国フルーツやパイナップル・リンゴのような風味があり、しっかり追熟させることでフェイジョアの味を堪能できます。ちなみに収穫した状態では果実は固く食べられないのでキウイのように追熟させて食べることになります。

フェイジョアは樹が大型になりやすいので注意が必要です。シンボルツリーとして植えるなら問題ないでしょうが果実の収穫を考えている場合は樹形を整えながら高くなりすぎないように調整が必要です。私は鉢植えによって根を制限してコンパクトな樹形で栽培していこうと思っています。

果実の収穫時期として10月下旬から11月中旬ごろが目安ですが、見た目的には収穫適期か判断できないため自然落下した実を収穫するのが無難です。熟したら色が変わるわけでもなく見た目的にはかたそうな果実のままです。

果実の収穫に関しては気になることがあり、今回であれば防草シート上に果実が落ちたためすぐに回収することができましたが、露地栽培の場合は果実が落ちたのかわかりにくいと思いました。収穫時期には下にネットなどを敷いておくとわかりやすいのかもしれません。

フェイジョアの魅力ポイントとしては栽培しやすく・枝物に需要があり・トロピカルな赤い花も観賞価値があり・果実も楽しめるところです。

興味があればまずは1本植えてみてはどうでしょうか?今年のフェイジョア栽培を振り返って感じるポイントはとにかく強い。これにつきます。ビニールハウスで栽培していたフェイジョアも屋外で管理していたフェイジョアも問題なく成長し、葉っぱや枝も無事でした。唯一幹が細めなので強風の日は大きく揺れていたのが心配でした。

果実の収穫後は追熟処理をしてから食べました。以下、追熟方法を書いておきます。

フェイジョアの追熟方法は、基本的に「常温(15〜20℃程度)」で3〜10日ほど置いておくことが推奨されています。

フェイジョアは自然に落下したものを拾って収穫し、そのまま常温で追熟させます。

追熟中は新聞紙やキッチンペーパーなどに包んで、乾燥や傷みを防ぐとよいそうですが特に気にせず管理していました。

追熟期間は収穫から3〜10日程度が一般的ですが、実の状態や好みによって1週間以上置く場合もあるそうです。今回は果実が柔らかくなってきた収穫から7日目に食べてみました。

食べ頃の見極め方として、表皮が指で押して柔らかく感じる・実から甘い香りがする・皮にしわが出てくる・果肉が透明感のある薄い黄色になり、白っぽさが残っていないなどで判断します。

追熟後の注意点として食べ頃になったら、冷蔵庫に入れて早めに食べることです。追熟しすぎると傷みが早くなります。

追熟前に食べると酸味や苦味、シャリっとした食感がありますが、十分に追熟させると甘みや香りが際立ち、トロッとした食感になります。

こちらは実際に食べてみた収穫から7日後の果実です。皮にはしわが出てきて少し柔らかくなってきていたので食べごろかなと思っていましたが、追熟途中のようで中心部しか食べられませんでした。ちなみに私の感想ですが食べた時に一番近いのはパイナップルから酸味を減らして甘味を足した感じです。そして直売所で販売したら売れそうと感じました。

甘くて今までに食べたことのないフルーツで酸味もないため人気がありそうです。追熟方法もキウイのようにエチレンガスを使わなくて良いため簡単で一般消費者でも追熟させて食べやすいですね。追熟状態の見極め方のメモなどを入れて来年は直売所で販売しようと思います。

今回はフェイジョアの果実を収穫して追熟させて食べてみました。収穫時の果実はかたくて甘い匂いもしないので虫に食べられることもなく他の果樹に比べてメリットがあると感じました。収穫判断も自然落下なのでわかりやすく、落ちたものを毎日回収して袋に入れて直売所で販売する。なんとなく想像ができました。

追熟方法も簡単で、追熟前の果実を直売所で陳列すれば当日売れ残っても問題ありません。日持ちする果樹のため廃棄が少なそうと思いました。来年はいよいよ下剋上果樹から収入がありそうです(^^)

下剋上果樹にはフェイジョアを含めフィンガーライムやへベスやリンゴなどいろいろな果樹たちがおり、手の空いた時に手入れしています。収入に繋がりそうにない果樹はあまり管理できていないのが現状ですがたまに作業内容を記事にまとめて投稿しています。

興味があれば売れ残り果樹達の逆襲をテーマにしたカテゴリー「下剋上日記」から記事を読んでもらえると嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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