せとか日記|せとかとヘアリーベッチその②

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せとか日記

こんにちは!管理人のすのうです。

今回のテーマは「せとか栽培」です。とは言ってもせとかの生育は特に大きな変化はありません。今回変化があったのは緑肥として使っているヘアリーベッチ!7月に入ると暑さで枯れてきて地面を覆うようになりました。前回のせとか日記ではヘアリーベッチの花が咲いた話をしましたが今回は種ができていました。

記事の内容としては短くなりますがせとかハウスヘアリーベッチの現状を記事にしていきます。

せとかとヘアリーベッチ

2024年の7月現在のせとかハウスです。せとかは夏枝が出始めて少しボリュームのある見た目になりました。せとかハウスは薬剤による防除を行なっていないためアゲハ蝶の幼虫やハモグリガの発生が見られました。

アゲハ蝶の幼虫は見つけ次第処理するようにしましたがビニールハウスはサイド部分を開放しているためアゲハ蝶が簡単に入ってきます。イタチごっこになりそうですが飛来シーズンが終わるまではせとかの葉っぱを死守できるように頑張ります。

さて、テーマにもあったヘアリーベッチですが夏の暑さで枯れ始め、予想通り地面を覆いました。前回は花が咲いた話をしましたがその後、種ができていました。

1株のヘアリーベッチから大量の種ができていました。種の回収は一苦労しそうですが毎年ヘアリーベッチの種子を購入する必要がないと感じました(^^)

一方でこぼれ種の発芽により予期せぬ位置にヘアリーベッチが広がることも懸念されます。せとかの栽培エリアを超えてアスパラ栽培エリアに拡大したりビニールハウス外に広がると厄介です。この部分は翌シーズンにならないと分からないので引き続きチェックしていきます。

懸念点はありますがヘアリーベッチにはそれを補う魅力も感じました。ここからは個人的に感じた魅力を紹介していきます。

魅力①圃場を覆う効果

ヘアリーベッチの最大の魅力は圃場を覆う力と処理しやすさではないでしょうか。伸びた先で再び根を張る雑草の場合は刈るのが大変ですがヘアリーベッチは違います。どれだけ伸びても根は最初に生えた場所だけですので邪魔になったらその部分だけ刈ればいいんです。

ヘアリーベッチはつる性の植物で1mから2m程度伸びます。1株がそれだけ伸びると言うことはたくさん播種したら圃場全体を覆うイメージも持てますね。今回はせとかを植えた周辺に種を蒔きましたがそれでもかなりのエリアをカバーしました。

魅力②土壌適応性が大きい

土作りをせずそのまま播種しましたが発芽率は優秀でその後の生育も良好でした。正直ほとんど水やりをしていませんでしたが枯れることなく夏まで乗り切りました。(せとかの水やりは定期的に実施)

せとか自体がビニールハウス栽培ですので自然の水やり環境がありませんでしたがヘアリーベッチまで問題なく生育したのは驚きでした。

魅力③アレロパシー効果

アレロパシー効果をご存知でしょうか?簡単に説明すると生育にあたって(春から夏にかけて)ヘアリーベッチからある物質が放出され他の植物・生物に影響を与えます。今回の場合のアレロパシーは他の雑草を抑制する効果があります。

つまりヘアリーベッチの播種エリアでは他の雑草が生えにくくなります。栽培していれば違いに気付けると思いますが、ヘアリーベッチの播種エリアでは明らかに雑草の生え方が違いました。

ヘアリーベッチの隙間を狙って雑草が出てくる面もありましたが何もしていない場所と比べると一目瞭然でした。

まとめ

短い記事でしたがせとかとヘアリーベッチの現状を紹介しました。

せとか栽培は目立った変化がありませんでした。元々が弱っていた状態ですので想像よりも生育が遅いのかもしれません・・・

ちなみに写真右側はミニトマトとナスです。ビニールハウスを譲り受けた時には何も出ていなかったので溢れ種が発芽してここまで育ったのだと思います。

こちらは麻紐で誘引して素人栽培をしていきます(^^)

ヘアリーベッチは夏の暑さで枯れ始めて種ができていました。1株からたくさんの種ができておりうまく回収できれば毎年種子を購入しなくても良さそうでした。又、当初の狙い通り広範囲をカバーして雑草抑制効果を実感し、土の乾燥も防いでいました。

今後の懸念点としてはヘアリーベッチのこぼれ種で予期せぬ場所にまで広がらないか心配です。ここは引き続き観察していきます。

ちなみにせとかは一部で花が咲き果実のようなものもできていましたが7月になって確認すると全て落ちていました。当然ながらズタボロ状態で枝が細く葉も少ないので果実をつけるエネルギーが不足していたのでしょう。来年以降に期待です・・・

夏の暑さも心配ですができることを少しずつ行い管理していきます!

最後に私の使っているヘアリーベッチの商品リンクを貼っておきます。品種としてはヘアリーベッチナモイでおすすめできると感じます。

今回も最後まで読んでいただき感謝です。

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