こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「アスパラの冬準備」です。最近は作業が比較的少なく、空いた時間が出ているため、アスパラの冬準備を先行して行っています。
今回やる内容としては「上部刈り取り」です。立茎したアスパラ親茎の上部を刈り取っていきます。
作業完了後はこのような状態になります。この作業の必要性などはこれから説明していきます。先に作業した感想を伝えると…過酷です(笑)前回の草むしり同様に枯れた葉が舞ったり、粉塵のような細かい粒子が舞ったりして大変です。今回も完全防備で作業しました。
ちなみに、上部刈り取りは12月以降でも大丈夫な作業です。むしろアスパラの親茎が完全に枯れてから行う作業なのですが、研修も兼ねて先行して行っています。
上の写真ではまだ緑がチラホラありますのでもう少し後から作業した方が良さそうです。
上部刈り取りと言っても芯止め(摘芯)のように数センチ刈り取るのではありません。
倒伏防止ネットの少し上を狙って刈り取ります。作業の意味合いとしては冬の全刈りに向けたもので、仮に上部刈り取りをせず下部を全刈りしたら親茎が倒伏防止ネットに絡まって取りにくいです。
あらかじめ上部を刈り取ることによって親茎をネットから外しやすく作業効率がアップします。この作業の意味合いとしてはそのようなところです。
ちなみに充電式のバリカンやミニチェーンソーでも作業はできますが(むしろ早い)、今回は全て鎌で刈っています。
特に深い意味はありませんが、「時間があること」「バリカンよりギリギリを刈れる」「安全」「ネットやハウスベルトを切る可能性が低い」このあたりを考えて、今回は鎌で刈り取ることとしました。
もちろん作業が遅れてきたらバリカンにて一掃していきます。時間があるからこそ、手作業でやっています。
以前の草むしりでもそうですが、ここは立ち入ることを躊躇するほど荒れた場所です。枯れた葉が舞い、細かい粒子がもくもくと舞う…そんな場所です。
マスクをしないと活動できない…ここでの作業は「ナウシカ」をイメージしてます(笑)
上下をつるつる素材のバイクウェア・帽子・長靴・マスクにて完全防備して作業を行います。
できる限り、早朝や雨の日に作業をしたいのですが、私が研修にこれる日・時間は限られていますので、昼間の暑い時間帯でも作業しています。
湿気があれば舞う量は減るため、本格的に農業を継いだら作業のタイミングはしっかりと考えていきます。
作業前で、すでにこれだけの葉が積もっています。作業後は倍以上の量…これが首や背中に入ると痒くなってしまいます。肌が弱い人は要注意です。
マスクも2重や粉塵マスクがおすすめで、作業後はマスクが真っ黒になります。粉塵は体に良いものではないため衛生面でも注意します。
作業中は「カイジ」の地下労働施設をイメージしてます(笑)できるだけ呼吸をしない、吸い込まない、一定のリズムで作業する。
最近は追加で保護メガネも考えてます。(すぐにくもるので要検討)
早朝や雨の日は湿気で作業は比較的マシにできます。晴れた日の昼ごろは一番過酷で舞う・暑いのダブルパンチです。
11月上旬に作業していますがバイクウェアの下はTシャツ1枚です。それでも30分ほど作業したら汗が出てきます。外に出てバイクウェアを脱いでクールダウン。これを繰り返して作業しています。
ちなみにこのバイクウェアは3年ほど使っていますが、未だに破れや破損がありません。頑丈で気に入っています。
作業途中はこのように全身枯れた葉まみれになります。つるつるした素材でないと大変なことになります…
過酷な環境で作業して疲れてきたらサブさんと遊びます。
最近はインスタグラムでサブさんアカウントを作って色々と投稿しています。
おやつをあげたら仲良くなったので休憩がてらサブさんと遊んだりおやつタイムをしたりサブ散歩に行ったりしています。
サブさんに癒されてリフレッシュしたら過酷な作業に戻っていきます…
現在、上部刈り取りは6棟目に入りました。休憩を挟みながら1棟あたり約2時間ほどかけて作業しています。もうじき折り返しですので今後も少しずつ進めていきます。
そして、以前に台風でビニールが吹き飛ばされ、応急処置したアスパラハウスが再びむきだしになりました…
つーさん的にはほとんど枯れているため、ほっとくそうです。冬の全刈りが終わり、刈り取った親茎をハウスから出しきったら張り替えをするそうです。
ビニールハウス栽培は露地(ろじ)栽培に比べてメリットが大きいですが、このように被害が出るのが難点ですね。
今後、技術の進歩に期待します。
もふもふ農園は最近、大豆の収穫を行い麦を植えました。この間まで枝豆を収穫していた場所は玉ねぎ畑になりました。多角経営はやることが多くて大変ですがいろいろな野菜・果物栽培を知ることができて嬉しいです。私はアスパラ栽培を学んでいる途中ですが、時間を見つけて他の野菜栽培も学んでいきたいです。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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