こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「せとかハウスの変化」です。農園ではせとかを露地栽培・ハウス栽培・ハウス鉢栽培で管理しており、今回はハウスに直植えしているせとかハウスの話です。ここで管理してるせとかはご近所農家さんから譲り受けたもので、栽培から数年経過しているにも関わらず最初はほぼ苗木の状態でズタボロ状態のせとかでした。
ズタボロせとかをどこで管理しようか考えていましたがご近所農家さんがビニールハウス1棟を手放すとのことでこちらの管理を任されてせとかを直植えすることにしました。
ビニールハウスを張り替えてせとかを植え、グランドカバーとしてヘアリーベッチを植えたり刈り取った雑草で雑草マルチを試したりしていました。そんな中、せとかハウスをもっと活用するためハウス内の整理をしましたので今回はその内容を記事にまとめていこうと思います。

過去にはハウス内で積極的に雑草マルチを使っていましたが全てハウス外に出すことにしました。合わせて今年も溢れ種が発芽したヘアリーベッチも引き抜いて一掃しました。
ヘアリーベッチは横に広がる草で春から夏頃にかけて一気に地表を覆い夏の暑さで自然に枯れて地表を覆う特徴がある植物です。地表を覆って枯れることで他の雑草を抑制する効果や人工的なマルチと違って有機物ですので土が肥えるメリットがあり個人的にはナギナタガヤ同様に好きな植物です。ちなみにナギナタガヤよりも種子が安いため試しに使ってみるのもおすすめできます。
注意点はほったらかしにして種を作らせると毎年生息域が拡大して予想外の場所まで繁殖することです。繁殖力が強いので一度種を買えば翌年からはこぼれ種が発芽するので毎年種を購入しなくて済むのも嬉しいポイントです。果樹栽培に於いてはナギナタガヤと同じように導入している農家さんもそれなりにいるそうです。
過去には種を購入しているので勿体無いですがヘアリーベッチもハウス内から出していきます。

雑草マルチもヘアリーベッチも敷き藁も全てハウス内から出してスッキリしました。それぞれメリットもありましたが隙間から雑草が出てきて思ったような効果が出なかったことや害虫の隠れ場所になっていたことやヘアリーベッチの繁殖力が想像以上でせとかを覆いかけたことなどのデメリットもあり良い勉強になりました。
果樹自体が成長して大きな幹になればヘアリーベッチやナギナタガヤにも負けない状態になりますが現状ではまだまだ木が小さいため一旦ヘアリーベッチはリセットします。
さて、せとかハウスに起きた変化ですが新しい仲間が増えました。

現状はせとかとへベスでしたが新たにレモンとフェイジョアを加えました。もともと25mハウスにせとか9本だけを植えていてスペースが余っていたため新たに11本の果樹を植えました。せとかを増やさずにレモンを選んだ理由はせとかよりも栽培難易度が低くて利益に繋がりやすいからです。今の所の私の考えですがせとかは栽培が少し難しく、今年収穫できたせとかでも摘果や防寒対策や果実の糖度チェックが手間でした。せとかハウスでは防寒対策は必要ありませんがコスパを考えるとレモン一択でした。
合わせて同じ柑橘類であれば防除で使える農薬も気にしないでいいため植えるなら柑橘類がベストとの判断をしました。フェイジョアに関しては管理する場所が決まらず露路だったりポンカンハウスだったりレモンハウスだったり育苗ハウスだったり転々としていましたがちょうど4本分のスペースがあったためせとかハウスに引っ越してきました。
防除の際はシビアになりますがひとまずここで様子見です。ちなみにフェイジョアは鉢のままハウス内に置きました。今後移動する可能性があるためです。せとかハウスでの栽培が長くなれば鉢底から根が出て動かせなくなるため今年中にはどうするか決めていきます。
さて時は2026年3月下旬です。日経平均株価の乱高下により一喜一憂している今日この頃ですがハウス内のせとかは新芽が一気に出ました。

ハウス内はかなり高い気温で昼間は半袖でも汗をかくくらいです。ズタボロだったせとか達もそろそろ幹を太くして枝や葉っぱの量を増やしてほしいです。

昨年はアゲハ蝶の幼虫により葉っぱが食害されてしまったためレモンハウス同様にネットと設置するか悩むところです。せとかの管理に力を入れたいところですがうちのメインであるアスパラガスの収穫が始まったためこれからはせとかにかけられる時間が減ってしまうのも悩みです。
もっと忙しくなる前にせとかの追肥を行いました。私の場合は果樹の追肥を3月6月9月11月の年4回実施しています。

今回は保管していた黒大豆の残渣と少量の化成肥料と農園に余っていた尿素肥料を与えました。黒大豆の残渣に関してはAIに質問して追肥で与えるメリットがあると回答があったため果樹全般に使いました。
ちなみにメリットはいくつかあり、次のような回答でした。
①土に有機物を増やし、団粒構造をつくるので、根が伸びやすいふかふかの土になりやすい。
②窒素・リン酸などを含むため、緩やかに効く有機質肥料として果樹の栄養補給に役立つ。
③有機物が増えることで微生物が活発になり、地力の維持・向上、病害抑制の助けになる可能性がある。
④土の保水性・通気性が改善されるので、乾燥や過湿のストレスがやわらぎ、樹勢が安定しやすい。
加えて注意点として大量に土に埋めると窒素飢餓の可能性があるため堆肥化させてから与えるか地表に撒くことを推奨されていました。堆肥化は手間だったので今回は地表にパラパラと撒きました。
今年のせとか栽培は病害虫に負けずに元気に育ってほしいです。
今回はせとかハウスに変化があった内容を記事にまとめてみました。ズタボロせとかが華麗に復活してたくさんの果実をつけてくれるのはいつになることでしょう。露地で栽培しているせとかも当初はズタボロせとかでしたが防寒対策や雑草対策をしていたら果実を収穫できるようになりました。
せとかの果実は酸味がほとんどなく、コクのある甘さがたまりません。柑橘の大トロと呼ばれるせとか今年もたくさん収穫できるように栽培を頑張っていきます。
当ブログ内ではせとかに関する記事をカテゴリー「せとか日記」にまとめています。ズタボロせとかが復活して果実を収穫できる日を夢見て栽培を続けていきます。ハウスせとかだけでなく露地せとかの話も合わせてせとか日記にまとめていますのでせとかに興味があれば他の記事も読んでもらえると嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。


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