こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「mofu’s kitchen」です。カテゴリー「mofu’s kitchen」は定期的にやっている料理系の記事ですね。
あまり閲覧数が出ない不人気カテゴリーですが、雑談や感想も入れながら記事にまとめていこうと思います。ちなみに今回作る料理は「ハッロングロットル」と言う北欧のお菓子です。
お菓子屋さんで販売されているのを見てこれなら私でも作れそうと思い、簡易的な材料で作ってみました。2回ほど作るとコツも分かってきましたので記事にまとめました。
料理の手順はとても簡単でシンプルな材料をジップロックに入れて混ぜ、形を整えてオーブンで焼く。焼き時間を考慮しても1時間あれば完成しますので興味があれば是非とも作ってほしいです。
形を整えたい場合は市販の型を使うのも1つですが、自家消費分でしたので今回は型は使っていません。シンプル材料・型なしで2回目に作ったものがこちらになります。
柑橘ジャムとクッキーがマッチして良い味出していました(^^)
定期的に作ろうと思える簡単レシピ!覚えていってください。
農園では様々な柑橘を栽培していますがこの記事を書いている3月上旬には全ての収獲・出荷を終え、作業に余裕ができました。
10月頃にはグリーンレモンが始まり、12月からポンカンとレモンが始まり、1月からは不知火(しらぬい)が始まりました。今年は不知火の収穫量が多く、3月まで収穫が続き忙しかったです。
農産物全般に言えることですが、収穫した中には規格外・B級品・C級品が出てきてしまいます。理由は様々ですが見た目が悪いものはなかなか購入してもらえないことがあります。
規格外品の販売先をどうしようかと考えていると、Instagram(インスタグラム)のフォロワーさんから規格外品をジャムにしてみませんか?とお誘いいただき、試しに試作品を作っていただきました。
後日、試作品のジャムを発送していただき食べてみると不知火の味がしっかりして皮まで丁寧に処理されていました。このジャムはただ単に食パンに塗るだけではもったいない!これが今回のお菓子作りをすることになったきっかけです(笑)
それにしても試作の提案や加工などをしていただけるのは助かります。こうやって新しい商品を開発できたらいいですね。農家の六次化はとても魅力的ですが個人農家レベルになると時間も人手も不足しがちです…信頼できる加工場と協力できたら六次化への道も近くなりそうです。
さて、ここからが本題です。北欧のお菓子「ハッロングロットル」を作っていきます。
頑張らずとも美味しいものができますので軽い気持ちで作っていきます。
ちなみに今回は不知火のジャムを使いましたが、ジャムの種類はお好みのもので大丈夫です。マーマレードやレモンジャム、ブルーベリージャムなどどれも美味しくできそうです。
材料 | |||||
薄力粉 | 130g | ||||
片栗粉 | 30g | ||||
砂糖 | 40g | ||||
バター | 100g | ||||
お好みのジャム | – |
材料はたったこれだけです。薄力粉・片栗粉・砂糖は常備されていることが多いのではないでしょうか?
バターは100gで販売されていることが多いので毎回使い切れるのが嬉しいポイントです。
私は日常的にてんさい糖を使っていますがグラニュー糖でも大丈夫です。
少し本格的にしたい場合は塩を一つまみ・バニラエッセンスを数滴・焼き型を使用しますが、これは最初はなくてもいいのではないでしょうか。まずは作ってみましょう。
設備 | ||
オーブンレンジ | ||
ミキサー | ||
袋(ジップロックなど) | ||
クッキングシート | ||
箸 |
設備もシンプルです。オーブン機能のついたレンジとミキサーがあれば、ほぼ大丈夫です。材料を袋に入れて混ぜるだけでハッロングロットルの生地が完成します。
ミキサーは砂糖を粉砕して粉砂糖にするために使います。最初から粉砂糖を購入しても大丈夫ですが、ミキサーで粉砕しても作れますので私はこの方法を使っています。
ちなみに私はドクタースムージーと言うミキサーを使っています。
お菓子作りの手順ですが、まずは袋に薄力粉・片栗粉・砂糖(ミキサーで作った粉砂糖)を入れます。バターを皿に移してレンジで40秒~50秒ほど加熱して溶かします。全て溶けきらなくても大丈夫ですので加熱が終わったら溶かしバターも袋に入れます。
あとは袋を閉じて材料をよく混ぜていきます。私は生地作りの袋にはジップロックを使っています。強度もあり個人的におすすめです。
材料が混ざったら生地を16等分して丸めていきます。16等分は厳密に重量を計らなくても大丈夫です。1つの生地を2つに、2つの生地を4つに、4つの生地を8つに、8つの生地を16に分けていけばできます。
丸める作業から徐々に形を整えて平べったい円柱にします。伝わるか分かりませんがカロムの駒みたいな状態にします。(滋賀県民はカロムで遊んで育ちました)
ここにジャムを入れるポケットを作ります。指で押しても良いですが私のオススメは箸です。箸の後ろでトントンすれば微調整もしやすくていいポケットが作れます。
後はここにお好みのジャムを入れて焼くだけです!ジャムは思ったよりも入りませんので入れすぎ注意です。
ジャムを入れる前にはオーブンの予熱をしておきましょう。
予熱の温度は170℃です。余熱をしている間に生地にジャムを入れ、入れ終わったころに余熱が完了しているのでオーブンに入れて170℃で13分焼いていきます。
焼き終わったらオーブンからだして粗熱を取り、ハッロングロットルが固まったら完成です。
とても簡単に作れますがとても美味しいお菓子です(^^)
余りがちな薄力粉と片栗粉の掃除も兼ねて定期的に作りたいですね(笑)
最初はのぺっとした仕上がりになりました(笑)
2回目はそこそこ整った形に仕上がりました。今後も定期的に作っていきます!
農園では柑橘栽培に力を入れており、最近ではレモン栽培を始めました。レモンの苗木を70本購入してビニールハウスで鉢栽培しています。2023年は初めての収穫作業を行うことができ、レモンを堪能しました。
レモンは人気のある果樹で栽培難易度も低いと思います。栽培中は病害虫の発生があり対応に苦労しましたが、農薬を使わなくても収穫できそうです。
チキンや焼き魚にレモンを絞ったり、レモンを使ってスイーツを作ったり、レモンは使い道のある万能食材です。レモン栽培に興味があればカテゴリー「レモン日記」の記事を読んでみてください。
土作りや管理、品種や病害虫、樹形や剪定、グリーンレモンやレモンレシピなど色々な作業をテーマにして記事を投稿しています。
果樹や野菜を栽培して収穫したものを料理する。なんとも贅沢な体験です(^^)
今回も最後まで読んで頂き感謝です。
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