こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「ブドウ栽培」です。農園ではブドウを少量栽培しており、過去から栽培の様子を記事にまとめて投稿しています。栽培している品種はブラックビートで縁あって苗木をいただいたことが栽培を始めることになったきっかけです。ブラックビートの苗木を育苗ハウスに植え、2024年はたくさんの果実を収穫することができました。
ブドウ栽培を数年やってみた結果、今後の収入に繋がる可能性を感じられたため、2024年の12月に新しく苗木を購入して栽培することに決めました。当ブログでは栽培品目ごとにカテゴリーを分けており、アスパラガスを栽培するアスパラ日記・レモンを栽培するレモン日記・キウイを栽培するキウイ日記などがありますが今回よりブドウを栽培するブドウ日記を新設しました(^^)
ブドウ栽培は難易度が高いと言われていますが綺麗な房に拘らなければ初心者でも収穫できると思います。実際に私はブドウ栽培をしたことがありませんでしたが情報を集めて手探りで栽培した結果、ブラックビートをたくさん収穫できました。
ブドウ栽培をやってみたいと感じている方がいれば一緒にブドウライフを楽しみましょう!
今回から新しく「ブドウ日記」カテゴリーを追加し、少しずつ記事を増やしていきます。最初の記事内容は選んだ品種と植え付けの話です。
ブドウもたくさんの品種がありますのでどれを栽培するのか悩みました。悩んだ末、私の中でこれかな?と言う品種が見つかりましたので紹介していきます。
ブドウ日記|最初の一歩
カテゴリー「ブドウ日記」は今回購入したブドウが主役です。品種を選んで2024年に植え付け、2025年は枝を伸ばし、2026年には果実を収穫したいと思います。
もしも購入した苗木がうまく育たなかったら・・・その時はそっとカテゴリー「ブドウ日記」を閉鎖します(笑)
品種紹介
早速ですがこちらが今回購入したブドウの苗木です。
苗木の高さは地上部から60cmほどでした。
こちらは普段お世話になっている種苗屋さんで注文しており12月に納品されました。個人的にはポットに植えられた状態で届くと思っていましたが根っこがむき出しの状態でした。
品種は「竜宝(りゅうほう)」です。聞き慣れない方が多いと思いますので簡単に品種紹介していきます。
竜宝は赤系ブドウの品種でゴールデンマスカットとクロシオの交配種です。粒が大きく甘味が強い特徴があります。適度な酸味とのバランスが良くフォクシー香があります。
ちなみにフォクシー香とはグレープジュースのような甘い香りで人にもよりますが好まれる傾向にあります。
この品種を選んだ理由は2024年にブドウの食べ比べをして食べた中で竜宝が一番美味しかったからです。
自分が美味しいと思う品種を育てる!そんな訳でブドウ栽培の新規メンバーは「竜宝」です(^^)
ちなみにこの竜宝はあまり市場に流通していないレアな品種となっています。流通していない理由はいくつかありますがブドウの中でも栽培が難しい品種と言われています。
果粒が萎れやすく水分調整が難しいことに加えて収穫時期が短いことも生産者にとって手を出しにくい理由だそうです。特に収穫適期と呼ばれる期間は8月中旬から8月下旬までと極端に短いです。(うちの地域で調べた結果)
追加購入した苗木は1本だけなので収穫適期内に作業できるかは気にしなくて良さそうです。
苗木の植え付け
さっそくブドウの苗木を植え付けていきます。植える場所はあらかじめ決めており、土作りも済んでいましたがこの時期(12月中旬)に植えてもいいのか疑問だったためネットで検索してみました。
検索結果によるとブドウの苗木は真夏を除いて植え付け可能のようですが一般的には11月から2月ごろの冬植えと3月から4月の春植えが多いようです。
今回であれば冬植えの期間に該当していましたので手順に沿って植えていきます。
植え付けた手順は以下の通りです。
※検索して調べた内容をもとに植え付けていますが記事によって書かれている内容が多少違っていたため自分なりに手順を決めました。
まずは水を張ったバケツにブドウの苗を入れました。ここでは根に水分を与えます。
吸水させている間に植え付け場所の調整をしていきます。今回はビニールハウス内に植えることにし、事前に土作りを済ませています。土は排水性を重視し、赤玉土と腐葉土をブレンドした土をベースにしました。
割合的には赤玉土を8・腐葉土を2くらいにして土を作り、元々の土も状態が良さそうだったので全体的に混ぜ込みました。加えてレモンの追肥で余った肥料があったので有機肥料・化成肥料・牛糞堆肥・もみ殻もブレンドしてブドウ栽培の土ができました。
今回は冬植えですので植え付け時は根っこを広げて植えました。
軽く土を被せて土を固め、さらに土を被せていきます。ブドウの接木部分は土に埋めないように注意して植え付け完了です。
ちなみに接木部分にテープが貼っている場合は剥がしておきましょう。
最後にたっぷりと水を与えて終了です。来年に新芽が出てくれることを願います。
ブドウの仕立て
まだまだ先の話になりますが、竜宝の仕立てについて書いていきます。
栽培するのはせとかを栽培しているビニールハウスで来年には番線でブドウ棚を作る予定です。
ブドウ棚に沿って枝を誘引し、ある程度自由に棚仕立てにしていきます。
ブラックビートの栽培では超短梢栽培でうまく果実が実り、管理もしやすかったため竜宝栽培でも取り入れようと思っています。
竜宝栽培が軌道に乗れば同じハウス内にもう1本苗木を追加しようとも考えています。
その前にビニールの張り替え作業が必要ですね(笑)
まとめ
今回より新カテゴリー「ブドウ日記」が始動しました。
ブドウの品種は竜宝で栽培量が少なくブドウの中でも栽培が難しいと言われています。ひとまずは春に無事に芽が出ることを祈りつつ、気負わずに栽培していきます。
来年はブドウ棚に届くように枝を伸ばして2026年の収穫を目指します。
竜宝の栽培記録は定期的に記事にまとめて投稿していきます。投稿した記事はカテゴリー「ブドウ日記」にありますので興味があれば記事を読んでもらえると嬉しいです。
綺麗な状態、スーパーで陳列されているようなブドウの房・粒の大きさを求めなければ初心者でも収穫することは可能です。ともにブドウライフを楽しみましょう。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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