こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「イチジク1本からの収穫量」です。今回対象にするのは2023年に植えたイチジク(品種:桝井ドーフィン)です。苗木を植えて約3年と栽培年数は短いですが2025年はたくさんの果実を収穫して出荷することができました。
当初は少量しか収穫できないだろうと思っていましたが想像以上に収量があったため、イチジク1本からどれくらいの量が収穫できるかを調べてみました。うちの話になりますが結果をまとめましたので今回はイチジクの収穫量をテーマに記事を書いていきます。
早速ですがこちらが2025年11月下旬のイチジクです。

以前に投稿したイチジク記事では単管パイプでイチジク棚を設置して麻紐で枝を誘引していましたが、ほとんど切れていました。誘引した時は細い枝でしたがたった数ヶ月で太い枝になり果実もたくさんついているのが確認できます。
途中で麻紐が切れていることは知っていましたが誘引し直さなくても問題なさそうだったのでそのままほったらかしにしていました。(途中で毛虫が発生していたので枝や葉っぱに触りたくなかったことも理由の一つです)

イチジクの状態を確認してみるとたくさんの果実ができていました。この記事を書いている11月下旬は桝井ドーフィンの収穫時期から外れており、この果実達の大部分は収穫できないと思いますが一応現在ついているイチジクの個数と2025年の販売実績から果実の総量を計算していきます。
ちなみに桝井ドーフィンの一般的な収穫時期は「夏果」と「秋果」に分かれており、家庭菜園では多くの場合、6月下旬~10月ごろが主な収穫期になります。
夏果:6月下旬~7月上旬ごろ、秋果:8月中旬~10月中旬ごろ(地域によっては8月下旬~10月下旬)が目安となります。ただし、住んでいる地域の気温や栽培方法(露地・鉢植え・ハウス)で前後するので、収穫の見極めが必要となります。目安として果実が下向きに垂れる・皮色が緑から赤紫~薄紫に変わる・触るとやわらかく、先端が少し開き蜜がにじむといった「果実の様子」を確認して熟したものから順に収穫すると失敗が少ないです。

2025年の桝井ドーフィンは秋果のみ収穫・販売実績がありました。収穫した記録によると総出荷量は5kgとあり、桝井ドーフィン1個の重さを100gと仮定して約50個の収量となります。
思っていたより少なかったです(笑)イチジクの収穫と販売自体は私ではなく父が行なっていたのですが定期的に収穫作業をしていてそこそこ量もあったと思っていましたが結果だけ見るとそんなものかと思いました。

そしてこちらが11月下旬の桝井ドーフィンですね。果実も色付き食べられるレベルだったので果実を厳選しながら出荷を続けています。収穫適期を1ヶ月ほど過ぎていますが果実は現在進行形でお金に変わっています。
実っている果実をカウントしたところ約80個あり、果実の大きさや色付き具合からみて今後収穫できそうなものは15個くらいかと思います。
出荷実績から約50個と今後の収穫見込みで15個を合わせると3年目の桝井ドーフィンからは約65個の果実が収穫できそうとの結論に至りました。
この量は多いのかもしれないし少ないのかもしれませんが仮にイチジク1個の値段を150円くらいに設定した場合は約1万円になります!果樹栽培3年目で1本の木から1万円の収入があれば十分ではないでしょうか。
ちなみにこの桝井ドーフィンは特に栽培で管理を頑張っているわけではなく、ほったらかしにすることも多いです。それでも果実が収穫できてお金に変わっていることを思うとイチジクは栽培しやすい果樹だと感じます。

部分的に毛虫による食害を受けましたが全体でみると葉っぱも多く元気な状態を維持していますね。
イチジクを食べるのが好きな方は1本植えてみると買うよりも安くつくかもしれないですよ(笑)
私はここ数年で色々な果樹を栽培してきましたが思っていたよりも育てやすいと感じるものがありイチジクもその一つです。
苗木を植えてから定期的に枝を誘引・不要な枝を落とすくらいでほったらかしにしていることも多かったのですが気が付けば横一直線の長さは4mから5mくらいまで伸びていました。
今後の作業予定として冬が来れば剪定作業で不要な枝を落として翌年に備えていきます。
イチジク栽培に変化があれば今後も記事にまとめて投稿していきます。投稿した記事はカテゴリー「無花果日記」にまとめていますので興味があればカテゴリーから記事を選んで読んでみてください。
短い内容でしたが桝井ドーフィン1本の収穫量を調べた話でした。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。


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