こんにちは!管理人のすのうです。
今回のテーマは「無花果(イチジク)日記」です。2023年の春頃にイチジク(品種:桝井ドーフィン)を植え、栽培をスタートしました。今回はイチジク栽培の近況報告を兼ねて記事を投稿していきます。
最初に私の感想ですが、イチジクの苗木を植えて1年半ほどが経過しましたが実際に栽培してみて「病害虫に強く、枝や葉がすぐに伸びて育てやすい」と感じています。
栽培2年目となる2024年はたくさんの果実が実り、11月現在で20個以上収穫できました。個人的にはあまり果実はできないだろうと思っていましたが、次から次へと出てきて驚きました。
一部の果実は小動物?による食害を受けてしまいましたが大部分は無事でした。
ちなみにイチジクの追肥はレモンやポンカンなどの柑橘類と同じ3月6月9月11月の年4回に設定しました。
※ネットにてイチジクの追肥タイミングを調べてみると6月から8月に与える夏肥と9月から10月に与える秋肥が一般的のようです。
夏肥は果実や枝の充実を促進するため窒素・カリウムを含む肥料を与え、秋肥は樹勢回復と翌年の生育を考えて肥料を与えるようです。
今回はレモン同様に有機肥料を多めにして少量の化成肥料を与えました。
ちなみに今年のイチジクの手入れは一文字仕立ての誘引と上方向の誘引くらいでほとんど手抜き管理をしていましたが問題なく生育していました。
イチジクは栽培しやすいと言われているだけあって初心者でも果実の収穫ができました。
こちらは2024年11月現在の桝井ドーフィンです。
主幹を横方向に誘引していき長さは5mくらいになりました。一定間隔で杭を打ってそこに麻紐を使って誘引しています。
高さは約2mでこちらは単管パイプで棚を作り、麻紐を使ってイチジクの枝を引っ張っています。
効率よく枝を配置することで果実の収穫が行いやすく作業性もアップしていると感じます。
イチジクの仕立て方法は種類がありますが一文字仕立ては管理しやすいと感じました。
写真でも分かりますが、イチジクの下は防草シートを敷きました。理由として夏頃にツル系の雑草(アサガオやヤブカラシ)が大量発生してイチジクに巻きついていたため管理の手間軽減策として防草シートを活用することにしました。
緑肥植物を使ったグランドカバー・草生栽培は個人的に好みですが管理しやすさを優先しました。防草シートはそれなりにいい値段がしますが活用すると雑草管理が大幅に楽になります。
さて、イチジクの生育状態を確認していると気になることがありました。
部分的に葉っぱがボロボロで近くには小さな粒状の糞が落ちていました。
近くに幼虫がいたのでネットで調べてみたところ「イチジクヒトリモドキ」の幼虫のようです。幼虫の写真も添付しようかと考えましたが苦手な方も多そうなのでやめておきます。
イチジクヒトリモドキはヤガ科ヒトリモドキ亜科に属する蛾で幼虫はイチジクやイヌビワやオオイタビなどを食害するそうです。幼虫の姿は黒っぽい色で毛が目立ちます。
今回は大発生ではなかったため部分的な食害ですみましたが、大量発生に気づかないままだと葉っぱが壊滅しそうでヒヤッとしました。
薬剤散布による駆除もできますのでたくさんの幼虫を確認したら検討してください。
今回はイチジク栽培の現場報告を記事にまとめました。栽培から1年半程度でも横5m高さ2m以上に成長し、たくさんの果実が実りました。
これから季節は冬になり葉が落ちていき剪定が必要になってきます。イチジクの剪定はある程度は勉強したため迷わずに不要な枝を落とせると思います。
次回は剪定した内容を記事にまとめて投稿しようと思いますのでよければまた記事を読みにきてください。
イチジク栽培の記事は大カテゴリー「下剋上日記」の中にある「無花果日記」にまとめられています。イチジクは手がかからないので記事も少なめです(笑)変化があれば記事を投稿していきます。
下剋上日記とは種苗屋さんから最終セールでも売れ残った苗木をまとめて購入して栽培した内容を投稿しているカテゴリーです。
今回の桝井ドーフィンをはじめ、ブドウやフェイジョアやフィンガーライム・へベス・杜仲の木などメジャーな果樹からマイナーなものまで色々購入して栽培しています。
栽培を通して自分に合うと感じるものは追加購入を検討し、農園の収益に貢献してもらいます(^^)農園果樹部門はまだまだ始まったばかりです。自分好みの農園を作れるよう今後も頑張っていきます。
今回も最後まで読んでいただき感謝です。
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